・このスレは何番煎じの京太郎スレです。
・安価スレです。
・野球をします。実在のプロ野球選手のエピソード、名前なども出てきます。
・基本的にsage進行です。安価を取る時だけageます。
・人によってはあんまりじゃないかという扱いのキャラ、実在選手なども出てくるかもしれませんが、
>>1は咲-Saki-の全キャラも出てくる実在選手も大好きです。
引っ張り←→内角攻め
流し打ち←→外角攻め
センター返し←→低めに集める
一致した場合はそのまま打者側は巧打、投手側は変化を使ってのコンマ勝負
外れた場合打者にマイナス補正で打者側は巧打、投手側は変化を使ってのコンマ勝負
[投手側]
内角攻めで外す→長打-30の補正
外角攻めで外す→長打-20の補正
低めに集めるで外す→長打-10の補正
[打者側]
引っ張りで外れる→巧打-30の補正
流し打ちで外れる→巧打-20の補正
センター返しで外れる→巧打-10の補正
投手側は『くさいところ』を選択できる。
これは打者側がどの選択肢を選んでも-20の補正を一律でかける。
ただし体力消費2倍。制球力によって判定変動。
消費体力→通常時2
ランナーが1人いる毎に+1
【制球S~A】
通常通りの判定。
【制球B】
投手側コンマ下一桁が9の場合、打ち取る判定をしても四球扱い。
【制球C】
投手側コンマ下一桁が9の場合、打ち取る判定をしても四球扱い。
投手側コンマ下一桁が8の場合、ボールが甘い所に行きジャンケンに関係なく打者側の補正を+5する。
【制球D】
投手側コンマ下一桁が9、7の場合、打ち取る判定をしても四球扱い。
投手側コンマ下一桁が8の場合、ボールが甘い所に行きジャンケンに関係なく打者側の補正を+5する。
【制球E】
投手側コンマ下一桁が9、7の場合、打ち取る判定をしても四球扱い。
投手側コンマ下一桁が8の場合、ボールが甘い所に行きジャンケンに関係なく打者側の補正を+10する。
【制球F】
投手側コンマ下一桁が9、7、6の場合、打ち取る判定をしても四球扱い。
投手側コンマ下一桁が8の場合、ボールが甘い所に行きジャンケンに関係なく打者側の補正を+10する。
【制球G】
投手側コンマ下一桁が9、7、6の場合、打ち取る判定をしても四球扱い。
投手側コンマ下一桁が8の場合、ボールが甘い所に行きジャンケンに関係なく打者側の補正を+20する。
+50以上の勝利→ランナーがいる場合はゲッツーなど、最良の結果。
+49以下の勝利→ランナーがいる場合でも1アウトのみ取れる。
※コンマ合計で同数値の場合は、投手側勝利として扱う。
打者側が勝利した場合打者側は長打、投手側は球威の差を使い更に判定。
ただしそれぞれの打球方向のポジションの合計守備力/10+
投手の球威≧打者の長打力の場合投手の球威/10も加算しその数値以下のコンマが出た際はファインプレーによりアウトとなる。
センター返し→ピッチャー、セカンド、ショート、センター
引っ張り(右打者の場合)→サード、ショート、レフト、センター/2
流し打ち(右打者の場合)→ファースト、セカンド、ライト、センター/2
【引っ張り】
00~50 シングルヒット
51~90 ツーベース
91以上 ホームラン
【流し打ち】
00~70 シングルヒット
71~110 ツーベース
111以上 ホームラン
【センター返し】
00~90 シングルヒット
91~130 ツーベース
131以上 ホームラン
【投手の体力推移】
29以下→球威・変化-10。制球1段階下降。
19以下→球威・変化-20。制球2段階下降。
9以下→球威・変化-30。制球3段階下降。
0→球威・変化-50。制球5段階下降。
ランナーが塁に出ていて打者側がアウトになる判定結果が出た際、任意でタッチアップ判定。
打球方向の外野手の守備力と走者の走力で判定する。
1塁からの進塁→走者側-30の補正。
2塁からの進塁→打球方向がセンター・ライトの際はそのまま。レフトの際は-30の補正。
3塁からの進塁→そのまま判定。
外野手の守備力-走者の走力が。
+30~→進塁阻止
+29~+0→進塁阻止、アウト
-1~→進塁成功
【盗塁判定】
ランナーが塁に出ている際に任意で判定。
捕手の守備力+投手の球威/2と走者の走力で判定する。
1塁から2塁への盗塁→そのまま判定。
2塁から3塁への盗塁→走者側-30の補正。
1塁・2塁からのダブルスチール→ケースによって判定式を変更。
捕手の守備力+(投手の球威/2)-走者の走力で守備側が0以上の際アウト、それ未満の際はセーフ。
【バント判定】
セーフティバントの際はランナー1塁の際のバントの判定表を使った後、捕手の守備力+30-打者の走力でアウト。
ランナー1塁の際のバント→コンマ70以下で成功、71以上で失敗。
ランナー2塁の際のバント→コンマ50以下で成功、51以上で失敗。
ランナー3塁の際のスクイズ→コンマ40以下で成功、41以上で失敗。
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・須賀京太郎
紹介:このスレの主人公。にして、チームのエース。にして、ツッコミ担当。
当初は自信を些か喪失していたが、監督の助言、チームメイトの存在に恵まれ、更に試合で結果を残す事で勝つ事に貪欲となった。
新たに手にしたカードも1.5軍レベル。だから勝てないと誰が決めた。
女性関係は良子さん曰くベジタリアン系。でも鈍感では無いよ。ちょっと意気地が無いだけで。
右投げ両打ち 守備位置:投手
所有カード:三嶋一輝(De)、国吉佑樹(De)、斎藤佑樹(Fs)
球威75 変化45 制球E 体力70
巧打35 長打35 走力45 守備35
【テンポ○】
ランナーを出さないまま2アウトを取った際、次の打者との対戦時に球威・変化+20。
その回が終わる、ランナーを出すとリセットされる。
【集中力】
任意発動。体力消費量2倍にして制球力2段階上昇。
【ピンチに強い】
得点圏にランナーを背負った際発動。球威・変化+10。
【打たれて取ってもらう】
出塁しているランナーの数×5、味方の守備力が上昇する。
【???】
相手投手が【???】のカードを所有していた際、球威・変化+30。制球2段階上昇。
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・津山睦月
紹介:熱狂的ベイスターズファンにして、鶴賀の新部長。うむ!
京太郎も野球知識は相応にあるが、彼女の前では霞む。いわゆる、知恵袋的な存在。
試合ではチーム初本塁打を放ち、ヒーローインタビューに呼ばれるなど八面六臂の活躍。
ただ、割と彼女は彼女なりに色々悩みもあるようだ。
右投げ左打ち 守備位置:投手/外野手
所有カード:高崎健太郎(De)、乙坂智(De)
球威40 変化40 制球E 体力50
巧打30 長打50 走力50 守備30
【高さ危険太郎/低め安全花子】
試合開始前に判定。
出たコンマが偶数の場合投手時制球力一段階上昇、奇数の場合二段階下降。
【筋肉がエキサイトしている】
ツーベースヒット以上を打った以降の打席で長打力+20。
【道を切り開け】
その回の先頭バッターの際、巧打力+20。
【横浜愛】
試合に出場中の横浜所属カードを持った選手の数×3、全能力上昇。
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・福路美穂子
紹介:頼れる我らのキャップ。寮生活では食事以外にも雑事諸々なんでもこなすが、京太郎に言われて少しずつ他の人にも手伝ってもらうようになった。
更に京太郎には自分から言って名前呼びまで出来るようになった。おめでとう、キャップ。
久もチームメイトになって順風満帆。なお、追加で得たカードは相変わらずなんとも言えないもよう。
右投げ左打ち 守備位置:二塁手/遊撃手
所有カード:石川雄洋(De)、倉本寿彦(De)
巧打70 長打35 走力65 守備45
【痛恨のミス】
守備時能力。
得点圏にランナーがいて投手側が勝利して打球方向が自身の守備位置に絡んでいた判定の際、
投手合計コンマの下1桁が7の際エラーで出塁される。
【サンキューキャップ】
守備時能力。
得点圏にランナーがいて打球方向が自身の守備位置に絡んでいた判定の際、
投手側合計コンマの下2桁が07・77の場合アウトにする。
【バントが上手い】
バント選択時、バント判定を+20する。
【勝利の輝き】
初回、1番打者として出場した際に発動。その回のみ巧打・走力+20。
【開眼】
7回以降発動。全能力+10。
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・小走やえ
紹介:奈良の王者にして京太郎たちのチームの4番。ニワカは相手にならない。
自信家、尊大、迂闊と三拍子揃ったぽんこつ初号機。
それでも京太郎の事を気遣ったり、心配してくれたりはするようだ。
ちなみに共学出身だが高嶺の花で男友達はいないらしいが、京太郎がなってくれた。やったねやえちゃん、男友達が増えるよ!
