結末はあなたの選択、そしてコンマによる運で決められます。
最終目標はストーリーの展開で変わります。デッドエンドも当然あり得ますが、一応できうる限りキリのいいところまではやるつもりです。
なお、スレ主は主にスマホから打つため、進行が遅くなりがち&まとまった投下がしにくい点ご容赦ください。
>>2以下、基本的なルール説明とキャラ設定、現状説明になります。
コンマは二桁で判定します。数字が小さいほど悪く、大きいほどいいものとします。
また、ゾロ目発生時には特殊イベントが発生します。数字が小さいほど不運なイベント、大きいほど幸運なイベントになります。
例えば50以上で成功判定の場合、55だとちょっとしたボーナス付き、99だと状況を一変させる大ボーナス付きの何かが起きます。逆もしかりです。
なお、00のみ特殊イベントが起きます。直後にコンマの偶奇で再判定し、奇数なら0、偶数なら100で判定します。
ともにストーリー進行を激変させる何かが起きます。
また、安価はストーリーの分岐点で発生します。
賢明な選択か否か、よく考えて選んでください。場合により多数決を取ることもあります。
旅は地上にあるいくつかの町と、その近郊にあるダンジョンで行われます。
町でのイベントや聞き込みが、ダンジョン攻略の糸口になることもあるかもしれません。
一応ダンジョン踏破は最終目標に入ります…が、かなりの困難を伴います。もちろん、御約束の大ボスもいます。
イベントを通してキャラクターは成長します。強力な武器や防具も手に入るかもしれません。
仲間やヒロインとの交流を通して、世界崩壊の謎を解き明かしてください。
HPシデ(持ち越し1p)
HP 165+65(230)
筋力 9+7(16)
知力 10
器用さ 8+10(18)
賢さ 17
耐久力 10+2(12)
魅力 12+4(16)
職業:モンク
ダメージ修整 45
ダメージ軽減 70
特徴:
・朦朧打撃…
命中判定クリティカルか、ダメージ判定時コンマ60以上で発動。次の一撃が無条件で当たる。
さらにその際のダメージ判定コンマが40以上なら継続。
・秘孔ヒット…
ダメージ判定コンマゾロ目で発動。ダメージが通常の×3に加え、朦朧打撃が強制発動。
・鋼体術(条件:賢さ7以上)…
不意討ちでない限り攻撃と防御にボーナス
・治癒術(条件:賢さ5以上)…
階を一階降りるごとにHP10回復
・高速治癒術(条件:賢さ13以上)
ターンを一回飛ばし、対象のHPをコンマ下一桁×3+賢さだけ回復
・破邪術(条件:賢さ10以上)
念を込めた拳で死者・悪魔系に追加ダメージ(コンマ下一桁×5+筋力×4)
・集気弾(条件:賢さ15以上)
気の塊を投げつける。遠距離攻撃、朦朧打撃、武器・防具のダメージ補正対象外。秘孔ヒットは乗る(コンマ下一桁×5+賢さ×5)
装備:
神器「フィンゴルの手甲」
器用さ、魅力すべて+4、ダメージ軽減20、ダメージ修正+35、コンマ判定10、朦朧修正60以上で発動(継続判定は40以上)
守護のヘアバンド ダメージ軽減10
アーバインの指輪
腕力+3、器用さ、耐久力+2、HP+15
神器「破壊神シヴァのジャケット」
HP+50、腕力、器用さ+4、ダメージ修整+10、全ダメージ軽減40、コンマプラス修整10
常時攻撃回数2倍、朦朧判定の始動が50以上に、秘孔ヒット時のダメージ乗数が×4
HP 207+10(217)
筋力 11+2(13)
知力 11+2(13)
器用さ 16+2(18)
賢さ 9
耐久力 10+1(11)
魅力 12+6(18)
職業:勇者の娘
好感度 275
ダメージ修整 20
ダメージ軽減 10
特徴:
・二段斬り…近接攻撃時2回攻撃。
・魔法…
火、氷、雷術の3種が可能。使用可能回数は5回。
ダメージは火、氷がコンマ一桁×3+知力×3
雷がコンマ一桁×4+知力×4
ただし、特効ありのため、使い分けが重要。
装備:
ソウルソード
HP+10、腕力、知力、魅力+2、ダメージ修整+20
特殊能力「魔法剣」:斬撃に魔法の追加ダメージ(基本ダメージがコンマ下一桁×x+腕力×x+コンマ下2一桁×y+知力×y+20になる)
連撃では2度判定(発動1度でカウント)
使用制限、戦闘1回(ミスはカウントせず)
大地の鎧(耐久力+1、ダメージ軽減10)
ダリオのヘアバンド(基本コンマに20のプラス補正)
・穴深層に到達した勇者「ダリオ」の一人娘。一人称は「ボク」。基本元気で前向き。
・5歳の時災厄の日に遭遇。父とともに難を逃れる。その後は母と祖母のいる村に預けられて育つ。
・最近肉親が病で相次いでこの世から離れ、父の後を追って穴に向かった。
・ダリオは災厄の日の後、穴に潜ったが「死んだ」(コーウィン)。
・酒はよく飲む。食事は基本大食。
・身長は162程度。B~Cカップ。体重はそこまではないが、基本筋肉質。なお、シデは182で75キロほど。
・シデと一線を越えた。甘えたがる傾向あり。
※今後戦闘中一回だけ、互いのファンブルを無効にできます。(再判定)
※今後一日一回だけ、通常時の判定でファンブルが出た時に無効にできます。(再判定、00奇数は回避不能)
※上はすべて、シデとダナが一緒の場合です。
失礼しました。
シデ背景概略
・ユングヴィ教団上位幹部の息子。14の時に災厄の日に遭遇、奇跡的に難を逃れる。
・その後修行や治癒のため司教に付き従っていたが、司教の死により5年前よりアングヴィラに。
・アングヴィラに来た当初穴に潜ったが、第一階層でエルダードラゴンに遭遇。パーティが全滅する中、生還。
