とはいえ以前までのモノとだいぶ違う部分もあるので其処はやんわり受け流してください
当スレの注意点
・主人公である男は稀に第四の壁を通り抜けたりします
・原作キャラは出ますが原作通りの性格かと申されますと少し差異はあります
・ネタが古かったり理解できないモノがあれどもお気に為さらずお読み下さい
前スレ:男「おい誰だよ、わざわざ高級ダッチワイフを着払いで送ってきたヤツ…」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1359315464/
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1366705181
男「やっぱストリチナヤはキツかったな 大人しくワインにしときゃ良かった…」
男「んにしても俺以外にも案外飲んでる奴は居るもんなんだな…」
>>2「ローゼンナンテヤルオガイナキャ(ry」「サケダ!サケダ! マァダノムゾ!」
男「あっちのオッサンもよく飲んでるな…」「おっ、路駐してるパトカーに小便掛けたぞ」
ポリ「チョイソコノキミ」
>>2「アァン?ナンデェ、コノヤロ」
ポリ「チョットショマデキテモラオウカ」
男「まっ、そりゃそうなるわな… 俺も飲み過ぎてしょっぴかれないように用心しとくか…」
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゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、}
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男「ただ正直な話、随分と長い間この公園の地べたで眠ってたみたいだからどうにも腰が痛いな…」イテテ・・・
男「何時の間にかダンボール敷いて寝てたから途中で宴会でもしたんだろ『ヘリポート行き』ってのが気になるけど」
男「まぁ寝てるうちに中身ごと財布スラれたりだの燐寸燃やして幸せな家庭を妄想しながら凍死してないだけマシだ」
男「とりあえず頭痛はしてるが酔いは醒めてるみたいだし駐車場まで行くか」「家であいつらも待ってるだろうしな」
男「このまま歩いて公園内で遭難して新聞に載っても困るから其処のベンチで休憩でもするか…」ヨッコイセ
ヨース・ド・メイで検索して画像を見るとすぐに出てきますので宜しければ其方もどうぞ
ただ今のところは少し休憩中なのでご質問等御座いましたらお気軽に仰ってください
ちなみにその人形劇の部分を最初に入れようと思いついたのが6まで書いてからだったから少し残念でもある
男「既に2~3kmは歩いたんじゃないのか? N3-B着てたから軽く汗掻いたぞ…」
男「ちょっと喉が渇いたな、あそこの砂場近くにある自販機で水でも買うか」
男「ん?なんかあのベンチ辺りでおっさんがガキに何かやってるみたいだな」
「紙芝居だとして黄金バットか月光仮面か何かか?」
―――
――
―
少年「うん、すごいね」「まるで生きてるみたいだった」
???「生きている人形も混じっているからね よぉく見ていてごらん」
???「さ、それじゃあ今からようやく第二幕のはじまりだ…」
―
――
―――
男「流石に真紅も鞄の中で寝てて起きてこないだろうし少し台所でほうじ茶でも飲むかね」
男「にしても昨日は水銀燈が来て軽く質問したりしてたがその後どうしてたんだっけかな」
???「貴方がロシア民謡を聴きながら勝手に眠りだしただけでしょぉ?」
男「誰だ」チャキッ!