左投げ左打ち 守備位置:外野手/一塁手
所有カード:T-岡田(Bs)
巧打45 長打75 走力35 守備25
【チャンスに強い】
得点圏にランナーがいる際、巧打力+10。
【4番の一振り】
4番に置いている時のみ発動。得点圏にランナーを置いた際、長打力+20。
【ノーステップ打法】
読みを外した際の巧打マイナス補正を2/3にする。
【王者の打ち筋】
第1打席の時のみ任意発動。読みが一致した際、巧打・長打+20。外した場合巧打・長打-20。
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・石戸霞
紹介:永水のおっぱいオバケさん。基本的に温和だが、時折殺気を放つ事もある(主に見た目や年齢関連)。
チームに所属してからも小蒔の事をずっと気にかけていたが、京太郎の助言もあって幾分か気持ちも楽になったようだ。
気持ちは軽くなってもおもちは軽くならないけどね。
着々と正捕手として技術を高める中、打撃でも輝きを見せるカードを手にした。恐怖の下位打線の一員になれるかどうか。
右投げ左打ち 守備位置:捕手
所有カード:戸柱恭孝(De)、嶺井博希(De)
巧打40 長打35 走力35 守備55
【ささやき戦術】
捕手時能力。対戦打者のコンマ下1桁が2・4の際巧打力-10。
【円熟したフレーミング】
捕手時能力。投手の制球判定を2段階上昇。
【体で止める】
捕手時能力。投手の変化力+10。
【苦手分野】
任意発動。守備時スキル・守備力-30して巧打・長打力+20。一度発動すると試合終了まで継続。
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・竹井久
紹介:初戦を終えて加入をした清澄の悪魔(小がつく時が稀によくある)。
元々京太郎に対しては好感を持っていた為か、途中加入組ながら好感度は高い。
彼をからかうのが生き甲斐かと思われる程の言動を取るが、割と押しには弱いようだ。
右投げ両打ち 守備位置:外野手
所有カード:金城龍彦(De)
巧打55 長打55 走力45 守備55
【サヨナラ女】
ヒットが出ればサヨナラの場面で巧打・長打力+20。
【悪球打ち】
投手側が『くさいところ』選択時、自身の判定のコンマ下1桁が偶数の場合マイナス補正を反転。
【叩きつけるバッティング】
ノーアウト・1アウトで3塁にランナーを置いている際発動。
投手側+50以上での勝利でも3塁ランナーが生還する。
【稀代の悪待ち】
試合開始から一度もリードを保っていない場合、7回以降発動。
巧打・長打力+20。
./ `ヽ
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厶ニ| i l | |
. 「 ̄ | l ト,| | |
. i | | _,以 || 「二ニ=‐- ..,,_
| l,斗< .| i |`||
| ∧ | j云ニL」ノ .|├=Y⌒ヽ
.从 .从 jI八::rⅱ || ヾ }
. ヾ:、 ハ ,)ヅ || ./
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| ,心、 `ヽ ___( |
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・白水哩
紹介:初戦を終えて加入した新戦力2号にしてぽんこつ2号。
京太郎への第一印象が最悪だった為か、あまり態度はよろしくないが、別に嫌ってる訳ではない。
とにかくぽんこつ。料理は駄目、勘違いはする、おまけに頑固の三拍子。
でも野球と麻雀は上手い。
右投げ右打ち 守備位置:遊撃手/二塁手/一塁手
所有カード:井端弘和(巨)
巧打50 長打30 走力40 守備80
【起死回生の同点打】
ヒットが出れば同点の際発動、巧打力+30。
【黄金の二遊間】
『荒木雅博』のカードを持つ選手と二遊間を組む際、守備力+30。
【リザベーション】
自身の次の打者が『鶴田姫子』の際に任意発動。巧打力-10。
自身がヒットを打った際、『鶴田姫子』の巧打力+30。
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八 |八_人 ァ卞卞ト | / |  ̄\
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/ │ 从 _ │| │‐<
| l 个 ` |│ 人_____\
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・戒能良子
紹介:京太郎たちを纏める監督。
時たま怪しい片言を喋る以外は、顔に似合わず至って気さくで朗らかな頼れる大人。
今度の試合で勝てたら京太郎は彼女の事を名前で呼べるらしい。別に今から読んでくれてもいいのに……。
基本的に褒めて伸ばすタイプ。
所有カード:アレックス・ラミレス(De)
スキル? ないない、ノーウェイノーウェイ
睦月 19
美穂子 27
やえ 26
霞 27
良子 31
久 31
哩 10
咲 ??+7
和 24
まこ 19
優希 22
佳織 7
泉 4
誠子 10
恭子 10
エイスリン 8
穏乃 12
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1491581198/
前々スレ
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1489679812/
このスレでもよろしくお願いします。
そして小休止が終わり、そろそろ練習も再開しようかといった所で、だ。
京太郎「あれ、美穂子さん?」
美穂子「京太郎くん……えっと、また練習かしら?」
良子「言われてますよ、須賀くん」
京太郎「ははは……まぁ、そうですね。 ハイ、また練習です」
タイミング良く美穂子が姿を現した。
彼女は京太郎の姿を見つけるなり、困惑したような感心したようななんとも言えない表情を浮かべる。
無理もない、これで京太郎は今日の殆どの時間を練習に費やしているのだから。
京太郎「美穂子さんも練習ですか? って……聞くまでもないですけど」
美穂子「ええ、その……このカードも使わせてもらえるようになったのだから、早めに馴染みたいと思って」
京太郎「なるほど」
そう言う美穂子の手の中には、昨夜拾った新しいカード。
因みにこれを朝、食堂で一同に見せた時、睦月が騒いでいたのは言うまでもない。
京太郎「(津山さん、『横浜にもようやく正ショートが生まれたんだ!』って言ってたけど……こいつでいいのか?)」
割と酷い事を考える京太郎である。
京太郎「断る理由なんてないですよ。 俺も丁度休憩終わった所ですし」
良子「新しいカードの効力、というのも気になりますからね。
私も重点的に見させていただきますよ」
美穂子「ありがとうございます」
実際、彼女のカード自身の能力がどうあれ。
その効力というものを知っていく事は重要だ。
投手である京太郎にしても、そして起用をする良子にしてもだ。
京太郎「(多分ショートには白水さんが入るから、そこまで不安視しなくてもいいんだろうけどな……)」
なにはともあれ、2人はザコプロを交えて練習を再開する。
01~32 経験値1
34~65 経験値2
67~98 経験値3
ゾロ目 経験値5
↓1
>美穂子合計経験値2
打撃練習をするか守備練習をするか。
悩んだ美穂子であったが、やはり二遊間を守るという事もあって守備が重要と判断したのだろう。
美穂子は守備練習を選んだ。
良子がノックをし、京太郎がファーストを不慣れながらも務めて練習相手となる。
美穂子が守る位置はショート。
そこは哩の定位置であるが、まずは新カードの本来のポジションで……という事らしい。
のだが……。
カンッ!!
