亜美「あ゙ぁ゙ぁぁ鼻水がどまらない・・・」
亜美「最近春なのに寒かったからかなぁー・・・」
亜美「いつもならこの時間事務所なのに・・・」
亜美「ゔうぅぅぅ・・・ヒマだ・・・」
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亜美「どーもこーもないよ! ヒマすぎて死んじゃうよ!」
真美「しかたないじゃん、カゼひいてるんだしさ。我慢しなよー」
亜美「ムリ! もうがまんできないよ! というよりなんで真美も休んでんのさー!」
真美「だってちかたないじゃん。今日ママもパパもいないんだし。真美がカンチョーしてあげなきゃ」
亜美「それを言うならカンビョーっしょー!!」
亜美「全然面白くないよ! こっちはこの一分一秒をヒマとたたかってんだかんね!」
真美「んっふっふ~! 戦闘入る前にちゃんとセーブはしたかね?」
亜美「してないよ!! リスポーンしたくないよ!! あーもー治った!! 今治った!!」ガバッ
真美「おおっと、今はまだ寝ていたまえお嬢さん。今動いたら傷口がひらいちまうぜ」
亜美「はなせー!!」ジタバタ
亜美「はぁ・・・はぁ・・・/// まみぃもうむりぃ・・・///」グッタリ
真美「どうしてこうなった」
真美「動きすぎたね。カゼなんだからおとなしくしてなきゃだめだよ」
亜美「だってぇ・・・真美がぁ・・・」
真美「顔真っ赤だよ? 熱でてきたんじゃない?」
亜美「でてないよぅ・・・亜美はケンコーなんだかんね・・・」
亜美「ううぅ・・・またあのヒマ地獄に戻るのかぁ・・・」
真美「我慢してよー。真美がなんかつくったげるからさ」
亜美「あー、亜美もやるー」
真美「動いちゃだめだよー! 亜美は寝てなきゃだめだかんね!」
ガチャ
亜美「・・・。」
亜美「あーヒマだ」
亜美「なんか気がまぎれるものないかなー・・・」
亜美「・・・。」
亜美「あの木目をたどってくと、そこにくるのかぁ・・・」
亜美「あー、あの木目はサンダルみたいー・・・」
たまに怖いけど
亜美「はるるんがはじっこで、千早お姉ちゃんがその隣で」
亜美「その隣がやよいっちで、その隣がお姫ちんで・・・」
亜美「じゃーけっかはっぴょー」
亜美「はるるんはー・・・えーっと・・・」
亜美「・・・。」ジィー
亜美「・・・・・・結果考えるの忘れてたや」
亜美「じゃーはるるんは大凶ーわーおでめとー」
亜美「つぎーやよいっちー・・・あり?千早お姉ちゃんだったっけ?」
亜美「・・・むなしいからやーめた」
亜美「・・・あ、あんなところにぷれぃすてぇいしょんぽぉたぼーが」
亜美「・・・。」キョロキョロ
亜美「まーさっきよりかは辛くないし? 熱くもないし?」
亜美「それにちょっとぐらいならやっても・・・。あ、そーそー! 体を強くするってことでー」
亜美「うんそーだよねー! 寝てるだけじゃ体が強くなんないかんねー!」
亜美「ってことでスイッチオン!」
亜美「んっふっふ~♪ なんでもっと早くから気付かなかったんだろう!」
亜美「カゼをひいてヒマならゲームをやればいいじゃない!」
亜美「ぐっふっふ、自分の才能が怖すぎるぞぉ!」
<亜美ーはいるよー
!? バババッ
真美「あとちょっとでできるかんねー・・・ってなんでそんな変な位置で寝てるの?」
亜美「いっいやー! なんかここ冷たくてきもちーなーってね! あははは!」
真美「・・・亜美、なんか隠してない?」
亜美「かっ・・・隠してるわけないっしょー! ほらほら! 早くもってきてよー! 余は飯を処望じゃ!」
真美「ふーん・・・? じゃあいそいでつくるよー・・・」
亜美「それじゃ! 続き続き!」バッ
ガチャ
真美「おかゆ梅干しいれるー?・・・・・・って」
亜美「あ・・・・・・」
真美「なんでゲームやってるの・・・?」
亜美「・・・・・・・・・真美さんもやるかい?」
