前作です
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よろしくお願いしマウス
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メグミ「今度の先輩の結婚式、準備はどう?」
ルミ「もちろん!完璧よ!」パチーン!
アズミ「私達が大学に入った頃からお世話になった先輩の門出だもの、しっかり祝わなくっちゃね」
メグミ・アズミ・ルミ「「「 私達の 『てんとう虫のバミューダ』 で!! 」」」
愛里寿「三人とも、ちょっといい?」
メグミ「隊長どうしました?」
愛里寿「『月刊 戦車道』の特集で私達が採りあげられる事になって、その撮影があるんだけど」
アズミ「それで、その撮影とはいうのは?」
愛里寿「うん、この日なんだけど…」
ルミ「うげっ!こ、この日は…」
愛里寿「どうかしたの?」
愛里寿「…結婚式か」
メグミ「撮影を他の日に変更はできないんですか?」
愛里寿「出版社の方もこの日ではないと…って話みたい」
アズミ「私達にとっても、この日だけはどうしても…」
ルミ「隊長に出会う前からお世話になっていた方なんです!」
愛里寿「うん…そうだよね…わかる」
メグミ「申し訳ありません…」
愛里寿「…そうだ」
アズミ「隊長?」
愛里寿「私に良い考えがある」
ルミ「は、はぁ?」
…
……
………
― 大洗女学園
愛里寿「…というわけで、中隊長の代役をお願いしたいんですが」
杏「えー」
桃「と、唐突だな」
ルミ「えーと、つまり…」
アズミ「私達の代理を…」
メグミ「この方たちに?」
愛里寿「うん、正確にはこちらの生徒会の協力で学校の中から代役を選ぶの」
メグミ「だ、大丈夫なんでしょうか?」
愛里寿「角谷会長の手腕は、前回の高校選抜代役の時に見せてもらったから心配ない」
柚子「あ、あの…私達の方の都合は…」
杏「うん、いーよー」
桃「よろしいのですか?会長」
杏「だってさー、島田ちゃんには前回、お世話になったし」
柚子「そうですね」
杏「人数も、この三人だけなら、チャッチャと終わるって」
杏「それにー、せっかく頼られたのに、無下に帰すなんて事、小山もかーしまもしたくないでしょ」
桃「ま、まぁ…」
柚子「ふふっ、じゃあ皆の名簿持ってきますね」
愛里寿「ありがとうございます」
杏「ただ、私達だけじゃ中隊長の三人の事わからないから一緒に探すの協力してくださいねー」
メグミ「よろしくお願いします」
アズミ「助かります」
ルミ「頼りにさせてもらいます!」パチーン!
メグミ「うーん…」
アズミ「誰を…」
ルミ「選ぶべきか…」
柚子「そんなに、しかめっ面して選ばなくても…」
杏「そーそー、名簿見て、これだ!って思った人で大丈夫だからさー」
ルミ「え、ええ~、そんなノリと勢いの学校みたいな感じでいいんですか?」
愛里寿「うん、私もドアを開けたら、いきなり継続高校の代役やらされたし」
アズミ「隊長が…」
桃「ま、まぁ…ウチのメンバーは優秀だからな、ある程度の無茶振りでも対応できるはずだ」
メグミ「あの…、それでしたら私が気になったのは、この子なんですけど…」
杏「どれどれ」
桃「なるほど…」
柚子「うん、いいと思うわよ」
杏「んじゃ!皆で行って検証しよっか!!」
…
………
― 戦車倉庫 ウサギさんチーム
杏「やっほー」
梓「生徒会の皆さんと…」
桂利奈「愛里寿だー!!」
愛里寿「どうも」ペコリ
あゆみ「どうしたんですか?、大勢で来るなんて」
優季「もしかしてぇ」
あや「私達、またなにかやらかしちゃいましたか…?」
柚子「違うのよ、実は代役のお願いでね」
梓「!!」ガタッ!
杏「はい、澤ちゃん、ステイステイ、今回は西住ちゃんじゃないから」
梓「そうなんですか…」ショボーン
桃「がっかりしすぎだろ…」
続きを待っていたんだよ(歓喜)
愛里寿「今回は、この三人…中隊長の代役を探しているの」
あや「そうなんだ」
優季「てっきり愛里寿の代役かと思ったぁ~」
桂利奈「で、このお姉さん達なの?」
メグミ「直接話すのは始めてになるわね、私はメグミ」
アズミ「アズミよ」
ルミ「ルミだ!」パチーン!