???「やぁねぇ… そんな物騒な玩具、危ないんだから早くしまいなさいよ…」スゥ・・・
男「なんだお前、まだ帰ってなかったのか? それはそうとこのUZIピストルはそこまで物騒な代物じゃないぞ」
「確かにストックを外したままフルオートで撃てば自分の頭を撃ち抜く危険はあるがコレは普通の拳銃だ」
男「装弾数は32発あるが半自動でしか撃てないし其処まで精密な物でないから取り扱いは比較的楽なもんだ」
水銀燈「誰がソレのレビューをしろと言ったのよ…」「私が言いたいのは銃口を外しなさいという事だけよ?」
男「あぁそういうことならすまなかった、レディに銃口を向けるのは紳士がやることじゃないしな」ヒョイッ、ゴソゴソ
男「で、此方からも改めて問わせてもらうがどうして未だこの家にいるんだ?」
水銀燈「蒸留酒の瓶を抱いたまま夢の中でまで飲んだ暮れてた貴方に言われたくないわよ…」
水銀燈「それと私にはマスターなんて居ないわよ、貴方だって未だ真紅と契約をしてないんだから聞くだけ野暮ってもんでしょ?」
男「いや、俺はただ指輪に口付けをするのが汚らしくて嫌なだけだ」「だって以前に誰が口付けしたかも分からんのにンなもん嫌だろ」
男「まぁアレはダンボールでワンクッションやってたからな、ちゃんと防寒着も着て靴も履いてたし」
水銀燈「あっそ、もういいわぁ… 貴方みたいなのと話しているとコッチが先に疲れるし…」
水銀燈「それじゃ私はもう帰るから…」 男「ん?茶は飲んでかないのか?」
水銀燈「要らないわよ、そんな苦そうなの… 不味いのは病院食だけで十分よ…」
男「う~ん… 唯一暇潰しできそうな相手もさっき厭きれて帰っちまったし、ホントにどうするか…」ズズッ
男「ふぅ、やっぱ久々に飲むほうじ茶は程々に苦いってか渋くて旨いもんだな」「ただ茶菓子が恋しい」
男「そういや台所に置いてたレーションの中にパウンドケーキが入ってるやつが在ったっけ?それ食うか」
男「ん~…」ガサゴソ 「コレはチーズ・トーテリーニだから違うしコッチはメキシカンライスだし…」ガサゴソ
男「あれおっかしいな… もうとっくに食っちまってたのか…?」「いや、でもあと幾らかはある筈だろ?」
男「駄目だ、ベジタブルクラッカーとレーズンナッツミックスしかない」
男「昨日まではあった筈なのに誰だよ… 俺の兵糧食った馬鹿は…」ズズッ・・・
=その頃、屋外では=
???「ふぅ、とりあえず今夜という今夜は久し振りに御馳走だったのかしら…」
???「この家の窓から水銀燈が出てきたときは驚いて思わず木陰に隠れちゃったけど発見されなくて何よりだったわ」
???「その後に警戒しながら裏口からこっそりと忍び込んだのだけど本当に何事も無くて良かった…」
???「まぁその分、潜入中に台所で見つけたこのMREは危険を冒してまで手に入れた価値があったというモノよ」
???「正直なところお腹が空き過ぎて味は良く分からなかったけどとても美味しかったわ…」
男「深夜だし隣近所にも迷惑が掛からんよう音量小さめで…」ピピッ
【コンポ】http://www.youtube.com/watch?v=ck_BUUQODaQ
男「それにしてもさっきはヘンな夢を見たもんだ、何で公園にマグリットのアレが居たのか…」
男「まぁ明晰夢で白い人形を見たりなんてのは昔からよくあったから今更何てことないけどな」
男「……」
男「やっぱこの歌は暗くて草木も眠る丑三つ時の雰囲気に合いすぎて怖いな… ヘンコウシヨ・・・」ピッ
【コンポ】http://www.youtube.com/watch?v=07uUSEPeP4A
あれからまた一体どれだけの時間、俺は眠っていたのだろう…
今度はブラッディ・マリーを一杯やったんだっけ?いや、ジンだったか?
いやいやトマトは無かったし、ウィスキーも空っぽの硝子しかない筈だ…
となると俺が飲んだ酒はどれだ?ラム酒はこないだ空けちまったし…
「……たしは…」 「……ぁれ……」
おいおい、俺しっかりしろよ カラシニコフヴォッカは金庫の中だろ?