・その後は冒険者の治癒などで生計を立てる。
・酒は宗教上の理由であまり飲まない。食事もそれほど気にしない。
・性格は生真面目。慈悲深く、聖人とも言えるほど。半面、お堅い人間とみられがち。実際その面はある。
・ダナと遂に一線を越え、将来を誓う仲に。
HP 144+60(204)
筋力 8+5(13)
知力 15+4(19)
器用さ 9+5(14)
賢さ 10+2(12)
耐久力 8+5(13)
魅力 6+4(10)
好感度 82
職業:村人
ダメージ修整 近距離20、遠距離10
ダメージ軽減 50
装備:
吟遊詩人フーリのブーツ 知力、魅力+2、ダメージ軽減5
ペネトレーター
腕力、器用さ、耐久力すべて+2、HP+30
命中補正10 ダメージ補正20
遠距離攻撃可(命中基準100)
ヌメノールの宝冠
知力、賢さ、魅力+2、コンマ判定全て10のプラス修正、知力か賢さを使った攻撃に+10のダメージ修正、全ダメージ軽減10
工匠ジュリアンの軽鎧
HP+30、筋力、器用さ、耐久力+3、全ダメージ軽減35
特殊能力「身代わり」:致死ダメージ発生時、一度だけ無傷で離脱しカウンターが発生する
特徴
・良成長…
ミッション達成時のポイントにボーナスあり。
・アングヴィラとテルモンの中間の村ペラ出身の15歳。ごく普通の少年。身長は160ほど。筋肉は最近ついてきた。
・ペラがレッドドラゴンに襲われ、仇を取れる冒険者を探しにアングヴィラを訪れた。
・基本真面目。若干守銭奴の気あり。
・最近酒を初めて飲んで主にライラにいぢめられたが、記憶は今のところ飛んでいる。
・何やらライラに頭が上がらなくなっている様子。
・感情を多少抑えられるようになった。
・ジェスタル帝国の皇太子(皇女)ジュリアス(ジュリア)に気に入られたもよう。
・嫉妬したライラにキスされた。
・本人の知らぬところでライラとジュリアの間に妙な同盟ができていた。ジュリアとは連絡先を交換している。
・シデとダナの逢瀬に気を使って女性用テントに行ったら、ライラとジュリアに「食べられた」。想いは通じあったが、色々複雑な模様。
・現在重傷を負っている(アングヴィラに着くまで器用さ-8、耐久力-5)。
・ジュリア好感度 224
・ライラ好感度 181
※ミドルとジュリアが一緒にいる場合、
・戦闘中一回だけ互いにダメージを肩代わりできます。
・戦闘中一度だけ命中、ダメージ判定で90以上が出た時にクリティカル扱いにできます。
HP 166+15(181)
筋力 4+2(6)
知力 16+4(20)
器用さ 8+2(10)
賢さ 7
耐久力 9+8(17)
魅力 9+1(10)
好感度 83
職業:魔術師(闇魔法)
ダメージ修整 近距離10、魔法30
ダメージ軽減 50
特殊能力 闇魔術
・闇で目眩ましができる。近くにいるものを巻き込めば不意討ちが可能。あるいは逃走判定に大幅プラス
・生命力吸収 触った相手から生命力を少し吸収(コンマ下一桁×2+知力)
・闇弾 遠距離から闇の弾を発射、ダメージは小さい(コンマ下一桁×2+知力)。判定成功で目つぶしの追加効果。
・闇吸血(最大2体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×3+知力×3、かつダメージ÷5だけ回復)
・暗黒の嵐(最大5体を対象に盲目+ダメージコンマ下一桁×5+知力×5)
装備:
魅惑のワンド 知力+2、魅力+1
軽鎧「ヒムリング」 耐久力+4、ダメージ軽減25
戦乙女の髪飾り 筋力、器用さ、耐久力+2、ダメージ加算10、ダメージ軽減10
革手袋「カンベレグ」 HP+15、知力、耐久力+2、魔法ダメージ+20、全ダメージ軽減15、コンマプラス修整10
・本人曰く「駆け出し魔術士」。ただ師匠は「影のジャック(別名シャドウ)」と呼ばれる大物魔導士であり、才能はある模様。
・詳細な背景は現在不明。
・身長166ほど。体重は多分50台前半。ゆるふわ金髪Eカップと男が好きそうなルックスとスタイルだが、酒豪であり酒乱。
その手の経験がどこまであるかは現在不明。
・ミドルを酒の勢いでいぢめた。
・ミドルを尻に敷く感じにいつの間にかなっている。酒の勢いもありミドルにキスした。どうも恋愛感情はあるもよう。
・シリアスな時は口調が間延びしなくなる。
・ジュリアとミドルを巡って同盟らしきものが暗黙のうちに結ばれたもよう。ジュリアとは連絡先を交換している。
・ミドルのうぶさに酒の勢いもあり、ジュリア共々ミドルを性的な意味で「食べた」。
HP 205+35(240)
筋力 11+2(13)
知力 9+4(13)
器用さ 12+6(18)
賢さ 8+2(10)
耐久力 12+2(14)
魅力 10+4(14)
好感度 85
職業 王族
ダメージ修正 遠距離25
ダメージ軽減 40
特殊能力
・集中 1ターン消費し、次ターンの命中確率が最低でも80%に。クリティカル率も6割に。ゾロ目なら4倍ダメージ
・遠距離攻撃 30メドの距離まで命中マイナス修正なし
・破魔矢 アンデッドに確定2倍ダメージの矢を放つ
・火炎弓 矢のダメージに追加で知力を乗せる
装備
ダガー (特段の能力なし)
クロスボウ「ウィザッパー」
知力、器用さと魅力+2、ダメージ修正25
特殊能力:不意討ち
不意討ち判定に20のプラス(通常時は70以上で不意討ちできる)
2メド以内では使用不可
ジュリアの軽鎧
HP+10、筋力、耐久力+2、ダメージ軽減20
ジュリアのヘアバンド
HP+15、知力、賢さ、魅力+2、ダメージ軽減10、コンマプラス修正10
ジュリアのブーツ