…………
美穂子「…………」パシッ
良子「福路さん、待って取らない! アグレッシブ!」
美穂子「は、はい!」
京太郎「(……ちょっと足の早い打者なら、内野安打になってそうだなぁ)」
良子の放ったなんでもないゴロを、待って取る美穂子。
セカンドの位置ならば、まだファーストは近い。
だが、ショートの場合はそこから遠く離れている。そして、美穂子の肩というものはカードの力をもってしてもそこまで強くない。
京太郎の懸念通り、もしも打者が俊足ならば内野安打になっていそうな打球処理である。
美穂子「あう……」
京太郎「(一歩目の動き出しが白水さん見てると……うーん)」
そして、続く早い打球には美穂子のグラブも届かない。
その動きを見て京太郎は内心、哩と比較をするのだが……。
あちらはかつて球界屈指と言われ、数年もゴールデングラブ賞――守備の最も上手い選手に贈られる賞を受け続けた名手である。
正に雲泥の差、範囲については比較にすらならないレベルである。
美穂子「えいっ!」ビュッ!!
京太郎「うお!?」ピョンッ
美穂子「あ、ご、ごめんなさい!」
京太郎「い、いえ……(なんだこの送球……)」
極め付けは送球である。
再び待って取った美穂子は、せめて強い送球で挽回しようとしたのか目いっぱい投げた。
投げたが、そのボールは大きくファーストを守る京太郎の頭上を越えていく。
ザコプロでも、そしておそらくやえでも取れないだろうその送球に美穂子はしょんぼりと肩を落とすのだが、
京太郎は気にしないようにと言い含めながらも溜息を吐く。
京太郎「(地蔵守備に送球難、おまけにエラーを恐れて待って取る癖持ちかぁ……)」
美穂子「次を……次をお願いします、監督」
良子「オーケー、では、頑張りましょう」
正直言えば、投手である京太郎としては後ろを任せるのは不安になる技術である。
だが、そんな京太郎の想いもある程度理解しているのだろう、美穂子は少しだけ悲しそうな顔をした後、再び練習に取り組んだ。
美穂子「(試合ではこんな真似は出来ないわ。せめて、少しでも練習をして修正出来るようにしないと……)」
福路内野手、割と負けず嫌いで責任感は強い。
※美穂子の好感度が+1され、28になりました。
あまり改善はされてなかったみたいだけど……だけど必死だった。 ああいう姿勢は、こう、グッとくるな。
やっぱり美穂子さんは真面目でいい人だ。 なのになんであんなカードなんだろう……。
ええい、言っても仕方ない。もうそろそろ日も暮れる頃だけどどうしようかな」
夕方行動1回目(1/2)
1.会話(チームメイトと交流します)
2.練習(練習をして京太郎・チームメイトの経験値を貯めます)
3.お出かけ(チームメイトと出かけます。2回分行動を消費します)
↓1
【睦月・美穂子・やえ・霞・良子】
【久・哩】
↓1 お出かけ相手選択
京太郎「いや、流石にこれ以上練習するのは……オーバーワークかなぁ?」
良子「考えるまでもなくオーバーワークですよ。 須賀くんはこのあたりでゴーホームしてください」
京太郎「はーい」
良子「しっかりとクールダウンする事も忘れないでくださいね」
京太郎「ういす」
良子に窘められながら、京太郎はしっかりと後処理を済ませて練習を上がった。
長時間、練習をしていたのである。割と体は悲鳴を上げている。
とはいえ、練習を辞めてしまえば暇になってしまうのが京太郎の悲しい性だった。
さて、寮に戻って何をしようかなと思い、帰り道を歩いていた所――である。
睦月「あれ、須賀くん?」
京太郎「津山さん? どうしたんです、こんなところで」
その道中、ばったり出くわしたのは睦月である。
この道で会うという事は練習に向かおうとしていたのだろうかと思ったが、しかし、睦月はユニフォームではない。
いつもの(寮内の皆はユニフォーム以外は制服姿です)制服姿である。
よって、京太郎も何をしてるのだろうかと思って首を傾げながら問いかけるのだが……。
睦月「う、うむ……実はその……あ、あれを……」
京太郎「あれ? って……なんだあれ?」
人数にして、十数人といったところか。
それらが寮とグラウンドの丁度間の道――そこから少し離れた、ぽつんとした空地でたむろしている。
ちょっとこれは寮にも近いし、文句を言った方がいいのではないかと京太郎が思った所で、
睦月は少し照れたように頬を赤らめながら続けた。
睦月「こ、これから……その、ファンとの交流会で……」
京太郎「ファンとの交流会!?」
睦月「う、うむ。 私なんかが、滅相も無いと思うんだけど」カァァッ
そう言う睦月は、更に頬を上気させた。
津山睦月、基本的にこのような表舞台というものは慣れていない。
ただ、慣れてはいないが、彼女は以前の試合で多数のファンを獲得していた。
球団初の本塁打。投げる事は無かったが、投手としても活躍が見込まれる。
そして、チームカラーとなっているベイスターズの熱狂的なファン。
一般人のファンから、親しみを持たれ、人気が出るのも無理からぬ事である。
睦月「監督が、ファンから是非ともと言われたみたいで……それで、こんなことに……」
京太郎「そ、そうなんですか……(ファンかぁ……やっぱり男性が多い……あれ? でも結構女性もいるな)」
睦月「その……よければだけど、須賀くんも一緒に来てくれないかな?」
京太郎「え? 俺がですか?」
睦月「ちょっとやっぱり、1人だと心細いというかなんというか……」
京太郎「(まぁ、こちら側からしてみれば知らない人と会わないといけない訳だもんなぁ。ましてや津山さん、女性だし)
わかりました。ご一緒しますよ」
睦月「ありがとう! 助かるよ……」
ファンたちは睦月だけでなく、京太郎も来た事で更に浮き足立ったが、そこはなんとか現場にいたスタッフさんが押しとどめ。
京太郎は仮設された握手会場で睦月が対応をする傍ら、ぴたりと張り付き寄り添う。
ファン「応援してます、頑張って下さい」ギュッ
睦月「う、うむ……ありがとうございます。私なりに、精一杯……」ギュッ
京太郎「(津山さんは真面目に対応してる……こういう所、不安にならないよなぁ、津山さん。
ベイスターズの選手が絡むと途端に白水さんややえ先輩も裸足で逃げるレベルの困ったさんになるけど……ん?)」
ファン「あ、あの……須賀選手ですよね?」
京太郎「はい、そうですけど」
そんな折、ふと京太郎に話しかけてくるファンがいた。
その問いに京太郎が応えると、ファンはやっぱり!とばかりに表情を綻ばせ、鞄から何やらごそごそと取り出す。
京太郎「(あれは……色紙?)」
ファン「すみません、須賀選手サイン貰えますか!?」
京太郎「サイン!?」
いきなりの言葉に京太郎はおうむ返しをする。無理もない。
京太郎がこれまで生きてきた中で、サインをした事など宅配便を受けた時に印鑑が見つからなかった時くらい。
いわゆる、有名人がファンにするといったたぐいのサインなどした事が無いのだから。
京太郎「(どうすんだよ、俺サインなんてできねーぞ……でも期待には応えたいしなぁ)」
1.「ええっと、わかりました。 名前崩すとか出来ないですけど……」
2.「すみません、サイン出来ないんです。 写真とかなら……」
3.「握手でお願いできますか? 津山選手もそうしていられるので……」
↓1
困りに困った京太郎だったが、結局サインをする事にした。
このような事態を想定していなかった為に字を崩した、いわゆるサインらしいサインにはならず、
『須賀京太郎』とそれはそれは達筆ではないが下手でもない、一般的な男子高校生らしい書体の一筆を色紙に記す。
ファン「ありがとうございます、応援してます!」
京太郎「ど、どうも。 頑張ります(これでいいのか……?)」
睦月「………………」
正直こんなものに価値があるとは京太郎としては思えないが、それでも、ファンは喜んでくれたようだ。
その後も、睦月と握手を終えた後に、何人かのファンが京太郎にサインを求めてくる。
いずれも、京太郎はサインとも言えぬサインを施すのだが、やはり満足そう。
京太郎「(こんなんでいいのかなぁ? もっと有名人っぽいのの方が……うーん)」
スタッフ「それではこれより写真撮影に入ります。 抽選で当たった方は当選券を持って前の方へ。
須賀選手」
京太郎「え? あ、はい?」
スタッフ「申し訳ありませんが一緒に入っていただけますでしょうか? 折角ですので……」
京太郎「えー、っと……」
睦月「須賀くんがよければ……ファンの人も、喜んでくれるよ」
京太郎「わかりました、俺でよければ」
とはいえ、京太郎にしろ睦月にしろ、やはりこういった事は不慣れだ。
先ほども言ったように表舞台には慣れておらず、おまけに緊張しいな睦月。