亜美「もー! 少しぐらい、いいでしょー!! きびしすぎるよー!!」
ガチャ
真美「亜美うるさい!! 静かに寝ててって言ったでしょー!!」
亜美「だってヒマなんだよー!! なんでゲームだめなのさ!!」
真美「おとなしく横になってなきゃ治んないよ! ゲームなんてロンガイだよ!」
亜美「いやだー!! ヒマだよー!! なんで亜美ばっかしなんだよー!! げぇぇっぇぇむ!!」
―――5分後
亜美「げぇぇむ・・・げぇ・・・げほっげほっ・・・」グッタリ
真美「げーむげーむ叫んでるからだよ。はいおかゆ」
亜美「あんまり食欲ない・・・」
真美「もー! さっき早く持ってきてって言ってたじゃん!」
亜美「いや本当に・・・ちょっと気持ち悪い・・・」
真美「仮病はいいからさっさと食べてよー! ほらっ!」ガッ
亜美「むぅ!?」
真美「はい噛んで! よく噛んで! さらに噛んで! おいしいっしょ!?」
亜美「むぐむぐ・・・あんまりおいしくない・・・」
亜美「んー・・・ちょっと眠いかも・・・」
亜美「薬も飲んだし・・・ちょっとひと眠り・・・」
亜美「・・・。」
・・・・・・・・・。
・・・キィィィィィィン・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・・・・キィィィィィィィィィィィィィィン・・・。
・・・キィィィウゥゥゥゥゥン・・・。
・・・・・・ゴォォォォォォゥゥゥ・・・。
亜美「うわぁぁっぁ!!! 耳鳴りがうるさぁぁぁい!!!」
亜美「はぁ・・・はぁ・・・」ゼェゼェ
亜美「聞こえなくなったからもう一回・・・」
・・・キィィィィン・・・・・・。
亜美「うぅぅ・・・聞こえない聞こえない何も聞こえない・・・」
亜美「大丈夫・・・大丈夫・・・」
・・・ウゥゥゥゥゥンキィィィィ・・・・・・。
亜美「・・・。」
・・・キィィィィン・・・・・・。
・・・・・・。
・・・ゴォォォォォ・・・・・・。
ゴォォォォォォォォォ・・・ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオォォォォォ!!!
亜美「うあぁぁぁぁぁ!!」
亜美「まみぃぃぃ! 寝れないよぉ! みみがごぉぉぉって! うわぁぁぁん!!」
真美「うわっなんで泣いてるの!? どうしたの!?」
亜美「ううぅぅぐすっ・・・寝れない・・・ごぉぉって・・・」
真美「よしよし! 手握っててあげるから! はいもう大丈夫!」
亜美「まみぃぃ・・・」
―――20秒後
亜美「」zzz
真美「はっ・・・早い・・・」
亜美「・・・あれっ・・・寝てたんだ・・・」
亜美「真美ー・・・はいないか」
亜美「あれ? 紙が置いてある」
ママンから頼まれたから買い物言ってくるよん
PS 愛の値段はプライスレス・・・
亜美「・・・・・・寒っ」
亜美「とはいってもヒマだなぁ・・・なんかないかなー」
亜美「ん?」
TVドーン
亜美「おお! そうだよぅ! テレビでなんかみればいいんじゃん!」
亜美「さっそくぽちっとな!」
アンタァ・・・ ヤメロチカズクナ!
オフクロサンガ・・・ スミマセンデシタ・・・
亜美「つまんない・・・」
亜美「なんでこの時間のテレビってつまんないのかなー・・・」
亜美「もっとこう・・・楽しくなるようなのないかなー・・・」
DVD! DVD!
亜美「おぉ!」
亜美「なんか面白いのないかなー」ゴソゴソ
亜美「これはー・・・みたことある・・・。これはー・・・つまんない・・・」
亜美「お?」
Billy's Boot Camp
ビリーバンド付き 7日間プログラム
亜美「・・・。」
亜美「はぁ・・・はぁ・・・んっふっふ~! 寝てばっかりだったからね!」
<オイコメ! コノコブタメ!
亜美「はぁ・・・はぁ・・・あと少し・・・!」
<ソンナモンカ! アトスコシダ!ガンバレ!