HP+10、器用さ+4、ダメージ軽減10
特殊能力:バックステップ
近接距離時、遠距離までの移動が可能
「針」
ジュリア残りHP30以下で発動、ジュリアンが身体を乗っ取る(抵抗判定あり)。
発動時全パラメーター+5修正、HP半分まで回復、自動で毎ターンHP1割回復、コンマプラス修正20
戦闘終了後ジュリアは最低3日、最大1週間リタイア
・ジェスタル帝国皇女。最近まで皇太子を名乗っていた。両性具有者で、ネモには王となるよう男性として育てられた。
・実際は女性としての側面が強く、基本的な恋愛対象も男性。金髪碧目で、髪は短い。
極めて整った中性的な顔立ちだが、「多分髪伸ばした方が似合う」とミドルに言われている。実際、少しずつ伸ばしているが、一人称は「僕」で変わらない。中性的な話し方もそのまま。
・帝国残党一派の首魁だった。ジュリアンと皇后の子。「針」を刺されており、ジュリアンがいざという時に傀儡にできるようになっている可能性はある。
・ミドルには罪悪感もあり初対面時から友好的に接している。ほぼ一目惚れに近かった模様。
・帝国一派の潜伏解消に伴い、独り立ちした。ミドルと喧嘩したが、自分に対する反省もあり自らシデのパーティ入りを志願した。
・加入後すぐにミドルへの恋慕が暴走。ライラともどもミドルを「食べた」。
・身長は168ほど。女性としてはやや長身。貧乳だが最近急に大きくなり始めたらしい。
ストーリー進行に関わる「大ミッション」と、ダンジョンを潜る上で発生する「小ミッション」があります。
ともにクリアすればステータスの底上げやアイテムの支給がありますが、当然大ミッションの方が大きな果実を得られます。
ただし、果実はミッションクリアの度合いに比例します。その過程で何かしらの犠牲や損失があれば割り引かれますし、逆に想定以上ならボーナスがあります。
小ミッションは穴5階層ごとに必ず発生するものです。通常より強い「名前付き」の魔物が、行く手を遮ります。
強さはコンマ次第です。手の付けられない怪物が出るか、雑魚より少し強い程度か。完全に運です。
逃げてもストーリー進行には基本的には無関係です。倒せば旨みがある宝物が入手できるぐらいです。
ただ、後半以降は撃破が絶対要件になる敵も出る、かもしれません。小ミッションのクリアが大ミッションの(あるいはストーリーそのものの)クリアに直結する可能性もあります。
ミッションクリア後は、内容に応じ成長ボーナスがあります。コンマで伸び幅を決めますが、ゾロ目なら追加の成長機会もあるかもしれません。
逆に言えば、ミッションクリア以外に成長機会はありません。雑魚撃破で成長することもゾロ目時などあり得ますが、基本はミッション達成の時だけです。
なお最大の20までステータスが上がることがあるかは謎ですが、上がった場合はあるボーナスを用意しています。
好感度はミッション以外でもイベントで上下します。コンマより、適切な行動を取ったかどうかが大きいかと思います。慎重に判断してください。
なお、0でパーティーから離脱します。復帰可能性は基本ありません。シデの場合、余程相性が悪い相手でなければ0まで行かないとは思いますが。
200まで行ったキャラの好感度はそこで固定です。ストーリー次第ですが、あまり一気に上げることはしない方針です。せいぜい一桁ずつでしょう。
問題となるのはキャラロスト。仲間キャラが誰かにもよりますが、ステータスダウンが発生する可能性が高いと思って下さい。その他、もろもろ不利な何かが生じます。
具体的には
・重要アイテム、装備の消失
・ステータスの大幅ダウン
・好感度の大幅ダウン
のいずれか、または複数です。
このSSはデッドエンドを複数回通ることを前提にしていません。逆に言えば、正しい選択のヒントは必ずどこかにあります。バッドエンド埋めの感覚で選択するのはお薦めしません。
また、安価下3ではなく安価下5、ないしは7の場合は重大な選択です。
なお、愉快犯防止のため推理ありを強制することがありますがご了承ください。
1階層ごとに、雰囲気チェックをコンマで行います。言うまでもなく0に近ければ危険で、100に近ければ安全です。
危険だからといって実入りがあるわけではありません。通常より強い魔物を倒して、良い宝物が見つかる可能性はありますが。
また、安全ならとっとと下に行くことをお薦めします。ローリスクローリターンなのです。
ゾロ目なら、その階には何かがあります。あるいは誰かがいます。
強大な魔物とセットで強力な遺物がある宝物庫があるかもしれないですし、ストーリー進行を左右する重要人物がいるかもしれません。
危険な階と分かれば即離脱が大事です。危険に巻き込まれる前に逃げましょう。
なお、帰還のルーンは複数持ち歩くことを強くお薦めします。なくなった場合、徒歩で上に戻るか、ダンジョン内でルーンを見つけるかしないとなりません。浅い層ならまだしも、深層では致命的です。
帰還のルーンは道具屋で比較的安く買えます。最重要アイテムと心得ましょう。
・エルヴィン…
アングヴィラの村長。見た目は30代だが、実年齢は60過ぎのエルフ。大陸南西部のトリス森王国出身。
・エイラ…
ユングヴィ教団の元シスター。戒律くそくらえな豪快ばあさん。
・ハーニス…
医師。元ズマ魔侯国の出らしく、シデにはやや複雑な感情あり。
・ゴラフ…
ギルドハウス主人。元冒険者で、料理が上手い。懐が深く剛毅な禿中年。
・ダリオ…
ダナの父で「勇者」。災厄の日以降消息不明。コーウィン曰く「死んだ」。
40年ほど前の「へイルポリスの惨劇」の生き残りであるらしいが?