んじゃまさかまさかのバルチカか?一昨日に職場で飲んだっきりだぞ…
「…あな……」 「………だれ…」
まさかクワス如きで眠りについてるわけじゃねぇよなぁ?あれ度数低いし…
ビルクでもないな、ありゃ去年の同窓会で梅岡と飲んだ酒だ コッチには無い
ん~?じゃあ一体全体どの酒なんだよ? 思い当たるとこ皆無じゃねぇか?
男「…って、ん!? 俺はなんで何時の間に薔薇園なんかに居るんだ?何処だココ?」
???「あれ?」「そこの君は… なんでこんな所に居るんだい…?」
男「む?その妙に少年っぽいようでぽくない感じの声とその姿はまさか… 尿結石か?」
???「にょっ…///」「ちっ…、違うよ! ボクの名前は蒼星石だって!!」
男「あぁ何だそうか蒼星石か… どうしたんだお前?何か顔赤いぞ?」
蒼星石「君がおかしな間違いをしたからだよ……」
男「それは素直に謝っとくよスマン、悪気は4~50%ぐらいあった 残りはプライスレスだ」
蒼星石「マスターからも聞いていたけど君はホントに意地悪なんだね…」
男「そりゃあ口調だけの量産型僕っ娘なら業者で慣れてるが生まれつきで生粋の僕っ娘は希少だからな」
男「ともかくそう帽子で顔を隠すな」「頭隠して尻隠さずだと某金髪みたく遠方から狙撃されるぞ?」
蒼星石「その忠告が何のことかボクには分からないけどニヤニヤしてる人の言うことなんて信用できないよ」
蒼星石「ココへ入るにはボクか翠星石の力で夢の扉を潜らなくちゃならない筈なんだけど…」
男「夢の扉?いや、そんな特別な事はしてないし普通に気が付けばココに居ただけだぞ?」
蒼星石「え?気が付いた時にはココに居たの?」
蒼星石「おかしいな… でも、現に君はココに居るし…」「ねぇ、ココに来る前は何をしてたの?」
男「…来る前はって言われても音楽聴きながら台所で茶を飲んでただけだぞ?」タブントチュウデネタンダロウガ
蒼星石「本当にそれだけなのかい?もっと他にも思い当たりそうな事とかがあれば教えてほしいんだ」
男「んー…、つっても明晰夢なんざホントに日常茶飯事だからなぁ…」
男「特に思い当たりそうな部分もないし… まぁしいて言うなら視界の隅に白い布が見えたぐらいか?」
蒼星石「白い… 布…?」
男「考えごとの真っ最中だったからはっきりそうだったかは分からんが」
蒼星石「いや、大丈夫だよ」「それより君は帰ろうと思わないのかい?」
男「こんなもん普通に待ってりゃ覚めるだろ?」
蒼星石「残念だけどこの世界に余り長く居ると現実の方の君は植物状態になってしまうんだよ?」
男「はい?」
男「植物人間?いきなり何を言ってるんだお前は? たかが夢程度で何を…」
蒼星石「いや、コレは事実なんだ」「ただの人間である君ではこの世界にあまり居すぎると好くない」
蒼星石「それにボクのマスターもココにはあまり長居されたく筈だ、ココは彼女の記憶の園だからね」
男「何の事かはよく解らんが要するに今居るこの世界は業者の頭の中ってことなのか?」
蒼星石「より正確に言うのならココはマスターの夢の中だ 土足で立ち入ってはならない場所なのさ」
男「ふむ、そうか関係者以外立ち入り禁止ならそりゃ仕方ないな…」
男「だがどうやって退席すればいいんだ?」「普通に頬を抓る程度じゃ無理なんだろ?」
蒼星石「大丈夫だよ、帰りはボクが導いてあげるから」
蒼星石「さぁボクの手を繋いで…」「この世界での飛び方は解るね?」
蒼星石「それじゃ行こうか、君を待つ人と君の戻るべき場所へ…」
男「何の事かはよく解らんが要するに今居るこの世界は業者の夢の中ってことなのか?」
蒼星石「より正確に言うのならココはマスターの頭の中だ 土足で立ち入ってはならない場所なのさ」
とりあえず今はココまで、質問や疑問等御座いますればお気軽にどうぞ
少し食事をしてから気分転換に散歩へ行ってこようと思います
真紅「……」
男「」zZZ
真紅「……」
男「」zZZ
真紅「……」ツエヲチカヅケ
男「」zZZ
真紅「……」ヨコバラヲ・・・
男「掛かったなアホが!(ハンドガットⅸ-1を起き上がり様に撃つ」ガバッ、ポヒュウッ!