亜美「ううぅ、ワン・・・トゥー・・・スリー・・・!」
<ヨクガンバッタ! デハサイゴニテヲツナイデ
亜美「ヴィクトリィィィ!!」バッ
風邪ひくと耳鳴りうるさいんだよね…イラッとするし
真美「んっふっふ~! 真美様がよく効くお薬買ってきたよ~ん!」
真美「亜美はおとなしくしてたかな~ん?」ガチャ
亜美「」死んー
真美「うわぁぁぁっぁ!? 亜美ぃぃぃぃぃ!!」
亜美「うぅ・・・めのまえが・・・まっくらに・・・」グッタリ
真美「亜美! しっかりしてよ! なにがあったの!?」
亜美「まみぃ・・・あみのかわりに・・・つづきを・・・」
真美「なに!? 続き!? 何の続き!?」
<アシタハ4カメダ! サボルンジャネーゾ!
亜美「隊長・・・ゔぃくとりぃ・・・」
真美「・・・。」
真美「仕方なくないよ!! バカじゃないの!? なに病人がビリーズブートキャンプやってんのさー!」
亜美「だって・・・一日中寝てるんだもん。ちょっとは動きたいよ」
真美「もー! 亜美は口ごたえ禁止!! 布団から出ちゃいけないの刑!!」
亜美「えー・・・」
亜美「うーなんで亜美だけまたお粥なのさー・・・」
真美「それこそ仕方ないじゃん。そんなことより、体調はどうなの?」
亜美「隊長・・・厳しいけれど、愛のあるお方だった・・・」
真美「ビリーの方じゃなくて!! 体の調子!」
亜美「うーん、ご飯食べてからなんか暑いかな」
亜美「うぇ!? なんで!?」
真美「だってうつったら困るっしょ? パパもそうしろって言ってるし」
亜美「そんな・・・バカな・・・」
亜美「目が回る・・・目の奥がじんじんする・・・」
亜美「なんか急に悪くなってきた気がする・・・」
亜美「ビリーのせい・・・? そんなことは・・・」
亜美「うぅぅ・・・のど乾いた・・・お茶・・・」グビグビ
亜美「・・・・・・おしっこしたい・・・」
亜美「トイレまで行くのめんどくさいなぁ・・・」
亜美「でも、漏らすのも・・・」
亜美「うーん・・・体が重い・・・」ヨロヨロ
ガチャ
亜美「あれ・・・?」
<うわっ!びっくりした・・・。亜美?
亜美「真美?」
真美「はい、いいよ。大丈夫?」
亜美「うう・・・あんまり大丈夫じゃない・・・」ヨロヨロ
バタン
真美「・・・。」
ガチャ
亜美「ふぅ・・・またあの長い道のりを・・・あれ?」
真美「んっふっふ~! 今夜は特別に真美が亜美のアッシー君になってあげよう!」
亜美「うん大丈夫・・・。・・・ありがとう」
真美「どういたまして。寝れる?」
亜美「全然」
真美「そう。じゃあ寝れるまでここにいたげるね!」
亜美「うん・・・」
――――
チュンチュンピヨッ
亜美「・・・・・・ん」
亜美「・・・・・・あさ・・・」
亜美「よく寝れた・・・のかな?」
亜美「あれ?」
真美「」zzz
真美「うーん・・・・・・あれ?」
亜美「なんでここで寝てるの?」
真美「亜美? あ、そんまま寝ちゃったんだきっと」
真美「そんなことより亜美! 治った!?」
亜美「うん。割と。体軽いし」
真美「おぉー! それはよかった! これでへっくしょい!!! 今日は一緒にズズズッ事務所にあーのど痛い」
亜美「・・・。」
真美「結局うつされてしまうとは・・・双海亜美、恐ろしい子・・・!」
真美「うぅぅ・・・ヒマだ・・・なんかないのか・・・」
真美「! そうだ! ゲーム!」
ガチャ
亜美「おおっと、ゲームはもう回収させてもらったぜ」
亜美「ふっ・・・。『大事な大事なお姉ちゃんのお世話してあげたいのっ!』って言ったらイチコロだったぜ・・・」
亜美「さぁ真美覚悟! 今日はこの亜美がみっちりとカンチョーしてあげるかんねー!」
真美「カンチョー!? それを言うならカンビョーじゃ・・・ってその手に持っているのは! やっやめろ!近づくな!」
アッー!
終わり
風邪ひいたときってやたら動きたくなったよね。少年少女時代は
風邪引くと無性に何かしたくなるんだよね
なんでだろうな?今なら一日中寝てたいくらいなのに子供ってすごいと思う
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