そしてやはり表舞台には慣れておらず、流れで乗ったけどこれでよかったのか?と考える京太郎。
ややぎこちない所もあるが――それでも、滞りなく撮影会は終了しそうになる、のだが。
ファンA「そういえば今日の握手会、津山選手だけって聞いてたよな?」
ファンB「せやな」
ファンA「須賀選手まで来てくれたのはなんでだろう」
ファンC「俺流のサプライズや」
ファンA「そういうのいいから」
よもや1人が心細かったからと睦月が誘ったとはわかるまい。
そんな中、最後の1組。
ベイスターズのユニフォームを着た小さな子供たちと一緒に、京太郎と睦月は撮影会に挑むのだが。
子供ファンA「すがせんしゅとつやませんしゅは、なかがいいのー?」
京太郎「んん?」
子供ファンB「本当は須賀選手は来ない筈だったんですよね? だから……」
京太郎「(ふむー……これはあれか)」
睦月「う、うむ?」
いわゆる、子供特有の男と女がいたらとりあえずからかってくっつけておけ的なあれである。
先に述べた通り、京太郎がついてきたのは睦月に誘われたからだ。それ以上でもそれ以下でもない。
いや、仲が悪いという訳ではないのだが――少なくとも2人の間に、男女の恋愛というあれそれは今のところないのだ。
京太郎「(でもここで否定したら変に誤解されそうな気もしないでもないし……)」
1.「ああ、睦月さんとは仲がいいぞ」
2.「うん、睦月先輩とはよく遊んだりするぞ」
3.「そうだな、むっちゃんとは野球で仲良くなったんだ」
↓1
睦月「ふぇっ!?」
子供ファンA「やっぱりー!」
子供ファンB「野球選手って、チームメイトでも仲が良くない人もいるって聞きますけど……」
京太郎「君子供なのによくそんなこと知ってるな……でも、うちはそんなことないよ。
睦月さんもそうだけど、皆仲良しでやってるからね。 そうですよね、睦月さん?」
睦月「う、うむ……うむ!!」
ここは子供たちに話を合わせるべきだろう、と考えた京太郎は、思いがけず睦月の事を名前で呼ぶ。
無論、さんづけではあるが。
これに睦月は動揺をするが、それでも流石に子供たちの前で否定する訳にもいかなかったのか、うむうむ言いながら頷いた。
顔は、赤面状態だったが。
その後、写真撮影を終え……。
子供ファンB「ありがとうございました!」
京太郎「こちらこそありがとう」
睦月「うむ。私たちも、楽しかったよ。試合では精一杯頑張るから……出来れば、応援してね」
子供ファンA「はーい。あ、そうだ!」ゴソゴソ
睦月「うむ?」
子供ファンA「これ、あげる!」ピャッ
睦月「うむ……? うん、ありがとう(カード?)」
スタッフ「それではこれで握手会を終了とさせていただきま~す」
……
…
その後、スタッフの誘導もあって、会場から離れて寮へと帰り着こうとする京太郎と睦月。
その道中、睦月はどこかよそよそしく……ちらちらと京太郎を見ていたのだが、やがて意を決したかのように口を開いた。
睦月「あの……えっと……京太郎くん!」
京太郎「はい、なんです?」
睦月「え!? あれ、あっさり!?」
京太郎「……ああ、えっと、名前呼びの件、ですか? あれは……出来れば仲の良さをアピールする為に、と思ってしたまでだったんですけど」
睦月「うむぅ!? え、そうだったの?」
津山外野手兼投手、痛恨のミス。
京太郎が名前で呼んだ以上、ここは自分も名前で呼び返そうとなけなしの勇気を振り絞った睦月であったが、
悲しい事に暖簾に腕押しである。
割と自爆に近い事をした為に睦月は再び赤面するのだが……。
京太郎「ああいや、でも……名前で呼んでいいなら、呼ばせてもらえれば。 津山さん……じゃない。
睦月さんと仲良くなりたいっていうのは、まあ、本心ですし」
睦月「う、うむ……うむぅ……」マッカッカ
京太郎の更なる言葉を聞いて、睦月は更に顔を上気させる。
津山外野手兼内野手、割と男慣れしてない。
睦月「は、恥ずかしながら……男の子と会話した記憶なんて、小学生時代以来無くて……」
京太郎「そうなんです?」
睦月「うむ……いや、まったくって事はないんだけど……なんだか、話しかけにくいみたいで」
京太郎「(睦月さん、クールに見えるもんなぁ)」
割と、ベイスターズ関連の事柄に関してその情熱は注がれているが。
それはさておき、睦月の顔色もようやく通常通りに戻ってくる。
睦月「だから、じゃないけど……割と、こうして京太郎くんと2人で歩くっていうのは、ちょっと、緊張するというか」
京太郎「俺だって緊張しますよ。 睦月さん、美人ですし」
睦月「……ありがとう。 お世辞でも嬉しいよ。 私は地味だからなぁ……」
京太郎「(お世辞じゃないんだけどなぁ……)」
クールに見える、というのは悪口ではない。むしろ京太郎としてはほめ言葉なつもりだ。
なんというか、知的美人に見える――見える、だけなのは先に述べた通りであるが。
いずれにせよ、睦月にその自覚は無いらしい。
寮内にはセクシー系なり可愛い系なりのトップクラスが揃っているからだろうか。
或いは元いた所にもクール系なり地味系でも巨乳なりのとんでもクラスが存在するからだろうか。
京太郎「(そういえば……)さっき子供から貰ったカードってなんだったんです?」
睦月「あ、確認してなかったね。 えーっと……」ゴソゴソ
とはいえ、ここでいくら言っても無駄だろうと感じた京太郎は話題を転換。
つられ、睦月はごそごそと先ほど少女から受け取ったカードを取り出すのだが……。
睦月「え……」
京太郎「どうしたんです?」
睦月「………………」
これを受けて京太郎は問いかけるが……睦月はぷるぷると肩を震わせた後、やがて――。
睦月「せっ、関根くんだああああああああああああああああああ!!!!」
京太郎「あーもうめちゃくちゃだよ」
絶叫した。
京太郎がここまでのちょっと甘酸っぱいような展開はどこへいったんだと頭を抱える中、
睦月の掲げたカードはその絶叫に応えるかのようにキラリと光を放つのだった。
【関根大気】
横浜DeNAベイスターズ所属。
高卒若手ながら2年目から1軍と2軍を行ったり来たりしていた期待の外野手。
甘いルックス故に女性人気が高いが、何も女性人気だけではない。
2015年には開幕戦代打本塁打を放ち、これがプロ初本塁打というのはプロ野球史上初。
また、この時まだ19歳という事で、こちらも最年少開幕戦本塁打という記録にもなった。
持ち味は50メートル走5秒台の俊足であり、印象に残るスリーベースヒットが多い。
先の記録にもあるように、単なる俊足だけでなく長打力も備えていると言える。
また、これだけ若いながらに1軍での出番があるという事は、それだけ首脳陣から潜在能力を買われているという事。
横浜に輝く新たな新星になり得る、期待の逸材。
新スキル候補が解放されました。
,.へ、 ,..-::‐::‐::-:..、
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・津山睦月
右投げ左打ち 守備位置:投手/外野手
所有カード:高崎健太郎(De)、乙坂智(De)
球威45 変化45 制球E 体力55
巧打35 長打55 走力60 守備35
【高さ危険太郎/低め安全花子】
試合開始前に判定。
出たコンマが偶数の場合投手時制球力一段階上昇、奇数の場合二段階下降。
【筋肉がエキサイトしている】
ツーベースヒット以上を打った以降の打席で長打力+20。
【道を切り開け】
その回の先頭バッターの際、巧打力+20。
【横浜愛】
試合に出場中の横浜所属カードを持った選手の数×3、全能力上昇。
※新スキル候補【ミスタースリーベース】
【ミスタースリーベース】pt5
打撃結果判定がツーベースの際発動。打撃結果判定下1桁が3・6・9の際、スリーベースに。
ただし1塁にランナーがいる、かつランナーの走力が49以下の際は発動がキャンセルされる。
という所で遅くなりましたが本日はここまで。
夜というか朝の時間までお付き合い下さりありがとうございました。
サインの話題が出ましたが、ベイスターズの選手からは、割と簡単にサインをもらう事が出来ます。
キャンプに行った際、私も石田・ヤマヤス・砂田・三嶋・須田・筒香・柳田から貰えました(自慢)
キャンプですと、ブルペンを間近で見れるので、楽しいのでオススメですね。
前スレ1000についてはちょっと考えてみます。
それではおやすみなさい。
さて>>1さんの話の進め方からして前スレの1000とは無関係っぽいですね
追加されたのは打者のカードみたいですし
って言う事はむっきーさん…京太郎くんを差し置いてトータル四枚目(投手カード2枚目)の入手確定でしょうか?