・影のジャック…
ライラの師匠(魔族)。現在モリブスに居住。魔侯国に反発したレジスタンスで、ダリオやシデの父とも面識があった。現在「穴」の人工魔物(「作り物」)の調査を行っている。ヘビースモーカー。
時折激しい頭痛に悩まされている。元は「シャドウ」としてベネディクトに造られた(?)存在。暴走まで残り1ヶ月半しかない。エリックにほぼ致命傷を与えたことがある。
・ネモ…
第一階層で会った胡散臭い中年男性。ジェスタル帝国の近衛騎士団長。圧倒的魔力を備える。
ザッシュに深手を負わされたが奇跡的に一命はとりとめた。モリブス滞在中?
・ザッシュ…
第八階層で会った糸目の青年。ジェスタル帝国の鎧を着ている。サーリャのパーティの殺害実行犯。
ジェスタル帝国関係者。実は「死の行商人」の一員であり、裏でエリック側と繋がっていた。
帝国を裏切ったフィオナに身柄を奪い返された。魔力全般が効かない。エリック側の対ブランドの切り札?現在テルモンにいる。
・クシャナ…
ジェスタル帝国近衛騎士。女性。茶色と白髪の混ざった髪、右目に眼帯。
・サーリャ…
ザッシュとアーバインに襲われ瀕死の重傷を負ったシーフ。現在モリブスに在住。
・モネーラとリネール…
魔帝国出身の少女と少年。ともにザッシュに「針」を打たれ操られていた。
現在は正気に戻ったが、情緒は不安定。モリブスに帝国一派のクシャナと一緒にいる。
・フェリル…
魔候国の元貴族。ザッシュの情婦?帝国に間者として忍び込んでいた。現在の消息は不明。
・ジェイクとリリア
食堂で出会った馬鹿ップル。「穴」で行為に及ぶなど節操はないが、腕は一流。
モリブス領事府のエージェントとしてドラゴン襲来事件を調べる、2人組の冒険者。
・テジー
モリブス領事府の総領事。元冒険者で右手が義手。ドレッドヘアに浅黒い肌の男で、言動は一見粗暴。ただ、管理能力は確かなものがある。葉巻が趣味で、収入の多くを注ぎ込んでいる。
・ユミナ…
ユングヴィ教団モリブス支部長補佐の翼人の女性。年齢はシデと同じぐらい。柔和な母性溢れる女性。巨乳。ブレイズに精神操作されている恐れあり。
・リナルド…
モリブス無差別テロの主導者。短気で粗暴。魔力は膨大で戦闘力は確かなものがある。エリックと共に潜伏中。
・ナーミ…
ズマ魔候国王女だが砕けた性格の女性。穏健派だったが鉄砲玉同然にモリブスに送り込まれた。シデ一行とともにザイザルを攻略。アングヴィラに向け旅立つ。
・ハイデル…
テルモン統領府の特殊部隊。
・コーウィン…
ギルドハウスで出会った男。「一族の第4位継承者」と名乗り、穴の管理者を自称する。圧倒的圧力と力量を備え、数万年を生きる人外。
ダリオの育ての親であるらしいが…?地上争覇のためにユングヴィ教団を作り出し、1000年に及ぶ三つ巴の争いを始めた張本人の一人。現在ブランドを封印中。
・ランダム…
第十二階層で出会った男。「一族の第10位継承者」であり、「一族」でありながら人として悠遊と生きるつかみどころのない男。
酒を愛してやまない世捨て「一族」。王位争奪争いには全く関心がない。ブランド封印の合間にモリブスにやってきたところ、魔族の無差別テロに巻き込まれ行動を共にした。
・ベネディクト…
第十三階層で出会った「一族の第1位継承者」。最強の怪物の作成を続けるマッドサイエンティスト。
実は自分が作った怪物で「一族」の皆殺しを企んでいる。コーウィン、ランダムとは敵対関係にあり、
シデたちパーティとも敵対している危険人物。
・ジュリアン…
帝国の後ろ楯の一人で王位第8位継承者。。フィオナに裏切られ、ブランド封印に魔力をほぼ使い果たし死にかけていた。現在は回復、コーウィンらと同盟を組みブランドを封印中。
・フィオナ…
帝国の元後ろ楯で王位第7位継承者。ジュリアンを裏切り、魔候国のエリック側と手を結んだ……というのは表向きで、ブランドをわざと復活させザッシュらに殺害させるのが本当の狙いだった。
敬愛するブランドを苦しみから解き放つのが行動原理であり、そのためなら手段は選ばない。
テルモンで魔力を奪われ男たちの慰み物になっていたが、逃走。アーデンの森で再捕獲さええたところをジェラードに助けられる。
・ブランド…
王位第6位継承者。かつては対立陣営からも「英雄」「天才」と称されるほどの男だったが、50年前に突如発狂。40年前にヘイルポリスの惨劇を引き起こし、ジュリアンとフィオナにより「次元牢」に封印される。
もはや膨大な魔力を破壊のために垂れ流すだけの「天災」に近い存在になっている。
・ブレイズ…
王位第9位継承者。現在「レイズ枢機卿」を名乗り、モリブスのユングヴィ教団で暗躍中。コーウィンのコントロールは効いておらず、ジェラードと提携中?
精神操作に長けており、別名が「操る者」。見た目は温厚そうだが?