真紅「同じ手は二度も食らわないわ!」カイヒ
男「だがまだ甘いっ!(もう片方の手でジョルトEX-1を腰打めに撃つ」カチャッ、ポヒュウッ!
真紅「!?」ビスッ バタ・・・
男「ふぅ、まさか夢の中から戻って早々に寝起きドッキリとはな」
「懐に偶然2つ在ったから良かったけど無ければやられてたぞ」
男「とはいえ夜は明けてるみたいだし、朝のトレーニングとしては最適か」
真紅「」キュー
男「さて、この気持ち良さそうにのびてる喧し屋のMädelの為にも食事を用意してやるかね」
男「つっても給料日前で大して食材を買ってないからマウルタッシェしか作れそうにないな…」
男「あとは自分の為のアメリカン・レモネードと真紅用にラトゥナプラでチャイでも淹れておくか」
男「おい、とっとと起きろパンモロドール 早く起きないと紅茶が冷めるぞ」バシバシ
真紅「」マダノビテル
男「お前も朝っぱらからカールマイヤーと般若心経聴きながら食う朝食なんて嫌だろ?」バシバシ
真紅「」
男「はぁ… 何が哀しくて朝っぱら人形の側頭部なんぞ叩かにゃならんのだ…」
男「仕方がない、狸寝入り決め込んで起きないのなら昼に業者の家でオレオ食う予定もキャンセルだな」
真紅「なんでそんな重要な事をもっと早く言わないの」ガバッ
男「ようやく起きたか」「ったく、ホント人形の癖に食い意地だけは一丁前だなおい」
真紅「召使いの癖によくそう偉そうな口を訊けるわね まったく、親の顔が見てみたいものだわ…」ヤレヤレ
男「それはコッチの台詞だ、螺旋巻いたら妙な契約持ちかけて勝手に人を召使い呼ばわりとかお前の製作者に蹴り入れたいわ」
男「それにしても職場から着信2件って何か問題でもあったのかな?」トゥルルルル
???「もしもし、何方でしょうか」
男「あっ、お忙しいとこすいません白崎さん」「俺です、男です」
白崎「あぁなんだ男くんか どうしたのそんな畏まって?今日は定休日な筈だよ?」
男「いや何か店の電話から俺の携帯に2件も無言電話が入ってましたんで何かあったのかと…」
白崎「えっ?無言電話?」「あぁなるほどね、それは多分だけど槐からだよ」
白崎「僕はさっきまで彼に頼まれて買い物に行ってたから店に居なかったしさ」
男「え?槐さんってあの… いつも工房の奥でMI6のQみたいに人形弄ってる人ですよね?」
白崎「うん、その通りだよ でも彼は僕の友人でもあり職人でもあるから彼が居ないとウチは成り立たないんだ」
白崎「それは僕にも分からないね、まぁ考えられる事と言えば余程君に見せたい物があったか」
白崎「それとも君が当店にやってきてそろそろ半年ぐらい経つから歓迎会でもやろうと思ったんじゃないかな?」
男「歓迎会、ですか?」「普通単なる小間使い程度の人間相手にそんなわざわざやりますかね?」
白崎「さぁ分からないよ?偶に人を雇ってもだいたいの人が彼と気が合わなくて数日でバックレちゃうからね」
男「へー」「んじゃ俺は今のとこドールハウス槐に一番長いこと勤めてる事になるんですね…」
白崎「とは言っても店主である僕と職人である槐を除けば… って感じかな」
???「……さき…」
白崎「まぁ彼も偶には工房や店内で人形に語りかけたり僕と話す以外にも他の人と話したいんじゃない?」
???「……ろさき…」
白崎「とりあえず本当にそうなのかは知らないけど後で僕からも聞いといてあげるよ」
???「……しろさき…」
白崎「あっ、でもアレだよ?」「槐って案外飲むとガンガン喋るからね 気を付けておいたほうが…」
???「……おい屑!」
男「ぅわっ」ビクッ!