もしそうなら横浜投手陣(大洋時代のレジェンド含む)の誰に成りますかね?
微増ですからエース&魔神(クローザー)級の入手は難しそうですが
本日の夕食は霞と美穂子、この寮のメシウマ2トップのお手製のものという事でこれには京太郎もホッと安堵。
練習で疲れた体に、美味しい手料理が染みわたる。
京太郎「ああ美味い……(白水さんと久先輩のコンビだったらどうしようかと……)」
美穂子「ふふ、あわてなくてもまだまだ沢山あるわ。 おかわりいかが?」
京太郎「すみません、いただきます!」スッ
久「よく食べるわねー」
哩「そいでん、津山……そいがまた新しく手に入ったカードか?」
睦月「うむ……子供から渡されたもの、ではあるんですけど」
そんな中、話題に上がったのはやはり睦月が入手した新たなカードについてである。
つい先ほど、ファンとの交流会において手にしたカード。
一見すればどこからどう見ても普通のプロ野球選手カードに見えるのだが……。
良子「恐らく、石戸さんや福路さんが入手したのと同様に、それもまた効力のあるものなのでしょうね」
良子の言うように、既に霞、美穂子と2人が知らない間に、或いは偶然新カードを入手。
自身のものとしながら、更に野球能力を上昇させているのだ。
その流れを考えれば、睦月もまたこのカードを入手した事により一段上のレベルとなったと考えるのが自然である。
やえ「ぐぬぬ……私もそういうパワーアップアイテム的なものが欲しいぞ」
良子「(しかし、3人共に入手方法はバラバラ……なんなんでしょうねこれは。
津山さんの入手方法を考えるに、やはりオカルト的なものは感じられないのですが……)」
謎が謎を呼ぶ、とばかりに良子は首を傾げるのだが、いずれにせよ戦力アップは喜ばしい事だった。
良子「ふむ? 伺いましょう」
睦月「実はその……サインの書き方を教えていただきたく」
良子「サイン?」
睦月「う、うむ」
難しい顔をして唸る良子だったが、そんな彼女に睦月は手に持っていたカードをポケットにしまいながらそう告げた。
顔は少し、赤らんでいる。
睦月「その、さっきの交流会では私はサインが書けなかったので……。
京太郎くんは書いてましたけど、やっぱりああいうのも出来た方がファンの人にも喜んでもらえますから」
霞「握手だけでなく、サインも考えないといけないのね。 プロ野球選手の人って、大変なのね……」
哩「私らは実際んとこはプロ野球選手でもなんでもなかとやけどね」
良子「実際に試合をするだけでなく、ファンサービスも近年は求められる――それは麻雀でも同じですからね。
オーケイです、まあ、教えるといってもそんな大層なものでもない。
一緒に津山さんのサインというものを考えましょう」
別に彼女たちはプロ野球選手ではない。ないのだが、この冥球島には熱狂的な野球ファンが多数存在する。
その為に、前回――初戦であるにも関わらず、京太郎たちの試合にも多数の客が入っていた。
そして、その中で、活躍をした京太郎たちにも多くのファンがついている。
今日、睦月と交流を深めたファンたちも、その一部である。
ならばこそ、彼ら、彼女らを無碍にはしたくないという思いは睦月にある。
他の者たちも、程度の差こそあれ大体は同じようなものだろう。
やえ「心配しなさんな、私は既にサインを完成させているぞ!」
京太郎「……やえ先輩、いつの間に?」
やえ「私は小3の頃からずっとノートの端っこに色々書いてきた。今では数秒でパパッと書ける」フフン
ちなみに、既にサインを完成させている者もいたが、若気の至りである。
京太郎「ふぅ、食べた食べた。 やっぱり美穂子さんと霞先輩の手料理は最高だな。
しかしサインかぁ……俺も考えた方がいいんだろうか。 でもなんかちょっと気恥ずかしい気もするな。
さてと、食後は何をしよう。まだ寝るまでに余裕はあるぞ」
夜行動1回目(1/2)
チームメイト
【睦月・美穂子・やえ・霞・良子】
【久・哩】
入手連絡先
【優希・まこ・和・咲・穏乃】
↓1 交流or電話する相手
やえさんの場合どう成りますかね?
T岡田の弱点を埋めるカード
スーパーカートリオ(高木豊さんor屋敷要さんor高橋義彦さん)の誰かか
其れとも長所を伸ばすカード
ラミちゃんか
ローズ(白人の方)か
ブラッグスか
ポンセか
本当どう成りますかね?
しもた!
スーパーカートリオのメンバー
一人間違うてた!
