--以下通過儀礼という名の注意事項--
・主基本遅筆(気分により変動)
・原作未読のため大変オリジナリティ溢れるSSとなっています。原作の世界観を大事にしたい人は回れ右!
・失踪はしないつもり
以上のことを踏まえて生暖かく見守ってくださいにゃ!
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366629475
横寺陽人「ぼ、ぼくのことが・・・?」
筒隠月子「苦手です」
横寺陽人「・・・え?」
それはある夏の日の下校中、後輩である筒隠から受けた突然の告白だった。
横寺陽人「なんで?どうして!?ぼくはこんなに筒隠が好きなのに!」
筒隠月子「その好きって、どういう好きなのですか?」
横寺陽人「それはもちろん、妹としてに決まってるじゃないか!!」
筒隠月子「先輩の、そういうのが苦手です。わたしは先輩の妹じゃないですし、なるつもりもありません。
もうわたしに、妹に接するような態度は改めてください。本当に切実にお願いします」
横寺陽人「えええええええ!?」
筒隠月子「それでは先輩。また明日学校で」
横寺陽人「うん、ぼくって嫌われちゃったのかな・・・ぐすん」
小豆梓『珍しくあなたから電話くれたと思ったら・・・はぁ、期待したこっちが馬鹿みたいじゃない」
横寺陽人「うん?なんか言った?」
小豆梓『べべべ、別ににゃんでもにゃいわよっ!こほんっ、それで?
そんなことをこっちに相談して、あなたは何を求めているのかしら?』
横寺陽人「筒隠と本当の兄妹になるにはどうすればいいか是非助言いただきたく」
小豆梓『無理ね、諦めなさい。そもそもあなたのそういうところが筒隠さんは苦手なんでしょっ!』
横寺陽人「だからっ!そういうところってどういうところなの!?」
小豆梓『そんなの自分で(あっ)、別に教えてあげてもいいけど、ひとつだけ条件があるわ』
横寺陽人「条件?」
小豆梓『こここ今度の休日でで、デートしにゃしゃいよ!』
横寺陽人「うん、わかった!」
小豆梓『ほ、ほんとっ!?約束だからねっ!?』
横寺陽人「あ、うん。それって・・・あっ、切れてる。まぁいっか」
横寺陽人「・・・筒隠とデート、かぁ・・・」
──・・・ピッ。
小豆梓「つ、つい勢いでデートに誘っちゃった・・・こ、今度こそちゃんとしたデートができるようにがんばらなきゃっ」
でもアニメってまだ二話だか三話までしか放送してないよな
内容や設定もほとんど分からないのにそれじゃただキャラの名前だけ借りてる男女SSじゃん
説明不足すまん
漫画は熟読した。原作も今日読み始めた段階っていう中途半端な立ち位置なんだ
だからキャラの一人称と性格程度は把握しているつもり
あと月子は俺のジャスティス
横寺陽人「おはよう!筒隠!」
筒隠月子「おはようございます、先輩」
横寺陽人「昨日のこと、なんだけどさ」
筒隠月子「はい?」
横寺陽人「次の休日、ぼくとデートしてくれない!?」
筒隠月子「え、ちょっと意味が」
横寺陽人「筒隠ともっと(兄妹として)仲良くなりたいんだ!だからそのために必要なことなんだ!」
筒隠月子「あの、先輩・・・」
横寺陽人「だから頼む!一生のお願いだ!」
筒隠月子「(きゅん)まったく、仕方ありませんね」
横寺陽人「そ、それじゃ・・・」
筒隠月子「いいですよ、デート」
横寺陽人「やっ・・・」
筒隠月子「その代わり、二人っきりで、ですよ」
横寺陽人「やだなぁ~、そんなの当たり前じゃないか!」
筒隠月子「(だといいのですが)」
横寺陽人「ん、何か言った?」
筒隠月子「いえ、別に。でわ先輩、今度の休日、約束ですよ?」
横寺陽人「うん、約束!」
横寺陽人「おはよう!小豆梓!」
小豆梓「あの、昨日のことなんだけど・・・」
横寺陽人「わかってる!もうばっちりだから後はぼくに任せといて!」
小豆梓「しょ、しょんにゃに張り切っちゃってば、馬鹿みひゃい」
横寺陽人「大丈夫、しっかりやることはやるから(筒隠とデート)、小豆梓は全てぼくに任せるといい」
小豆梓「すすすすす、全て!?それにやることはやるってどういう!?!?」
横寺陽人「それじゃ、もう授業が始まるから行くよ(シュバッ」
小豆梓「あ、ちょっと待ちなさ・・・もう、足だけは早いんだから」
やる人いたんだな
小豆梓「(ヒクヒクッ)これは・・・どういうことなのかしら?」
筒隠月子「どういうことなのですか?先輩」
横寺陽人「えっと・・・」
ぼくが今どんな状況にいるか簡潔に説明しよう。
ぼくは筒隠とデートに行くはずだった。そして待ち合わせ場所に来たら小豆梓がいた!