・エリック…
王位第3位継承者。魔候国の後ろ楯で「大魔王」を名乗っていたが、ケインの裏切りなどで窮地に。やむなくコーウィンらと停戦する。
ジャックに致命傷に近い深手を負わされたのもあり潜伏中。余命5年。
・ケイン…
王位第5位継承者。エリックの協力者と見られていたが、裏切った。千年以上変装していたが、素顔はコーウィンと瓜二つらしい。力量も弱いふりをしていた。ダリオとは因縁がある。
・フローラ
コーウィンの「腹違いの妹」でブレイズの妻。豊満な肉体と美貌を持つ。言葉遣いは丁寧だが胡散臭い。
ブレイズのために動いているようだが詳細は謎。隠密魔術の達人であり、強者から精気を得るのが趣味。サキュバスに性質が近く、「変態性欲者」(デアドラ)との声も。
・デアドラ
コーウィンの「腹違いの妹」でフローラの双子の姉。外見はほぼ同じだが、フローラと違いごく普通の印象。コーウィンに命じられ地上調査に来た。
・ジェラード
王位継承権第二位。王位争いには興味なしとされている。ブレイズの「エグゾダス」計画の協力者?第三十八階層に広大な空間を造ったもよう。
フィオナをアーデンの森で救出。
※レッドドラゴンを倒せ
…廃村ペラにいるレッドドラゴンを倒す(ミドルがパーティにいればボーナスあり)
※審判の石を探せ
…聖地ウィルコニア(第四十五階層)にある審判の石を入手
※サーリャの仇を取れ
…サーリャのパーティの殺害犯を倒し、モリブスにいるはずのサーリャに報告する(アーバインは死亡済み、ザッシュは生存)
※ベネディクトの野望を砕け
…「一族」ベネディクトの撃破
※ブランドを倒せ
…「一族」ブランドの撃破
※「3体の『作り物』を倒せ!」
…アイ・ゴエイモン、覇者ラウ、超人ロークの撃破
※「第二十四階層を踏破せよ」
…第二十四階層にいるという大男を撃破、謎を解明
※「ケインを討伐せよ」
…「一族」ケインの撃破
・災厄の日…
15年前に世界をほぼ滅ぼした出来事。詳細は一切不明。死者には外傷がなかったとされるが?
・穴…
ダンジョン。恩恵と災いを生み出すすべての源。多くの冒険者が挑み、散っていった。なお、人間による最深到達は第三十二階層とされる。
・へイルポリスの惨劇
40年ほど前にユングヴィ教団、ズマ魔侯国、ジェスタル帝国3か国の国境付近にある独立貿易都市「へイルポリス」が滅ぼされた事件。
大量のドラゴンが街を焼き尽くし、ドラゴン自らも炎に焼かれたとされる。ブランドが発狂した結果と判明した。
・一族
「アンバーの一族」とも言う。穴の管理者で、空位の王位を巡り1000年争っている。王位継承者は以下の通り。
ベネディクト、ジェラード、エリック、コーウィン、ケイン、ブランド、フィオナ、ジュリアン、ブレイズ、ランダムの計10人。
地上の制圧か、他の一族皆殺しが王位に就く条件。
・神器
「一族」特効の凶悪な武器・防具。現在シデの「フィンゴルの手甲」、コーウィンの「グレイスワンダー」などがある。
・アンバライト
魔力を込められた石で、時間とともに中の魔力が増え続ける魔石。輝きが最高潮に達すると、ドラゴンが招かれるとされる。
ペラはこれで滅ぼされた。また、アングヴィラ側の穴入口付近にも仕掛けられ、深層からドラゴンを呼び寄せようとされた節がある。
・「針」
刺した相手の自我を奪い、肉体能力と魔力を大幅に引き上げる魔具。限界以上に引き出すことも可能だが、反動も大きく生命力が枯渇する。
フィオナによる魔具であるが、ジュリアンでも作れる。
・死の行商人
テルモンで活動する謎の組織。「呪病」と呼ばれる伝染病を主に使い、周辺の集落を根絶やしにするという。
・次元牢
ブランドを抑えるために魔力で作られた檻。別次元に飛ばした上で魔力で封印しているが、膨大な魔力を使うため「一族」二人がかりでも疲弊する。ジュリアンは2年間一人で封印していたため、ほぼ死にかけていた。
・アングヴィラ
大陸北部の人口1000人足らずの街。これでも世界3位の街。
ユングヴィの影響がやや強いが、基本は平和。
・テルモン
大陸北東部の都市。人口は現在不明だが、かなり規模は大きい。
ジェスタル帝国の影響が強いとされる。
・モリブス
大陸南東部の都市。規模はテルモンと同規模。
ズマ魔侯国の影響が強いとされる。最近襲撃され、死者200人もの被害を出した。
・ザイザル
モリブスから半日ほどテルモン側に歩いた所にある魔族の村。モリブス襲撃犯の本拠。住民はアングヴィラに向け移動開始した。
身体増強薬(ミドル所有) 3本
隠密の数珠×4
「電話」コーウィン配給のもの(シデ保有)
ジュリアから渡されたもの(ミドルとライラ保有)
リネールの服(750マドル相当)
シャムシール(750マドル相当)
そうですね。訂正します。
持ち物
身体増強薬(ミドル所有) 3本
隠密の数珠×4
「電話」コーウィン配給のもの(シデ保有)
ジュリアから渡されたもの(ミドルとライラ保有)
初代スレ
https://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1485168424
2スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1486301367/
3スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1487342414/
4スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1488424313/
5スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489326478/
6スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1490225486/
7スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491437792/
8スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1492486384/
ですね。本編は昼からになります。
私たちは、無人となった「研究所」を出た。眠るミドルを、ジュリアが心配そうに見ている。
「ジュリアちゃん、もう大丈夫だよ!」
「……ええっ、もうですか?……」
ダナの呼び掛けに反応した後、彼女の動きと表情が固まった。
「……フィオナ様……?」
「あら、皇太子様もいたの。……今日は女装かしら?」
フィオナは軽くおどけて笑った。
「……この子は?」
「ジェスタル帝国の皇女、ジュリアです。縁あって、最近一緒に旅することになりました」
「ジュリアンの娘か。なるほど、君は相当に『縁』に恵まれているらしいね。……そこの少年が、キリーにやられたのか」
ジェラードがミドルに視線を落とした。横には既に物言わぬ亡骸になった、白衣の男があった。
「ええ。肩骨を砕かれてます。回復まではかかりそうです」
※60以上で追加イベント
「なるほど、辛かろうな。ちょっと見せてくれ」
そう言うと、ジェラードはミドルの肩に手を置いた。
「これならまだ『巻き戻せそうだ』」
しばらくは何も起きなかった。しかし、しばらくすると……何事もなかったかのように、ミドルのへこんだ肩が元に戻った??