白崎「あ、ごめんごめん… 噂をすれば何とやら… 槐に怒られちゃった…」
白崎「とにかくまた後で掛け直すから、ごめんねー」アッ、チョッ!オネガイダカラヒッパラナイデ・・・
男「あ、え… はい、それじゃあ…」プツッ、ツーッツーッツーッ
男「呟きから一瞬でめちゃでかい声で怒鳴られてたけど白崎さん大丈夫かな…」
さて、本日はここまで ようやく前作で出せなかった槐を出せた…
個人的にはローゼンメイデンの登場人物中で最も好きな部類のキャラクターなので嬉しいです
アニメの設定資料集でも表情が少なかったり少し悪役っぽく描かれてたりであれなんですけど
どうみても悪役っていう感じじゃなく普通にそこらへんに居そうだからそれでなのかもしれません
彼のドールに対する愛情とか情熱とかはもう言葉で言い表せないぐらいでしょう、在り来たりな表現ですいません
自分は書き溜めとかそういうのをまったくしないタイプですので常にアドリブなんですけれども
個人的に二次創作とは本来そういうものであると思っているのでまぁごゆるりと見てやって下さい
あと原作も巻いた方は7冊読みましたがバース版は未読でアニメ1期2期共に一度も見ておりません
現在絶賛連載中な巻いてない方に至っては恥ずかしながら未だ3冊までしか読んでません
とりあえずそれではもう今日も遅いのでまた金曜日の午後かその辺りにお会いしましょう、ではДо встречи。
男「いやちょっと仕事場で問題があったらしいからその件で上司から連絡があっただけだ」
真紅「あらそぅ… そういえば、まだ男の職業を聞いていなかったけれど貴方は普段何処で何をしているの?」
男「駅の近くにある小さな店でちょっとしたレジ打ちのバイトをしてるだけだ 特に面白くとも何ともないぞ」
男「ところであともう10分ぐらいしたら職場まで出掛けなきゃならんから家での留守番は頼むからな」
=ドールハウス槐:正面入口=
男「とりあえずダットサン14型は目立ち過ぎるからクインロケット200Rでココまで着た訳なんだが」
男「店の引き戸にもばっちり『定休日』って書いてあるんだけどコレ、何処から入ればいいんだろうな…」
「まさかバイクで窓ガラス突き破りながら入るわけにもいかんし… 呼び鈴でも鳴らせばいいのか?」
男「ま、とりあえず押してみなきゃ始まらんだろ、ポチッとな」 σ Σ日 カチッ、ピーンポーン♪
『ア、ハーイ! イマイキマスンデシバシオマチヲー!』 ガチャッ!
