http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1493851446/
の続きです。
志希「はいこれ。新薬の『ホンネヲイウーヨ(本音を言うよ)』だよ。上手に使ってね」
P「…えらく淡白に渡してきたな」
志希「ん~、前フリで遊ぶのももう飽きちゃったんだよね~♪」
志希「志希ちゃん的には~、いままで続いていたことを褒めて欲しいくらいだよね~♪」
P「よーしよしよし」
志希「にゃはは~♪」
P「うん。薬ありがとう。有効活用するな」
志希「はーい。ちゃんと後で成果は報告してね~」
P「はいよ。じゃあ>>6のところに行ってみるか」
裕美に睨まれたい。
「『スナオニナール』と『ホンネイウーヨ』の違いがよくわかんねー☆」というレスがあったので回答させていただきます。
結論から書くと『ストーリーの展開上ではどっちだろうと効果は大して変わりません』。
一応、分別いたしますと、『スナオニナール』は『自分の知ってほしい部分をぶちまけたくなる』効果のある薬です。「Target1. 橘ありす」(http://ex14.vip2ch.com/i/read/news4ssnip/1493253254/)の回想で詳しくは説明してあるので、ありすのデレ具合を思い返しながら、そちらをご覧ください。
一方、『ホンネイウーヨ』は『損得関係なしに正直な気持ちを言っちゃえ☆』と文字通り本音を引き出す薬となります。
例えば、卯月が美穂のくまさんシャツを見た時に『ホンネイウーヨ』を使った場合「そのシャツのセンスは…ちょっとだけ奇抜ですよね…♪」と遠回しに「シャツがダサいぞ!」と言う可能性が出てきます。
『スナオニナール』ではこうしたことが起こりません。スナオニナールはあくまでも「自分のことを知ってもらう」ための素直さが引き出されるものだからです。
ようするに「自分は頑張ってくまさんシャツの柄を選んでいるんだ」ということをアピールしてくるわけですね。可愛らしいですが無駄な努力です。
と、まあ。長々と書きましたが、基本的には展開上もっとも重要視している「そのアイドルの良さ・魅力」を引き出すために薬をちょろっと利用しているだけなので、「薬の効果を適切に表現する」ことにはあまり気を払っていません。
自分の中で分別こそしていますが、展開上で薬の効能が都合よく変化しうるので「ストーリー上ではあまり効果が変わらない」という意味になります。
『スネオニナール』のありさ先生の展開などはまさにそうです。振り返ってみればスネ夫要素ほぼゼロです。完全にタイトルが出オチです。出オチかと思いきや案外続くんじゃないかな? という自分自身への期待を裏切っての出オチです。反省してます。
薬についての話は以上です。
それでは裕美ちゃんで書き始めます。
裕美「…」(キッ)
P「…」(キリッ)
裕美「負けても…恨みっこなしだからね…?」
P「ふっ…裕美こそ覚悟はできたのか?」
裕美「言うまでもないわ…さっさとかかってきなさい…!」
P「じゃあ行くぞ…! せぇの!」
2人「「じゃーん! けーん!」」
P「ホイィィィ!!」(グー)
裕美「ぽいっ!」(パー)
P「…」
裕美「…やった♪」
P「ひぇぇ…俺の渾身のグーが…!」
P「ぐふぅ。まあ勝負は勝負だーーー裕美に勝ってれば、裕美のフリフリドレス姿とブライダル衣装姿を撮影出来たのに…くそぅ…」
裕美「ぷ、プロデューサーさん!? そんなこと考えてたの!?」
P「うん。ドイツの城を撮影場所として押さえることも考えてた。残念だなぁ」
裕美「…」
裕美「そ、それだったら、じゃんけんなんかしなくてもさ…その…私だったら別に…」
P「うん?」
裕美「い、いやだから…その…撮影は嫌じゃないっていうか…」
P「え! 撮ってくれるのか!? ありがとう! 裕美うれしいぞ!」
裕美「ちょっ! そこまではまだーーー」
ピポパポ…トゥルルルル…ガチャ!
P「もしもし。俺です。はい。裕美が快諾してくれましたよ! というわけで、予定通りよろしくお願いします。はい。失礼しまーす」
ピッ
P「よし。来月に撮影だぞ?」
裕美「まだオッケーなんて言ってないのに!?」
P「ふはは。もう遅いわ。観念せい!」
裕美「っ! 卑怯よ! 卑怯よ~!」
P「楽しみだなぁ。裕美の新しい衣装」
裕美「…」
裕美「…もう♪ プロデューサーさんは仕方ないなあ」
P「はいよ。お茶」
裕美「ありがとう」
P「いや~、にしても本当に撮影が待ち遠しいなぁ。そう思わないか? 裕美?」
裕美「どうかしらねー。誰かさんが勝手に撮影を決めちゃったからね~♪」
裕美「~♪」
P「(口ではこんなこと言ってるけど、かなり上機嫌になってるな)」
裕美「ところでさ」
P「うん?」
裕美「じゃんけんの賭け…忘れてないよね?」(にっこり)
P「…」
P「ワ、ワスレテナイヨ」
P「それにしてもいやー、裕美は笑顔が上手になったなー」
裕美「話。誤魔化そうとしても無駄だよ?」(にこっ)
P「ひぇぇん」
裕美「うーん…じゃあ…さ…」
P「はい」
裕美「で…でー…」
P「うん? 『デ』?」
裕美「…」
裕美「で、デラックススタドリを奢ってほしいなー!」
裕美「…なんて」
P「はい?」
裕美「だから! デラックススタドリが飲みたいの! さ、最近ハマってるから…さ…」
裕美「…うん」
P「(なんか急に落ち込んじゃった感じだな…うつむいてるし…本当は何か言いたいことがあるんじゃないか…?)」
P「(よし。こんな時こそ『ホンネイウーヨ』で…!)」
P「裕美。顔上げて?」
裕美「…え?」
プシュッ!
裕美「きゃっ! な、何するの!? いきなり!? 香水!?」
P「リラックスした?」
裕美「はぁっ? あんなのでするわけないでしょっ」
P「うん。じゃあ、ともかくさ。もう一回だけ、じゃんけんの賭けで何してほしいか言ってくれる?」
裕美「は、はぁ? だからデラックススタド…」
裕美「…」
裕美「今度の休みデートしてほしいな」
P「OK」
おやすみなさい。
なんでだろう
デトックススタドリに空目した
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