続いて右肩……まるで「何もなかった」かのようにミドルの傷は治った。
唖然とするフィオナ以外の私たちを尻目に、ジェラードが言う。
「これでいいだろう。すぐに戦線に戻れるはずだよ」
「……何をしたのです?」
「ああ、時間を戻したのさ。僕だけができる、一発芸のようなものだがね」
彼は当たり前のような表情だ。やはり、とてつもない存在なのは間違いなさそうだ。
「……さて、コーウィンに連絡を」
私は「電話」を操作した。
※15以下で追加イベント
『……どうした』
コーウィンはすぐに「電話」に出た。
「二つあります。まず、フィオナが見つかりました。今、私たちと一緒にいます。
もう一つは……フィオナを解放したジェラードと会いました。話したいそうなので代わります」
私は無言で「電話」をジェラードに渡した。
「やあ。数百年……いや、君とはもっとかな?とにかく久方ぶりだねえ。元気そうで何よりだ」
『…………!!?兄さん……」
「君も僕が死んでたと考えていた口かい?生憎、知っての通り簡単には死ねない身体なんでね」
コーウィンが誰かを「兄」と呼んだのは聞く限り初めてだ。ベネディクトも、エリックも呼び捨てだった。
ジェラードは人望厚い人物なのだろうか。
『いえ、シデ経由であなたがブレイズと組んで動いているらしい話は聞いてましたよ。……ただ、フィオナを救いに行くとは』
「君と帝国の話は聞いてたからね。あと、ケインがヤバイものを作っているらしい話もあったから、それも気になっていた。
……ということで、7人で話がしたい。悪い話にはならないと思うけど?」
01~25 時期尚早だな
26~50 分かった、乗ろう
51~70 分かった、乗ろう。……そこの翼人も一緒にだが。
71~90 分かった、乗ろう。……そこの翼人と、ヘアバンドの女もだが。
91~99 分かった、乗ろう。……そこの人間全員もだが。
有能
ジェラードが驚いた表情を見せた。
「何故だい?いくら縁あるといえ、人間は人間だぞ?」
「そのただの人間が、私たち7人を結び付けた。こんなことは、未だかつてないことです。
災厄の日の直後ですら、それぞれの陣営に固執してきた私たちが、ただの人間によってまとまるのだとしたら?」
ジェラードは考えている。……
20以上で成功
「分かった、そこまで言うなら認めよう」
ジェラードが苦笑しながらも言った。
「ありがとうございます。……場所は『次元牢』の前でいいですか?……ブランドは未だ、危険です。放置はできない」
「まあそうだろうね。それが無難で賢明だ。……さすがにここでブランドが正気になることはあるまいね」
「どうでしょう。そうなって欲しい自分と欲しくない自分がいます」
そこにフィオナが割り込んだ。
「……兄さんの状況は」
01~20 暴れる頻度が増えた。
21~97 相変わらず、だな。
98、99 少し落ち着いてきた。
フィオナが溜め息をついた。
「……でしょうね」
ミドルが身体を起こした。「あれ?……傷は……」と驚いている。
「少年も起きたことだ。フィオナ、『次元牢』までのゲートを」
「分かった」
私たちの目の前に、黒い歪みが生じた。……行こう。
後半はテルモン出発編から
そう思っていた時期が俺にもありました
一族の皆さん、変なとこで人間くさいのよなぁ
元々後半ですが、ここでこの展開なので終盤に片足は突っ込んでます。
まあvsケインとかあれとか、まだ山場は多いですが。
もう後半なんだな
初期メンバーが存命って凄いな
ネタバレになるので多くは語りませんが、あります。むしろ……
ブランドを映した複数の板――ディスプレイというらしい――からの淡い光が、薄暗い部屋を照らしている。
かつて来た、「次元牢」の監視室だ。コーウィンとジュリアン、そしてランダムが厳しい表情で私たちを迎えた。
「……来たか。陰気な場所で済まないが、ここでやらせてもらうぞ。不測の事態は避けたいのでな」
横を見ると、大きなテーブルがある。ここで話し合うということか。
テーブルには……
01~20 まだ誰も来ていない。
21~40 エリックだけ来ていない。
41~99 二人が既に席についていた。
「……二人はまだなのか」
「ええ、声はかけましたがね。……ブレイズはともかく、エリックは来ないかもしれないですね」
ジェラードの問いに、コーウィンが苦り切った表情で言った。
「この前君らで話したと聞いたけどね。まだ恩讐乗り越えがたいということか」
「僕はどっち側でもないですが、まあエリックからすりゃケインさえ何とかなればいいと思ってますから。
やりあうことはしないけど、馴れ合いたくもない……そんな話に終始しましたよ」
ジュリアンが溜め息混じりに答えた。身体の問題もあるのだろうか。
「……まあいない人間のことを言っても仕方ないね。じゃあ、席につこうか。……席順は決まってるかい」
「一応、年長者で言い出しのあなたが仕切るべきでしょう。あとは適当に。……シデたちも、好きにするといい」
私はコーウィンの隣に、そしてその右にダナ。ジュリアがジュリアンに隣り合って座り、ミドルとライラはそっちに行った。ナーミはフィオナの横だ。
「……じゃあ始めようか」
40以上で追加イベント、60以上で追加イベント2、80以上で追加イベント3
その時だ。
ビーッ、ビーッ
何かやたら響く音が、部屋に響く。コーウィンとジュリアンの顔に緊張が走った。
「何事だ!?」
「ブランドの活動が活発になってます、少し出力を高めないと」
ジュリアンの額に冷や汗が滲む。
「まずい事態なのか?」
「たまにあることですが……前回との間隔が短いんです。こういうことは、今までなかった」
小机の上にある小型の機器、指で恐ろしい勢いで叩きながらコーウィンが言った。
30以下で追加イベント