あれ?どういうこと?
横寺陽人「(デートしなさいって言うからぼくはてっきり筒隠とデートしろってことなのかと・・・あれ、違った?)ボソボソッ」
小豆梓「(!?)え、と・・・そ、そうよ!だからこっちはなんとも思ってないわよ!
ぜんぜんっ、なーーんとも思ってないんだからっ!!(ぶわっ」
横寺陽人「あれれ!?よくわかんないけどぼくが悪いのかな!?
ご、ごめん小豆梓!だから泣かないで!」
小豆梓「ぐすん・・・知らないわよ、ばかぁ・・・」
筒隠月子「はぁ・・・やっぱりそういうことですか」
横寺陽人「どういうこと?」
筒隠月子「先輩は本当にどうしようもない、にぶちんさんでダメ男でその上変態さんだってことです」
横寺陽人「ぐさっ」
筒隠月子「ふぅ。小豆先輩、一緒に行きませんか?」
小豆梓「え、でも・・・」
筒隠月子「(お願いします。"横寺"先輩について色々とお話したいことがあるので)ボソボソッ」
小豆梓「(!?・・・そう、わかったわ)ボソッ」
小豆梓「し、仕方ないわね!一緒についていくことにしたわ!」
横寺陽人「そ、そう・・・(あれ?ぼくの意思は?)」
むしろ誰もやってないから急にやりたくなってしまったこの俺のHEARTわかってほしい。
まったくssは最高だぜっ!
横寺陽人「遊園地に行こうと思うんだけど、どうかな?」
筒隠月子「遊園地・・・ですか。わたしは構いませんが、小豆先輩はいいですか?」
小豆梓「い、いいわよ。元々あなた達のデートなんだし、こっちが口を挟む余地なんてないわ」
筒隠月子「じー・・・」
小豆梓「な、なによ」
筒隠月子「いえ、別に。そういうわけなので先輩、遊園地に行くです(グイッ」
横寺陽人「うわ、ちょっ!筒隠引っ張らないで!?」
小豆梓「・・・・・・」
テンポよく進みたいせいかところどころハショりすぎてる感が否めない。
というのは言い訳で実は初心者なんだ。
期待さんくす、生暖かく見守ってくれるとありがたい。
まぁ前書きがアレなせいで色々変な奴湧きそうだけど頑張れ
月子「先輩、アレに乗ってみたいです」
横寺「ん・・・・・・?」
筒隠の指先を辿ってみると、そこにはそびえ立つ大きな山・・・から伸びるレール。
ギネス申請すれば登録されるんじゃないかと思われる超大物コースターがそこにあった。
!?
横寺「筒隠って・・・意外とチャレンジャーなんだね」
月子「当然です」
横寺「じゃ、じゃあぼくはここで待ってるから二人で行っておいでよ!」
月子「何寝ぼけたこと言ってやがるですか?先輩も来るです。強制です」
横寺「そ、そんなぁ~」
梓(ぽかーん・・・)
月子「小豆先輩も行くです」
梓「え"!?わたしも!?」
月子「当然です」
梓「やだやだっ!まだ死にたくない~!」
月子「大げさです。行きますよ(ズルズル」
横寺・梓「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」
さんくす、がんばる
指摘があったので名字or名前で進行します
原作を読むと、もっと深みが出ていいかも。
とはいえ、続きを期待しているよ。
仕方がないので私が期待して待っててあげるです
変態王子と笑わない猫 何の日の人
で検索
作者じゃないかと疑われるレベル
あの人は毎日毎日凄かったな
ストーリーの構成は大体出来上がったので明日から投稿していきます。
待っててくれた人ありがとう!
とりあえず今日は少しだけ投稿していくYO!
