瑞樹「だから、私のことを瑞樹って呼んで!」
P「何言ってるんですか川島さん」
瑞樹「ほら川島さんって呼んだ。私も名前で呼んで欲しいわ」
P「でも大人の方にはやっぱり苗字のほうがいいですよ」
瑞樹「でもP君って結構名前で呼んでる気がするわ...」
ガチャ
あい「おはよう、Pくん」
P「あ、おはようございます、あいさん」
瑞樹「ほら!今名前で呼んだわ!あいちゃんだって大人よっ」
P「あー、なんといいますか、あいさんはまだ若いし...」
瑞樹「年で差別するのね?若さには勝てないのかしら...」
あい「いったいどうしたんだい?」
P「えっと、実はですね」
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あい「フ、なんだそんなことか」
瑞樹「そんなことじゃないわ!私はP君、って呼んでるのに...」
あい「まぁなんだ、名前で呼んであげなよPくん」
P「うーん、なんというか川島さん、の方が呼びやすいんですよね」
瑞樹「名前で呼んでくれないといやよ!いや!!」ジタジタ
P(駄々をこねる28歳...)
あい「彼女はお酒でも飲んでいるのかい...」
P「そんなことはないと思うけど...」
あい「それじゃあ私は仕事にいくよ。頑張ってくれ」
P「うん、いってらっしゃい...」
バタン
P「なんですか川島さん」
瑞樹「もうっ!なんでなのよ」プク
P「28歳が頬を膨らませないでください」
瑞樹「一回くらい呼んでもいいじゃない」
P「というかなんでそこまで名前で呼ばれたいんですか?」
瑞樹「名前で呼び合ったほうが親密な気がするからよ」
P「はぁ、親密って大事ですか」
瑞樹「大事よ!大事な事の一二を争うわ」
P「とは言っても名前にも『さん』をつけてますよ」
瑞樹「そんなことないわ。私より年上の人を呼び捨てしているのを知ってるわよ」
P「そんな人いましたっけ?」
瑞樹「なn「その話はやめましょう」
瑞樹「とにかく、P君はどのくらいの年齢なら名前呼びなの?」
P「まあ川島さんと同世代くらいの人は苗字ですかね」
瑞樹「ほんとにそうかしら...」
ガチャ
P「あ、早苗さんおはようございます」
瑞樹「わからないわ」
瑞樹「なんで『早苗さん』なのよ。私と同い年よ!」
P「いやー、なんかこっちの方が呼びやすくて」
瑞樹「確かに見た目はわかるわ。でも、中身は私と同じよ!
こないだなんてマッサージ受けて『あ”あ”あ”ぁーーー』なんて言ってたわ」
早苗「ちょっ、なんで来ていきなりそんなことばらされなくちゃならないのよ!」
瑞樹「ほかにもスルメ食べたり、あんな服きたり、すごい酒飲みだったり、
あの外見からは想像もできないくらい年増って私は一体なにを言ってるのかしら」
早苗「P君、どういうことか説明してくれる?」
P「実はかくかくしかじかで」
早苗「呼び方、ねぇ...呼びやすさもあるかもね」
瑞樹「それはわかるわ。でも私はP君に『みずき』って呼んで欲しいの。大体ね、こんだけ長い間一緒にいていまだに苗字呼びなんて」
早苗(想像以上にめんどくさいわね...)
P「早苗さん、もう仕事に行っていいですよ」
早苗「ありがと、行ってくるわ」
瑞樹「あ、まだ話は終わってないわ!」
P「まあまあ落ち着いて」
ガチャ
P「あ、おはようございます和久井さん、木場さん」
瑞樹「!」ガタッ
真奈美「おや、川島さんもおはよう」
瑞樹(P君もこの二人には苗字なのね!なんだ、私だけ苗字呼びじゃなくて安心したわ...)
留美「川島さんはどうしたのかしら?」
P「ほっといていいですよ...」
瑞樹「二人も苗字呼び軍の仲間入りよ!P君には苗字で呼ばれるの!」
真奈美「なるほど、Pの呼び方か...P、試しに私を名前で呼んでみないか?」
留美「じゃあ私もお願いするわ」
P「えー、なんですか二人とも...」
P「じゃあ...真奈美さん、留美さん」
瑞樹「わ か ら な い わ」
瑞樹(なんで!?なんでそう簡単に呼んでしまうの?)