5分ほど二人が何か作業しているうちに、危険を知らせる警告音は止んだ。
「……これでとりあえずは。ただ、注視しないとですね」
ジュリアンが額の汗を拭った。
「……ブランドへの警戒は、未だ解けなさそうだな」
01~20 (何もなし)
21~50 その時、ブレイズが現れた。
51~80 その時、ブレイズとフローラが現れた。
81~99 その時、ブレイズが現れた。しばらくするとエリックも来た。
「もう始めていましたか」
「いや、ブランドが暴れたのをコーウィンたちが抑えた分、時間はピッタリになったよ。じゃあ今度こそ始めよう」
ブレイズはダナの隣に座った。
「……千年ぶりだな、こうして集まるのは」
「オルドが消えた時……いや、その後にベネディクトが王位を簒奪しようとした時以来ですか」
コーウィンの言葉にジェラードが頷いた。
「ああ。状況はあの時ととてもよく似ている。当時は全員でベネディクトを叩いて、相当程度無力化した。協力しないといけないのは、今回も同じだが、違う点も多い」
ランダムがコーウィンを見た。沈黙が流れる。
「その通りだ。あんたはずっと何かを隠している。……あんたと結ぶのには同意したが、どうしてもそこは腑に落ちない。本当は何を狙ってるんだ?」
ジュリアンも続けた。
80以上で追加イベント
「……あまり、不確かなことは言いたくないのだがな」
コーウィンはそう言うと、ダナの顔を見た。
……以前、その可能性について考えたことはある。だが、彼女を傷付けるかもしれないと思って黙っていた。何より、私には確信がない。
80-ダナ賢さ(9)=71以上で成功
ダナは不安そうな表情でコーウィンを見ている。彼は目を閉じ、話し始めた。
「そう……まだ不確かだ。だが、おそらくこの想像は正しい。
お前の父……そして私の息子ダリオは、ベネディクトの手のうちにある。奴の『切り札』は、多分それだ」
「……大丈夫か?」
大丈夫なわけはない。私は知っていた。それでも、言わないよりはマシだ。
80-賢さ(7)×6=38以上で成功
「シデ、知ってたの?」
ダナの瞳から、一筋涙が流れる。
「……確信はなかった。ただ、そうかもしれないという思いはあった。……すまない」
……
80-魅力(16)×4=16以上で成功
ああっ!単純ミスです。
80-54=26なんでギリギリ成功してますね。ライラと勘違いしていました。
一応続行しますが、これはさすがに救済します。
「……分かってる。シデがそう考えてただろうってことは。……コーウィンさんもそうでしょ?」
コーウィンが静かに頷いた。
「……私にとっても受け入れがたい話だ。だから、ずっと黙っていた。あれでも、私の息子だからな。
言えばお前が傷付くのは、容易に想像できた。だが、ほぼ確信に近いものがある」
「何か証拠でも?」
私の問いに、彼はポケットから何かを取り出した。……「電話」?その破片のようだ。
「私が貴公らと連絡を取らなかったのは、これを探していたからだ。ダリオの『電話』だ。
場所は分かっていたが、極めて取りに行きにくい所にあったのでな。
……これから、ベネディクトの魔力の残滓が見つかったよ」
コーウィンが「穴」にいたのは、そういうことだったか。とすると……
「あなたは、自分の息子を救おうとしている?」
コーウィンは苦笑した。
「不肖の息子だ。命を落としたにせよ、操り人形になったにせよ、それはあいつの責任だ。
だが、あの母親が草葉の陰で悲しむからな。せめて殺すなら、私の手でと思っていた。奴が『穴』と地上を、焦土に化す前に、な」
80-賢さ(17)×2=46以上で成功
「それは本心ですか?」
私はコーウィンを見た。
「……何を」
「あなたが私たちに『審判の石』を探せ、と言った意味を考えてました。災厄の日に何があったか、それも重要かもしれません。
ですが……あなたの言うことを信じるならば、あれは全てを知ることができる遺物です。そうならば……ダリオを救う方法がそこにあると思っているのでは?」
彼はしばし黙った後、少し首を振って口を開いた。
「分からん。それがあるのかも含めて、な」
「……なるほどな。コーウィン兄の行動原理が、ようやく分かったよ。全ては、息子のためか」
ランダムがふっと笑って言った。
「……『幸せな一生をあの子に』――あの母親の遺言だったからな。果たせなかったが……。せめて孫のこの娘だけは、と思っていた。
わずかの間でも、正気に戻せればいい。それが私の望みだ。
それに……分かるだろう?魔族のジャックですら、ベネディクトの『改造』で地上を危機に陥れる怪物になった。
私の息子が、奴の手にかかったら……確かにここにいる全員、死ぬだろう」
これにもう一度デッドエンドしたらジュリアが敵に加わるわけか
怖いな
もっとも今のブランドの強さが頭一つ抜けてるのは狂ってリミッターぶっ壊れてるからだろうから正気に戻られても困る訳ですが
フィオナが椅子に寄りかかって言った。
「変だとは思ってたのよね。たかが人間に不覚を取るなんて。でも、あんたの息子なら少しは納得したわ」
「姉さん、ダリオと戦ったことが?」
ジュリアンが少し驚いたように言った。
「……ええ。ブランド兄さんを随分探してたわよ。……何となく想像はつくけど。
その過程かしらね、『穴』で出会ったのは。随分深い所だった。不覚、と言っても彼があたしをやり過ごしただけだけど、ね」
「どういうことだ」
コーウィンが訊いた。
※50以上でイベント続行
「さあね。そこからは自分で考えなさいな」
フィオナは嘲笑った。ダナの様子を見ると、少し落ち着いたようにも見える。
「……とにかく、『審判の石』さえ手に入れば、父さんは救えるかもしれない……!?」