横寺「し、死ぬかと思った・・・」
梓「こっちも・・・もう無理・・・」
月子「おふたりとも情けないですね。まだ最初じゃないですか。
次はアレに乗るですよ」
横寺&梓「つ・・・次ぃ?」
筒隠がまたもや指先をビッと指し示すので辿ってみると、そこには絶景の滝・・・から流れるマシン。
これまたギネス申請すれば通るんじゃないかと思われる超大型スライダーがそこにはあった。
横寺「・・・筒隠、ぼくはまだこの世にやり残したことがたくさんあるんだ」
梓「結婚、したかったなぁ」
月子「そうですか。では、早く行きましょう」
横寺&梓「まさかのスルー!?」
月子「冗談です。仲良くハモらないでください」
梓「な、仲良く・・・えへへ」
月子「全くほんとに仕方ないです。仕方ないのでゆるいので我慢してあげます」
横寺「ごめんね、ぼくたちが情けないばっかりに」
月子「いえ、でもその前にお昼ごはんにしましょう。腹が減っては戦はできぬ、です」
梓「そうね。こっちもお腹空いちゃった!」
横寺「ぼくもぺこぺこだよ!」
>>25
調べたんだけどわからなかった
貼ってくれると嬉しい
本当に探したのか?
変態王子 今日は何の日 SS でググれば出るはず
そのタイトルでググったけど一覧トップに
変猫原作者が韓国ステマについてってサイトがくる
何がダメなんだろうか?
続き待ってるよ
今回の投稿で最後になります。
梓「す、すごいわね・・・筒隠さん」
月子「なにがですか?」
梓「その身体にそれだけの量、よく収まったわね・・・」
月子「これでも自重したほうです」
梓「( ゚д゚)ポカーン」
横寺「ぼくも初めて見たときはびっくりしたよ~」
どれだけの量かわからない人のために説明させてもらうと、ご飯20合分くらい。
わぁ、すご~い
月子「むむっ、何か失礼なこと思われた気がするです」
横寺「き、気のせいだよ!」
月子「じー・・・」
横寺「つ、筒隠・・・?」
月子「先輩」
横寺「な、なにかな?」
月子「1つお願いしてもいいですか?」
横寺「う、うん?」
月子「・・・・・・っ」
横寺「!?」
ぼくは走っていた。なぜかって?かわいいかわいい月子ちゃんにお願いされたから♪
月子『先輩の走る姿をなぜか観覧車の上から見たくなったので、小豆先輩と観覧車に乗ってる間走り回っていてください』
あれれ?でもこれよく考えたらぼく除けものだよね?でもま、いっか♪月子ちゃんのお願いはお兄ちゃんとして叶えてあげなくちゃ!
月子「いいんです。こうでもしないと二人きりになれないですから」
梓「まぁ、仕方ないわね・・・こほん。それで?あなたは横寺について、何を話したいのかしら?」
月子「小豆先輩は、知ってますよね?」
梓「?」
月子「横寺先輩が、わたしのことを妹にしたいと思ってるってことを」
梓「え、えぇ。横寺から聞いてるわ」
月子「それについてなのですが、にぶちんでどうしようもない変態さんは、まったくわたしの気持ちに気付いてくれないのです」
梓「そうね・・・」
月子「そこでわたしは思ったのです。もうずっと気付いてくれないのなら、いっそ受け入れてしまってもいいのでは?と」
梓「え、それってどういう・・・」
月子「妹としてなら、先輩はずっとわたしといてくれるでしょうか」
梓「あなたは、それでいいの?」
月子「・・・そうですね、すみません。今の話は忘れてください」
梓「まぁ、気になる点がいくつかあったけど、いいわ。忘れてあげる」
月子「ありがとうございます。もう一つお尋ねしたいのですがいいですか?」
梓「いいわよ」
月子「小豆先輩は、横寺先輩のことどう思ってるですか?」
梓「どうって・・・そんなの決まってるじゃない」
適当に遊園地で遊んで、先輩達と別れて・・・気がついたら土蔵の猫蔵の前に立っていました。
そして・・・・・・
END
原作(2巻のはじめあたり)のほうで『みんなで遊園地にいったことさえある』と主人公が発言しているのですが、全く触れてなかったために
自分で書いてしまおうと思った次第です。
以上あとがきでした!
本編二巻に続く、というのがいいね
失踪したかと思ったよ
完結させてくれてありがとう
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