高橋義彦さんやなく
加藤博一さんやった
京太郎「いや……折角だし、俺もサインの開発と行こう。
次も名前をただ書いただけ、なんて恥ずかしいもんなぁ」
あくまで一介の高校生である京太郎が、自分のサインを持つなどやはり気恥ずかしさが勝る。
それで自慢気になれるのなど、少なくともこのチームにはやえくらいしかいない。
しかし、今日のようにファンからサインを求められる機会というのも今後はどんどん増えていくだろう。
その時になってもまだ、『須賀京太郎』と名前を書いているだけというのも問題である。
そう考えた京太郎は、すぐさま監督室へ。
ノックをしてから中に入ると、そこには良子1人だけだ。
京太郎「あれ、睦月さんは?」
良子「もう終わりましたよ、サインの開発」
京太郎「早いっすね……」
良子「どうやら彼女も、モデルとするサインのイメージがあったようですぐに完成しましたよ。
ほら、こちらがそれです」
言いながら良子が提示したノートを見ると、そこには色々と試行錯誤をした数個のサイン。
そんな中に、一際大きく書き、満足そうに○で囲んでいるものがある。
恐らくはこれが睦月が完成させたサインなのだろう。
京太郎「……でも、これなんて書いてるかわかんないですね。
ちょっと縦に長くて……これはアルファベット使ってるのかな?」
良子「サインなんて往々にしてそんなものです。それと、漢字ですよ。
ほら、崩す前のがわかりやすいのがこちらに……」
京太郎「あー……説明されるとわかる、ような」
そこは守備範囲や走力を全てカバーしている田中浩康ですよ。
と、ちなヤクが言ってみる
アライサンとか中田翔とかなら引きそう
言われなければそうとは見えないが、なるほど、確かに玄人っぽい――いわゆる、サインらしいサインだ。
最後の『月』の字の内跳ね部分が異様に伸びている所も、中々のチャームポイントである。
良子「それで、須賀くんは? 何かありましたか?」
京太郎「ああいや、俺も折角なんでサインを考えたいなと思って……」
良子「なるほど、なるほど。 オーケイです、ファンを大切にする事は非常に大事ですからね。
では早速、始めましょうか」
ここで良子から京太郎の用件を聞き出し、京太郎も本題を話すと快く了承される。
サインを考える――とはいっても、やる事などそう多くは無い。
要はサインというのは自身の名前を書いて、ファンが自分と会ったという証明を立てる――その記録を残す為のものだ。
ぶっちゃけて言えば、京太郎が今やっている、普通の書体で名前を書くという事でも問題は無い。
無いが、それでは名前を書くだけでも時間がかかる。
サインというのは多くの数を書かねばならない時がある為、特に京太郎の場合、漢字は難しくないが計5文字もあるのがネックだ。
その為に崩す。ササッと書けるように、一筆で書けるように文字を崩すのだ。
良子「因みにこちらが私のサインです」スッ
京太郎「おお! 流石に、プロ雀士なだけあって堂に入ってますね」
良子「ルーキーイヤーの時は結構なれなかったのですが、まあ、あれから色々とする機会も増えましたからね」
参考になれば、として良子が出したサインもまたサインらしいサインである。
こちらは横書きで、恐らくはアルファベットで名前が書かれているのだろう。
『Yoshiko Kaino』の最後の『o』の部分がハートになっているのが、なんとも愛らしい。
良子「まあこのハートまで真似する必要はありませんが」
京太郎「いや、流石にそれは俺もしないですよ」
良子「まずは文字を何にするか決めるのがいいかもしれないですね。 どうします?」
京太郎「うーん……」
1.「漢字にします。 下の名前だけなら全部簡単ですし崩しやすいでしょうし」
2.「ひらがなにしてみようかな。 全体的に丸いですからすらすら筆を走らせやすそうです」
3.「アルファベットですかね。 監督の見てたら、慣れたらこれが1番書きやすそうだ」
↓1
良子「ふむ、そうですか?」
京太郎「はい!」
良子「オーケイ、です。 確かに、君の言う通り筆記体のアルファベットは流れるようにかけますからね。
……慣れれば、ですが」
京太郎「あー……大丈夫です、多分。 中学の時になんか習ったような気がしますから」
別に京太郎の学業がすこぶる悪い訳ではない。いい訳でもないが。
ただ、英語の授業くらいでしかアルファベットを書くような機会などなく、
おまけに京太郎はその時でもブロック体と呼ばれる書式でしか板書などもしていない。
故に、馴染みが無いと言えば無いのだが……。
京太郎「うーん……」スラスラ
良子「それだと相変わらず自分の名前を書いているだけになりますね。
もっとまとめて、かつ、崩して……ここを大きく書くと全体も締まります」
京太郎「ああ、なるほど!」
良子のアドバイスもあって、なんとかサインを完成させる。
彼女もサインを書くようになって日が浅いのだが、逆にそれが功をなしたのだろう。
自身もサインを考え出した時の経験が、そっくりそのまま助言として生きている。
京太郎「よし、これで完成ですね!」
良子「ええ、最初は慣れないかもしれませんが……まあ、いずれすぐに多く書く機会も出てくるでしょう」
京太郎「ははは……また握手会やサイン会なんかがあるんですか?」
良子「それもありますし、記念ボールの開発なんかもあったりしますので」
京太郎「……記念ボール?」
良子「前回の君の完封勝ちの時にもあったんですよ、記念ボールの発売の検討。こちらで負担をかけるのはいけないと判断し、見送りましたがね。
ちなみに、あちらの要望は背番号と同じ17個だったようです」
京太郎「……17個くらいなら」
良子「他にもスタンド、サイン色紙なども17個です」
京太郎「……断ってくれてありがとうございます」
良子「言いましたでしょう、負担をかける訳にはいきませんからね」
そのまま、頬杖をつきつつ京太郎の顔を伺う。
良子「ですが、ファンも大切にしないといけません。
君たちはプロではないとはいえ、企画の趣旨を考えるとね」
京太郎「いえ、それはわかってますよ」
良子「なら結構です」フフッ
無論、良子としても京太郎がファンを蔑ろにするような者ではないとはわかっているのだろう。
京太郎の性格上、そして今日の交流会で飛び入りだったにも関わらずサインに撮影にと回ってサービスをした京太郎の話は聞いている。
何より、こうして自分からサインを考えにやってきたのだ。
京太郎「でも、プロって大変ですね」
良子「野球と麻雀、競技は違いますが……それだけでご飯を食べるというのは難しいです。相応の苦労もありますよ」
単に麻雀をするだけがプロ雀士ではない。
良子にしても、全国大会で解説をしたようにそういった場に呼ばれて上手く説明できるだけの話術が無ければならないし、
それ以外にも今日、京太郎がやったようにファンとの交流会などへの出席もある。
TVやラジオに出演しなければならない時もあれば、地方への巡業などもある。
その上で練習もしなければならない。
良子「それに、結果が伴わなければファンから心無い言葉を浴びせられる事もありますからね」
京太郎「……監督でもそんなことがあるんですか」
良子「ありますよ。 まぁ、余程酷いなというのは滅多にないですがね」
1.「酷いですねそれ。 何を言われたかはわかりませんけど、叩けばいいってもんじゃないでしょう」
2.「やっぱプロの世界って厳しいですね……」
3.「それでも一部の人でしょう。 大多数のファンの人はちゃんと応援してくれてるんじゃないんですか?」
↓1
良子「ええ、その通りです」
京太郎の言葉に、良子もまた頷く。
基本的に、こういうのは声の大きい者の言葉が耳につくものだ。
いわゆる、野次を連呼する者は悲しい事に一定数いるが、とはいえそれが全員という訳ではない。