留美「ふふっ、新鮮でいいわね」
真奈美「だがまだぎこちないな。これからも名前で呼んでもらおうか」
P「勘弁してくださいよー」
留美「それじゃレッスンに行ってくるわね」
P「お気をつけて」
バタン
瑞樹「......」
P「......」
P「わからないわ」
瑞樹「なんでそこまで呼びたくないのよ...というか最初に呼んでしまえば解決だったじゃない」
P「いやー...その、なんというか気恥ずかしくて...」
瑞樹「なんだ、照れ隠しだったのね。でもそれとこれとは別よ。さ、『みずき』って呼んで!」
P「う...」
瑞樹「...」
P「...み...みずき」
瑞樹「!」
P「さん」
瑞樹「お、惜しいわ...でも今はそれでもいいわよ。ゆっくり親密になっていきましょう」
P「じゃ、仕事頑張ってくださいね、川島さん」
瑞樹「もどってるわよ!」
ガチャ
礼子「おはよう、Pくん」
P「おはようございます、礼子さん」
瑞樹「P君、礼子さんにも名前なのね?私より年上なのに」
P「ええ、まあ...」
瑞樹「じゃあせめて私は『さん』つけないで!『ちゃん』はいいけど」
P「うーん、でもなー。ほら、仕事いきますよ」
瑞樹「『みずき』じゃないといや!いやなのよっ」
P「困ったな...」
P「ほら、仕事行きますよ、...瑞樹」
瑞樹「今!今なんて!?」
P「早く準備してくださいよ」
瑞樹「もう一回!もう一回呼んでっ」
P「仕事頑張ってくださいよ、川島さん」
瑞樹「...なるほど、仕事を頑張れば名前で呼んでくれるということね、わかるわ」
P「もういきますよ」
瑞樹「ええ。アイドルミズキ、頑張るわ!」
バタン
礼子「なんだったのかしら...」
終わり
ほんとはもっと出したい大人の人たちいたけど無理ですた
かわしまさんかわいい
かわしまさんかわいい
もっと続けてもええんやで
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http://i.imgur.com/Noq70JS.jpg
東郷あい(23)
http://i.imgur.com/BdkaHsR.jpg
http://i.imgur.com/vqIrEJ7.jpg
片桐早苗(28)
http://i.imgur.com/OpGoxec.jpg
http://i.imgur.com/UBIP5Rs.jpg
和久井留美(26)
http://i.imgur.com/BdkaHsR.jpg
http://i.imgur.com/vqIrEJ7.jpg
木場真奈美(25)
http://i.imgur.com/FfbkYIt.jpg
http://i.imgur.com/rCJSqPo.jpg
高橋礼子(31)
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http://i.imgur.com/zjXDDEf.jpg
ほんとは麗しき淑女の川島さん貼りたかった
聖來「おはよう、Pさん」
P「おう、おはよう」
瑞樹「おはよう、聖來ちゃん」
P「あ、そうだ、ちょっといいかミズキ」
瑞樹「! 私よね!!なにかしらっ」ガタッ
P「いや、ちがくて」
聖來「どうしたの、いきなり苗字で呼ぶなんて」
P「いや、たまにはこういうのもいいかなって」
聖來「セイラって呼んでって言ったじゃん」
P「ああ、ごめんよ聖來」
瑞樹(私を引っ掛けたのね!もう!しかも呼び捨てじゃない!)
P「あ、そうだミズキ」
瑞樹「...」ピクッ
聖來「なに?」
P「次のLIVEのことなんだが...」
P「ふぅ、仕事終わりっと」
瑞樹「...」
P「瑞樹、飲みに行きます?」
瑞樹「...」
P「おーい、瑞樹?」
瑞樹「...聖來ちゃんはもう帰ったわ」
P「はい、だから『みずき』と」
瑞樹「そ、そんなこと言ったって今日さんざん私を引っ掛けたのは許さないわよ」ニヨニヨ
P「ははは、じゃあ今日は俺が奢るんで」
瑞樹「そう、じゃあ許してあげるわ。さ、行きましょう」
P「あ、それと『みずきさん』でいいですか?敬語なのに呼び捨てって違和感が...」
瑞樹「もうっ仕方ないわね!」
P「それじゃあいつものお店にいきましょうか、瑞樹さん」
瑞樹「ええ、そうね」
瑞樹(いつか...名前で、さんづけも無く呼び合える日が来るといいわね)
蛇足すまんな
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兵藤レナ(27) 名前のみ
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水木聖來(23)
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