白崎「なんだ男くんか てっきりまた宅急便か何かかと思っちゃって慌てたよ」
男「あ、入口前にバイク止めさせてもらってますんで邪魔なら退けますけど…」
白崎「大丈夫、ちょうど良い場所に置いてあるから看板代わりにもなって道行く人の注目度も稼げるし問題ないよ」マァハイッテ
男「まぁ確かに古いやつですから店の雰囲気にも合ってそうっちゃそうでまぁ、それなら良いんですけど…」スイマセン、オジャマシマス
とりあえず中途半端ですが今日(自分の中では未だ土曜日)はココまで、多分続きは明日です。
男「生憎ですけど俺は椅子に座ってるのより立ってる方が楽なのでお気持ちだけ貰っておきます」
白崎「いや大丈夫」「そう言えば君は店番のときも基本的に座らないタイプだったね忘れてたよ」
白崎「じゃあ僕が今から槐を呼び出してくるまでゆったり店内の見物でもしておくといい」
「また新しい人形が増えてるかもしれないからね、商品のチェックは大切な要素の1つだ」
白崎「それじゃ、今度こそ行ってくるよ また怒られちゃうかもしれないからね」ハハッ
男 (電話のときもあんな感じでやってて怒られてたのに、大丈夫なんだろうか?)(少し心配だなぁ…)
男「まぁいいか、俺は客人という扱いだからな あまり2人の事情に踏み込んでも悪いだろう」
男「とりあえず店内の様子を見て回りながら陳列展示された商品の位置を記憶しておくか」
男「しかしこの店に来て以来、毎回思ってた事があるんだがこの黒くてでかい人形って誰が買うんだ?」
男「以前に白崎さんがこの人形の事を『黒曜石』とか言ってたからコイツにも真紅みたく厨二っぽい名前が付いてるらしいんだが」
男「ローゼンメイデンといいし、槐さんの作品といいし、こういった作品には厨二病風な名称を付けるのが決まりなんだろうか?」
男「まぁコイツはパッと見ただけでも120cmそこそこはありそうだから実際は販売しない展示目的の作品なんだろうがどうもなぁ…」
男「しかしローゼンメイデンといい、槐さんの作品といい、こういった作品には何か厨二病的な名称を付けなくてはならない決まりがあるんだろうか?」
に変更して呼んで下さい すいません、毎度ながらどうでもいい部分で気にするタイプですので…
男「しかしこういう感じで途中から俺は一体何をしてたのか分からなくなってくるような雰囲気も偶には悪くないな」
男「なんで俺さっきから白崎さんの店でずっと人形見てるの?って気分だけどまぁ正直そんなもん物凄くどうでもよく感じるな」
男「まぁ単に作者が前回焦りすぎた分、今回リラックスしてたら物の見事にSS書いてたこと忘れてただけだから仕方ないな」
「毎度後から思うんだが『今度こそはちゃんと書き上げますので』とか宣言しない方がいいと思う」「まぁVIP規制中だから向こうにも書けないんだけどな」
手榴弾の安全ピンやM1ガランドのクリップ並みにそれが頻発すればいいんだけど難しいな…
とりあえず暫くは延期です、このままエタる可能性もありますが
そうなった時には自分には不向きだったのだと以降創作は諦めます
男「あと時折小さく女の子の声が聴こえる気もするし白崎さんの娘でも居るのかね」
男「基本的に女性には優しく語り掛けるけど興味を示さないしその線は微妙か…」
「でも偶にお嬢様っぽい人が来ると凄く嬉しそうな顔するしどうなんだ…?」
白崎「男くん、何か考え事をしている様だけど他人の私情を勝手に憶測で考えないでくれるかな?」
男「って、白崎さん!?何時の間に後ろに居たんですか!?」
白崎「いや どうもくしゃみが酷いから誰か僕の噂でもしてるのかと思って」「そしたら案の定だったけど」
男「勝手に失礼な事を考えながら口に出してしまって本当に申し訳御座いませんでした…」
白崎「まぁ反省しているようなら怒らないし、今はこんな事で喧嘩をしてる場合じゃないだろ?」
白崎「それにちょっとばかり準備に手間取って遅れたから僕も君に謝らなくちゃならない ごめん」
白崎「まぁそれはさておき今日君に来てもらったのには特別な理由があるんだ」
白崎「もしかしたら君も本か何かで一度は耳にした事があるかもしれないんだけど…」
「ローゼンメイデンって、知ってるかな?」
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