むしろ、口汚く罵るようなファンは少数派であるものである。
良子「もっとも、あんまりにも酷すぎれば少数派が多数派にどんどん変わっていくものですがね」
京太郎「はは……」
良子「ただまぁ、そういうのも期待の裏返しだったりするものです。
……そうそう、ファンといえばですね」
京太郎「はい?」
良子「前回の試合後、人気投票を行ったそうですが……須賀くん、見事に1位ですよ」
京太郎「……ええええええ!? お、俺がですか!?」
不意の話題転換に驚き、更にその内容にも驚く京太郎。
今のチーム――というよりは、久と哩が加入をする前の状態の際、行った人気投票。
試合直後のそれにおいて、自分が1位になったというのだから無理もない。
何かの間違いじゃないかと思う、が、言いながら良子が見せてくる紙を見ると確かに1位の所には自分の名前が書いてある。
京太郎「うわ……マジか、え、なんで?」
良子「まあ、1位と言っても僅差なんですがね。 石戸さんと福路さんが少し物足りないかなというくらいで」
京太郎としては逆の順位でもおかしくないと思えるのだが、良子は首を振る。
良子「前回の試合では福路さんも石戸さんもバットでいい所を見せられませんでしたからね」
京太郎「えぇ……でも、美穂子さんは守備でいいプレーを見せてくれましたし、霞先輩はリードで俺を助けてくれましたよ」
良子「しかしながら、そういった所はあまり評価をされにくいのが野球というスポーツですからね。
やはり、完封をした君やホームランを放った津山さん、小走さんがインパクトは大きい」
京太郎「うーん……」
とはいえ、京太郎としては納得がいかない。
共に戦う仲間として、美穂子や霞があまり評価されていないというのは不満だ。
良子「勿論、見てくれている人は見てくれています。 投票理由の所にもありますでしょう」
京太郎「え? ……あ、本当ですね」
ただ、良子の言う通り、見る者はしっかり見ている。
投票理由の記入欄には、『美穂子の取った最後のダブルプレーに痺れた』や『霞の落ち着きある捕手としての佇まい』など、
彼女たちが決してこの前の試合でいい所が無かった訳ではないという事が書かれている。
……後者に関しては、霞が見ればそれはそれで複雑に思っただろうが。
良子「ちなみに、他にも……福路さんや石戸さんには男性ファンが多いようです」
京太郎「そりゃ当然でしょう。俺も客側だったらファンになりますよ」
良子「おや? 私のファンにはなってくれないんですか?」
京太郎「……これ、プレイヤーの分しか投票出来ないじゃないですか。監督には投票できませんよ」
良子「残念です」
京太郎「(絶対わかってやってるんだよなぁ、この人……)」
霞たちのファンになるだろう、と言った瞬間、上目遣いで寂しそうに見てくる良子。
その態度に内心ドキリとしながらも、京太郎は平静を装いながら対応した。
良子「仕方有りません。 代わりに、私が須賀くんのファンになりましょう」
京太郎「むぐっ……」
良子「ふふ、次の試合も期待していますよ」
京太郎「はい(ああもう……反則だこの人)」
笑みを浮かべ、そう言う良子。
京太郎は振り回されているなぁと自覚しながら、染まった頬のままそっぽを向き、くすくすと笑うその声を聞き続けるのだった。
※良子の好感度が1回目+2、2回目+2で36になりました。
京太郎「ふぅ、何はともあれサインは考える事が出来た……けど、いい加減監督にはからかうのやめて欲しい……ような。
なんだかこうやって手のひらの上で遊ばれるのも悪くないような……。
いかん、なんだか考えがおかしな方向に行ってる気がする。
さて、気を取り直して次はどうするかな」
夜行動1回目(2/2)
チームメイト
【睦月・美穂子・やえ・霞・良子】
【久・哩】
入手連絡先
【優希・まこ・和・咲・穏乃】
↓1 交流or電話する相手
筒香にやっと一本が出て良かった……。
おやすみなさい。
中田の一発で10連敗で終わった・・・でもまた連敗が続きそうな感じなんだよなぁー
もう少ししたら再開します。
昨日筒香のあと中田が続いたのには笑っちまったぜ
哩「ん? 須賀か……こげな所でなんばしょっとか」
京太郎「あれ、白水さん」
一旦監督室から出て、これからの事を考えていた京太郎。
するとどうやら丁度、食堂に何か飲みに来たらしい哩とばったり顔を合わせる。
どうせだし自分も、と京太郎は同行する事に決め、哩の分まで飲み物を用意。
ここら辺の雑用については慣れたものである。
京太郎「どうぞ」
哩「ありがとう。 ん……美味か」
京太郎「そうっすか?」
哩「金ば払って飲むってなもんやなかけど、普通に美味か」
京太郎「(そういや前もやえ先輩に似たような事言われたなぁ……まぁ、褒め言葉なんだろうけど)」
むしろ紅茶の淹れ方で褒められた所で、という気もする。
なんにせよ、京太郎は何とも言えない気持ちになりながら自分もまた紅茶を一口含んだ。
……確かに哩の言う通り、普通に美味しい。普通に。
哩「で、須賀は監督室になんか用事ばあったとか?」
京太郎「ああ、俺はほら……サインについて監督に相談してたんですよ。
夕食の時に睦月さんも話してたでしょ?」
哩「あー……そういやそんな事も言うとったね」
哩「どげなサインが出来たと?」
京太郎「えっと……こんな感じですね」サラサラ
哩「……読めん」
京太郎「サインってそういうもんですし」
出来上がったサインを、手近にあった紙に書いて見せる京太郎だったが、
不慣れなせいかそれとも単純に読めないのか、哩は難しい顔をして一瞥するだけである。
哩「しかしプロも大変やね、夕食の時にも石戸ば言うとったけど。 こげな事まで考えんといかんとは」
京太郎「ですねー。 俺はまぁ、どうせこの企画が終わるまでですし、これはこれで楽しい経験ですけど。
……っていうか、白水さんもこういうのは今からでも考えてないんですか?」
哩「私が? なんで?」
京太郎「いや、だって……将来的にはプロになったりするんじゃないです?」
哩「あー……どうやろね」
少しばかり他人事に思える哩の言動に違和感を持った京太郎が突っ込むと、
哩はうーんと首を捻りながら言葉を濁した。
哩「前も言うたかもしれんけど、私は卒業後は大学に進学する予定やけん」
京太郎「……ああ、そういえば」
その際に、確かに哩は卒業後の進路を大学進学と言っていた筈だ。
ついでに、東京にある大学とも。
京太郎「えぇ……でも、白水さんくらいの、名門でエース張ってる人ならもうプロからスカウトとか来てるんじゃないですか?」
哩「何人かはな。 やけど、今年ん目玉ばどう考えても宮永照やからね。
私の評価ばそこまでたこうないよ」
因みに、この世界のプロ雀士への道筋はプロ野球選手へのそれと大体同じである。
高校生については、まず進路としてプロ志望届を出してドラフトでかかるのを待つしかない。
そして、まず間違いなく、今年の高卒プロ一番の大物はチャンピオン――宮永照である。
6球団――もとい、6チーム競合で済めばいいレベルだ。
哩「それに学生生活ば学生時代にしか出来ん事やしね。
プロになるっちゅう事も考えてなか訳じゃないが……今は進学優先やね」
京太郎「すぐにプロ入りするつもりはないんですか?」
哩「今んとこはな」
1.「勿体ないと思いますけどね……大学行って潰れるプロなんていくらでもいますし」
2.「確かに、プロ入りって社会人になるって事ですからね。気楽と言ったらなんですけど、学生身分を味わいたい気持ちはわかります」
3.「要は東京でのキャンパスライフにあこがれてるって所ですか」
↓1
安価↓
哩「…………」
京太郎「…………」
哩「なんで……ばれちょると?」
京太郎「いや、割とバレバレっすよ!」ビシィッ!!
