みほ「白組はおそらくアヒルさんチームを囮にⅢ突のいる待ち伏せ地点に誘導する
つもりです、優花里さん、榴弾装填、信管は瞬発で!華さん、牽制射撃で足止めを
かけます!射撃のタイミングは任せます!」
優花里「了解!」
華「了解!」
ごきっ
優花里「うぐぅっ…」
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優花里「うぐぐぐ…」
みほ「ああっ!優花里さんしっかりして!」
沙織「たっ…大変!麻子!停めて停めて!」
麻子「おう!」
キィィィィィッ ガクンッ (急停止)
優花里「んほぉぉぉぉぉ!」
沙織「こちらあんこうチーム!緊急事態発生!ただちに演習を中止してください!」
杏「え?何?どうしたの?」
沙織「ゆかりんが!ゆかりんが!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
優季「秋山先輩どうしたの?」
梓「装填しようとして腰を痛めたんだって…」
あや「うわぁ…すごい脂汗…」
あゆみ「痛そう…」
桂利奈「紗希ちゃんも優季ちゃんも気をつけないと…」
カエサル「明日は我が身だな…」
典子「八九式の57mm砲弾は軽くて助かったな」
あけび「その代わり威力が全然ありませんけど…」
スズキ「ウチの88mmは大洗で一番重いから気をつけないと」
ナカジマ「そろそろ装填手用のパワーアシストの開発に着手するときだな」
ツチヤ「レギュレーション違反にならないかな…」
あと小山、おうちの人に電話して保険証持ってきてもらって。保健室じゃなくて病院で診てもらわないと」
優花里「もっ…申し訳ありません…ぬふぅっ!ご迷惑をお掛け…がぁっ!」
みほ「そんなのいいから今は自分のことだけ考えて!」
ナカジマ「お待たせ!さあ乗って乗って!」
華「肩を貸しますからこちらへ!」
沙織「華、そっとね!」
柚子「おうちの人は先に病院に行ってるそうだから後お願いね!」
みほ「はい!」
おそらく筋肉の断裂とそれに伴う腰椎のズレだと思われます。通院して牽引治療に投薬、あと体操程度の軽いリハビリ
ですぐに完治できると思います。ただ、しばらくは安静にしておかないと悪化して椎間板ヘルニアや坐骨神経痛になったり、
そこまでいかなくても痛みが慢性化したりする恐れがあるので気をつけてください」
淳五郎「よかったなあ、たいしたことなくて。お父さんも立ち仕事だから経験あるよ。みんなに迷惑かけたと思ってるなら
今はしっかり休んで絶対に無理しないことだな」
好子「お父さんの言う通りよ、今は休むことが仕事だと思って」
優花里「うん…」
それが原因で戦車道やめちゃった子が何人かいて…」
沙織「心配だね…」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
数日後…
優花里「いやあ、ご心配をおかけしました」
みほ「もう大丈夫なの?」
優花里「ええ、大丈夫です。まだ通院して薬ももらってますが、腰痛バンドを巻いてれば
力仕事もできるようになりました」
沙織「無理しないでね」
優花里「はい!絶対に無理しないでこれ以上ご迷惑をお掛けしないようにしますから!」
桃「では本日はこれで終了!各自後片付けをして解散!」
一同「お疲れさまでした!」
みほ「優花里さん、ちょっといいかな?」
優花里「はい、なんでしょうか?」
みほ「その…、踏んであげようか?」
優花里「えっ」
お父さんすごく喜んでくれて…」
優花里「いいんですか!?お風呂上がりとかに両親ぬ踏んでもらってたりしてたんですが
西住殿に踏んでもらえるなんて!」
みほ「うん、上手くできるといいんだけど…」
優花里「はい!よろしくお願いします!」
みほ「えいっ」
ギュっ
優花里「はうっ!」
みほ「あっごめん!痛かった?」
優花里「い、いえ、痛かったけどそれ以上に気持ちよかったというか…」
みほ「懐かしいなあ、お父さんもそう言ってたよ。『痛いけど気持ちいい』って」
飛び降りたらお父さん骨折してそのまま入院しちゃって、あの時は2人ともお母さんにめちゃくちゃ
怒られたっけ」
優花里「あの…、お手柔らかにお願いします…」
杏(あれ?あそこ空き教室だったよね?人の気配がするけど、誰かまだ残ってるのかな?)
優花里「あふぅっ!」
杏(え?)
優花里「ごっ…ごめんなさい!でも気持ちよくて声が出ちゃって…」
杏(え…えええ!?)
みほ「えいっ」
ギシっ
優花里「あんっ♡」
杏(ちょ…ちょっと待ってよ…)
優花里「はい!それが!それがいいのぉぉぉ!」
ギシギシギシギシギシ
優花里「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
杏(うわぁ…うわぁ…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
優花里「西住殿、すごくよかったです…♡」
みほ「うん、私も優花里さんに喜んでもらえてすごく…あっ」
優花里「あっ」
杏「…」
あたし、こういうのには偏見ないつもりだし。でも、校内でヤるのはモラル上どうかなーって
気もするんだけど…、ま…まあ2人ともほどほどにね。あは…あははは…」
みほ「ああっ!待って!」
優花里「完全に誤解されましたね…」
みほ「どうしよう…」
ノンナ「んほぉぉぉ!」
カチューシャ「ノンナ!しっかりして!ノンナ!」
ニーナ「副隊長、どうしたんだ?」
アリーナ「ああ、いつものように隊長を肩車しようとしたら腰がゴキっと…」
クラーラ「周りに音が聞こえましたからねえ」
ノンナ「おおお…、こ…これは帰りに接骨院に寄らないと…」
クラーラ「いや、これは接骨院より形成外科で診てもらったほうが…」
カチューシャ「クラーラの言う通りよ!誰かおうちの人に保険証持ってきてもらって!」
ノンナ「こんな所で…こんな所で立ち止まるわけにはいかないのです…、同志カチューシャを肩車するという栄光を…、
他の誰かに渡すわけには…、特に、特にあんな若白髪の催眠ハンバーグワニなんかに!」
カチューシャ「あの時のことをそこまで気にしてたなんて…」
まほ「エリカ、どうした?突然恐い顔して」
エリカ「いえ、どこかで誰かがすごく無礼なことを言ってるような気がして…」
終
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