「仮定の話だ。そもそも、奴がどこにいるかは分からん。聖地ウィルコニアに辿り着く前に、奴に遭う可能性は少なくない」
「だとしても、ベネディクトに対抗する有力な手段ではある、ね。……僕には別のプランがあったんだが。聞きたいかい?」
ジェラードが口を開いた。
「……あそこを使うのですか」
渋い顔をしてブレイズが言う。気が進まない様子だ。
※30以上で追加イベント
「ああ。彼がいては使い途がない場所だ。一石二鳥だろう?」
「壊される心配は」
「僕がなぜ何百年も消えていたと思う?この程度で壊れるほど、柔な場所じゃない」
ジェラードがにやりと笑った。
80-賢さ(17)×4=12以上で成功
「……まさか、ベネディクトの手駒とブランドを相討ちさせるつもりですか?第三十八階層で?」
「御名答だ、翼人。どちらが上かは分からんが、少なくともどちらも無傷ではあり得ない」
バンっ!と机を叩く音が聞こえた。ダナだ。
「やめて下さいっ!父さんを救えるかもしれない方法があるのに、なぜそんな残酷な話をっ!?」
「『かもしれない』だろう?それに、ウィルコニアがどこにあるか知っているよね?君らがそこまで行ける確率と、二人が相討ちできる確率は、どちらが高い?」
ジェラードが畳み掛けた。
30以上で追加イベント、80以上なら別の追加イベント
「……僕は、行ける確率は低くないと思う」
口を開いたのはジュリアンだ。
「シデという男、既に見たところ僕やランダムならかなりいい勝負ができる。まあ、運の助けはいるだろうが、ね。
何より『神器』を二つ持つ人間なんて、歴史上もほとんどいないはずだ。僕は可能性に賭けたい」
※15以上でイベント続行、90以上で別のイベント発生
「あたしは反対よ。……もうブランド兄さんを、苦しみから解放してあげたいもの。殺せる手段があるなら、そっちを選ぶ」
フィオナが言った。ブレイズを見る。
「私も反対ですね。……気は進みませんが、ジェラードの言うことは合理的です」
「さて、3人は反対だな。……ランダムはどうだ?」
「俺は……人間の可能性に賭けたい。だが、自信もねえ」
ランダムは深い溜め息をついた。
80-魅力(16)×3=32以上で成功
「あたしは反対よ。……もうブランド兄さんを、苦しみから解放してあげたいもの。殺せる手段があるなら、そっちを選ぶ」
フィオナが言った。ブレイズを見る。
「私も反対ですね。……気は進みませんが、ジェラード兄さんの言うことは合理的です」
「さて、3人は反対だな。……ランダムはどうだ?」
「俺は……人間の可能性に賭けたい。だが、自信もねえ」
ランダムは深い溜め息をついた。
80-魅力(16)×3=32以上で成功
「……だが、この男なら、とも思う。迷ったが、賛成にさせてくれ」
これで2対3。あとはコーウィンだ。
「……私は」
※50以上で追加イベント
「……保留だ。ジェラード兄さんの言うことは正しい。だが、私はある意味当事者だ、考えさせてくれ」
「まあそうだろうね。ただ、今は反対が多いな」
「一つ聞いていいですか?どうやって、第三十八階層に誘導すると?」
私はジェラードに訊いた。
「ブランドは分かりやすい。適当に次元牢近くにゲートを作り、そこに誘導させる。もう一つは……『囮』がいるね」
「囮?」
「そうだ、これを使う」
ジェラードが取り出したのは、小さな指輪だ。
「これは、小型のゲートを作る器具だ。対象者の前に、一人が通れるぐらいのゲートを作る。『囮』は危険にさらされるが、死ぬ覚悟があれば9割は上手くいくだろう」
私は息を飲んだ。おそらく、ジェラードは私たちの誰かに、死ねと言っている。
※20以上で追加イベント
「面白そうなことをやっておるな」
突如嗄れた声が部屋に響いた。エリックだ。
「来たのか……!?」
「こちらにもこちらの事情があってな。まあいい。話を聞かせろ」
ジェラードが簡単に状況を説明した。……
※30以上で追加イベント
「……ワハハハハ!!面白いっ!人間が聖地に足を踏み入れるとは実に無謀だ、無謀だが面白い!余は賛成に回るぞ。……これで同数だな」
エリックは豪放に笑った。
「なるほど。意見は割れたね。……後は君ら次第だ」
私は……
1 聖地を目指す
2 相討ちに協力する
安価下5多数決、考察必要
シデとしての選択は1しかないだろう
あと個人的にだが賢者の石が何なのかわからないまま終わるのはあれだなってのもある
やっぱりシデとしては1しかない
いやさすがに味方に[ピーーー]とは言えないし…
もう少し相打ちの話を詳しく聞きたいけど
トゥルーエンド見たいしなぁ…
ブランドが正常の状態もみてみたかった
1
シデ的には伴侶になる人の親なんて倒せるわけもなくコーウィン的にも心情は1が良いんだろうな
2は状況がどうしようもなくなった時の最終手段で待ってもらうとか
「……シデ……!!」
ダナが思わず私に抱き付いた。
「……そこまで言うなら、好きにしたらいい。コーウィンもそれでいいね」
ジェラードの言葉に、コーウィンが苦笑した。
「……こうなることを、どこかで望んでいました。シデ、ダナを頼んだ」
コホン、と空咳がした。ランダムだ。
「お熱いのはいいが、話は終わっちゃいねえぜ。ケインをどうするかが残っている」
親馬鹿ならぬジジ馬鹿なのです。実は初対面時にそんな気配は入れてたりします。
ライラは厳密にはちょっと違います。が、裏設定は明らかにされない気がします。コンマ次第ですが。
ミドルは完全に一般人です。これは変えません。
>>153
本人にも伝えてないので。……この辺りの事情はおいおい出てきます。
○○○要素あるんで、出すときは警告しますが(R制限に引っ掛かるわけではないです)。
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