前回会った時、垢抜ける為にはどうすべきかと悩んでいた哩。
そして、プロに即入りしない事を突っ込む京太郎にキッパリと進学を宣言する哩。
この2つの符号が意味する事はただ1つ。
どう考えても、夢の都会のキャンパスライフにウキウキという事である。
驚いた顔で言い当てられた!とばかりに狼狽する哩に、京太郎は思わずビシィ!と指を突き刺しながら指摘していた。
それくらいわかりやすいのだ、仕方ない。
哩「だって東京やとよ? 新道寺も思ったより都会やなかったけん」
京太郎「そうなんすか? 福岡でしょ、新道寺って」
哩「近場のコンビニまで結構距離あるばい。遊び場かてそんなになか」
都市部はしっかり都会だが、それ以外の部分は田舎なのが地方都市である。
福岡県にあるとはいえ、哩の通う新道寺女子はその田舎の方。
割と佐賀から越境入学をして胸を膨らませていた哩としては、ショックだった事実である。
哩「長野なんて都会におる須賀にはわからんかもしれんけど……」
京太郎「いや、前も言いましたけど長野も田舎ですからね!?」
哩「そら、まあ、憧れたりくらいはするもんやろ……長野は東京に近いけんそげなこつなかやろけど、
こっちは東京まで行くのに遠すぎるけん。
全国大会で東京ば行くときにはいっつも緊張ばして前の日には眠れんかった」
京太郎「(遠足前の子供じゃないんだから……)」
とはいえ、同じ田舎出身である京太郎としては哩の気持ちもわからないでもなかった。
とにかく、田舎で過ごす若者というのは退屈である。
京太郎には中学時代ハンドボール部、高校に入ってからは麻雀部と打ち込むものがあったし、
それは哩としてもそうなのだろうが、やはりどこか物足りない。
哩「東京なら遊び場がファミレスかスーパーかの二択しかないって事は無いけん!」ググッ
京太郎「えーと……具体的にはどんな遊びがしたいんです?」
哩「プリクラば撮る!」フンス
京太郎「ゲーセンくらいあるでしょ……」
哩「都市部ば出たらな。 あああと、映画館にも行きたかね」
京太郎「あー……それはまぁ、なんとなくわかります」
田舎のネック。映画館が遠い。
あるいは、あったとしてもマイナーなものは他県に行かなければやってない。
哩の熱弁に京太郎も理解を示すが……。
1.「でも都会に出るって事は鶴田さんと離れるって事ですよね?仲良かったんじゃないですか?」
2.「この島にもゲーセンや映画館ありますよ。今度行って来たらどうです?」
3.「福岡の都市部の大学に行けばいいだけじゃないんですかね……」
↓1
しかし、ここで気になったのは姫子の存在だった。
京太郎も詳しく知っている訳ではないが、彼女と哩との絆の話は割と有名。
おまけにこの前の合同練習では、人目を憚らずいちゃいちゃと――もとい、再会を喜んでいたのだ。
哩が東京の大学に進学するという事は、その姫子と遠く離れるという事である。
それでいいのか?と京太郎としては思うのだが、哩はふっ、と笑うと紅茶を一口啜り呟く。
哩「ま、そやね」
京太郎「そやね……って」
哩「ただまぁ、姫子とは私が先に新道寺ば入学した時も離れちょった。
佐賀と福岡と、福岡と東京とじゃ距離も違うが……別にずっと引っ付いとかんといかんちゅうわけでもなか」
京太郎「そりゃそうかもしれないですけど」
哩「そいぎ、前も言うたと思うが……元々、こん企画ば参加したんも離れても大事なくやれるようにと思っての事ばい」
確かに、その言葉は以前京太郎も聞いた事がある。
哩「私と姫子ん絆、積み重ねてきたもんはちょっとやそっとん事では壊れはせん。
離れていても繋がる事が出来る絆ばい」フフン
京太郎「(なんだろう、多分心と心が繋がってるとかそういう事言ってるんだろうけど……物理的な事に聞こえる)」
哩「そいに、いつまでもべったりてな訳にもいかんしな。
将来、ずっと同じ進路を取り続ける訳にもいかんやろしどこかで道ば分かれる時ばくる」
京太郎「………………」
哩「早かれ遅かれそういう時ば来る、ただそれだけばい」
先ほどまでのぽんこつっぽさがかけらもない。
哩「……須賀にもそげな奴ばおらんのか?」
京太郎「え?」
哩「ま、私と姫子の絆って程やなかろうけど。 繋がってる――付き合いの長い奴なんかは……」
京太郎「……いると言えば、いる、ですかね」
哩「なんね、その反応……」
哩の言葉に思わずドキッとしながらも、京太郎は言葉を濁した。
彼の脳裏に浮かぶのは、中学時代からの幼馴染である文学少女。
無論、哩の言う通り、その絆というのは彼女たちのそれに比べてそこまで太いものではないのだろう。
ただ、中学時代からなんだかんだと色々とぽんこつな彼女の面倒を見て、
この企画が始まってからも何かと気がかりになっているのが彼女の存在。
恐らくは彼女からも、京太郎については色々と気にしてくれているだろうと自惚れでもなくそう思う。
京太郎「(まだ先の事だとは思うけど……)」
哩「………………」
哩「ま、時間ばたっぷりある。 これもいい機会だと思って色々考えてみんのもよかやろ。
ごちそうさん、私はもう寝るばい」
京太郎「あ、はい。 おやすみなさい」
ポン、と京太郎の肩を叩きながら自室へと戻っていく哩。
そんな哩の背中を見送りながら、京太郎はしばらく食堂にこもり色々と考え事をしていた。
していたが、終ぞ、彼女と自分――2人が進路を変えたビジョンというものが、あまり鮮明には見えないのであった。
※哩の好感度が1回目+2、2回目+1され13になりました。
京太郎「…………」ポケー
睦月「京太郎くん、大丈夫?」
京太郎「へ? ああ、はい」
あの後、結局色々考える内に訳がわからなくなり、中々寝付けなかった京太郎。
朝起きてもぼうっとする事が多かった為に、周囲からは心配されるのだが……。
それでも朝食を取り、食後のコーヒーを飲むと気持ちを切り替える。
京太郎「考えても答えが出ない事は考えない事だな。 うん。
よし、今日も一日気合入れて頑張るぞ! 朝は何をしようかな」
朝行動1回目(1/2)
1.会話(チームメイトと交流します)
2.練習(練習をして京太郎・チームメイトの経験値を貯めます)
3.お出かけ(チームメイトと出かけます。2回分行動を消費します)
↓1
【睦月・美穂子・やえ・霞・良子】
【久・哩】
↓1 会話相手選択
哩「お、気合ば入っとるな、須賀」
京太郎「うおう!? 白水さん、いたんですか」
哩「さっきからおったとよ。 というか須賀、独り言多いな……」
京太郎「はは……どうも、癖みたいなもので」
と、気合を入れていた所を哩に目撃される京太郎。
流石に独り言を聞かれた為に気恥ずかしくなり、頬をかきながら哩の対面に座る。
京太郎「白水さんは何してるんです?」
哩「ん……まあ、ちょっと雑誌ば読んでただけばい」
京太郎「どんなのです?」
哩「……今更隠すようなもんやなかけん、みたけりゃ見ればよか。 ほい」
言いながら、読んでいた雑誌を京太郎へと寄越す哩。
割と彼女も、前回恥ずかしい雑誌を読んでいた所を京太郎に見られてから、色々と吹っ切れたらしい。
それでいいんだろうかと思いながら、京太郎が渡された雑誌を見てみると……。
京太郎「……『冥球島100のデートスポット特集』?」
哩「………………口に出さんと読めんとか?」フイッ
京太郎「す、すみません」
流石にそれは恥ずかしすぎたのだろう、そっぽを向く哩に謝罪をする京太郎。
しかし、だ。
これはまた、前回とはまた違った意味で予想外の雑誌である。
哩「別にデートどうこうちゅう話やなかとよ。 単に遊び場ば探すのにこういう雑誌が一番ってだけばい」
京太郎「んー……まあ、一理あるような無いような?」
パラパラ、と中身を見てみるが、まあ、確かに遊び場探しにはもってこいに思える雑誌ではある。
前日哩が言っていたように、都市部にあるシネコン。
或いは遊園地なり水族館なり動物園なりショッピングモールといったデートの定番コースみたいなものもあるが、
まあ、これも田舎には中々無い遊び場である。
1人で行くにはかなり勇気がいるが。
京太郎「特に映画館やショッピングモールはともかく、遊園地とかは1人で行くのは辛いですね……」
哩「なんも1人で行くとは言うてなかとやろ!」
京太郎「行く相手いるんです?」
哩「そいは……」
1.「ああ、でも次の試合で勝てたら鶴田さんと行けるかもしれないんですね」
2.「なんだったら俺と一緒に行きます? 俺もちょっと興味ありますし」
3.「折角だから寮にいるみんなで行けたりしたらいいですけどね」
↓1
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