梓「それで、代役と言うのは?」
メグミ「ええ、私の代役をね…」
メグミ「貴女にお願いしたいのよ」
あゆみ「ええっ!?、わ、私?」
あゆみ「あ、あの!なんで私が!?」
メグミ「んー、名簿見せてもらってね、M3リーなんて懐かしい戦車に乗ってる子達がいるから気になって」
梓「M3リーに乗ってたんですか?」
メグミ「ええ、私はサンダース出身よ」
桂利奈「ケイさんの先輩だぁ」
優季「でも、サンダースっぽくないよね」
メグミ「よ、よく言われるわ…サンダースのイメージってどんななの…」
あや「えっと…会話に英語が混ざってたり…」
優季「ガムを普段から噛んでいたり…」
桂利奈「あと!盗聴とかしそう!!」
メグミ「最後のはちょっと…」
あゆみ「話が逸れているんですけど…」
メグミ「あ!ごめんなさいね、メンバーの中で雰囲気が近いなぁってのが貴女…ううん、あゆみちゃんだと思ったのよ」
あゆみ「私が…」
優季「あゆみも代役面白そう!って言ってたしやってみなよぉ」
桂利奈「私も似合うと思う!」
紗希「……」コクコク
あや「紗希もああ言ってるし、やりなよー」
あゆみ「ええ…だって、私…メグミさんみたいにおしとやかじゃないし…」
メグミ「そんなことないわよ」ニコ
あゆみ「髪だってボサボサだし…左衛門佐先輩みたいな綺麗なストレートじゃないから」
メグミ「ブラッシングして整えてあげるわよ」ニコ
あゆみ「うう…」
愛里寿「山郷先輩、お願いします」
あゆみ「あ、愛里寿まで…」
杏「ありゃー山郷ちゃん、後輩に頼まれちゃったよーどうするー?」ニヤニヤ
あゆみ「わかりましたよ!やります!!」
メグミ「あゆみちゃん、ありがとう!」
杏「よーし!かーしま、小山ー、山郷ちゃんを戦車服にお着替えさせるよー」
あゆみ「ええ!?、もう着替えるんですか?」
柚子「ええ、着せてみないと分からないとこもあるしね」
桃「さぁ、とっとと着替えてこい」
あゆみ「ふぇぇ…」
梓「あゆみ」
あゆみ「梓?」
梓「着替えで誰も見てないからって、服の匂い嗅ぎすぎちゃダメだよ」
あゆみ「しないよ!!」
…
………
あゆみ(大学戦車服)「あ、あの…どうでしょうか…///」
メグミ「とっても似合っているわよ」(高1の子なのに…)
アズミ「ええ、ホントね」(スタイルいいわね…)
ルミ「…くっ」(…くっ)
あゆみ「うう…いざ着てみると恥ずかしいなぁ…」
桂利奈「あゆみ、かっこいー!!」
あゆみ「そ、そうかな…」テレテレ
優季「こういうのぉ、『まごにも衣装』って言うんだよねぇ」
あや「孫?」
あゆみ「私、おばあちゃんいないよ」
あや「んじゃ、麻子?」
優季「それじゃ、冷泉先輩だよぉ」
愛里寿「正確には『馬子にも衣装』です」
梓「さすが、愛里寿だね」
桂利奈「あったまいー!!」
桃「大丈夫か?ウチの一年は…」
メグミ「じゃあ、髪を整えましょうか、あゆみちゃんそこに座ってね」ニコリ
あゆみ「は、はい!よろしくお願いします!!」
あゆみ「……」ドキドキ (綺麗な人だなぁ…お姉ちゃんとはちがう感じ…)
メグミ「ボサボサなんて言ってたけど、全然!良い髪質じゃないの」
あゆみ「そんなことないです…」 (成人だから…私より5才くらい年上かな…)
メグミ「そうだ、ヘアオイルもあるから使ってみる?」
あゆみ「はい」 (綺麗なだけじゃなくて、戦車道も強いし…)
メグミ「取ってくるから、ちょっと待っててね」
あゆみ「はい」 (私も戦車道、続けてたらこんな風になれるのかな…)
あゆみ「……」キョロキョロ
あゆみ「……」ドキドキ
クン…
あゆみ「香水の匂いがする…」
梓「……」ジーッ
あゆみ「!!あ、梓…」
梓「……」ニヤニヤ
あゆみ「ち、違うの!!これは!!その…」
梓「……」ウンウン
あゆみ「~~~~ッッッ!!////」カァァ…
メグミ「おまたせ、うん?どうしたの、あゆみちゃん?」
あゆみ「な、なんでもないです///」
梓「もう、あゆみったら…」
あゆみ「うるさい!!」
梓「フフフ…あゆみも…」
あゆみ「うるさい!うるさい!!」
メグミ「??」
紗希「……」
紗希「……」キョロキョロ
紗希「!!」ピコーン!!
紗希「……」クイクイ
杏「ん?どったの、丸山ちゃん」
紗希「…あや」
桃「大野がどうかしたか?」
紗希「……」ユビサシー
柚子「えーと…!!ああ!!」
杏「おお!!」
桃「でかしたぞ!丸山!!おーい!!大野こっちへ来い!!」
あや「なんですかー?」
杏「ルミさんと並んでみてくんないかな?」
ルミ「私と?」
あや「私がですか?」
全員『これだぁー!!』
アズミ「ルミ、そっくりじゃない」
梓「うん!あやもイケるよ!!」
ルミ「そ、そうなのか?」
あや「そうなんでしょうか?」
杏「メガネも似ているし」
ルミ「ま、まぁ…」
あや「そうですね…」
桃「体型も近いしな」
あや「わ、私、まだ成長期だし!!」
ルミ「私だって!!」
アズミ「それはない」
柚子「あとは…性格というかキャラクターかしらね?」
愛里寿「ルミは『メガネの面白い人』です」
ルミ「た、隊長…私をそんな風に…」
梓「あやも『メガネの変わり者』です!!」
あや「ちょっと!梓ひどい!!」
杏「というわけで、大野ちゃんお着替えよろしくー」ニヤニヤ
あや「ええ~」
…
………
あや(大学戦車服)「着替えてきました…」
杏「おー、バッチリだねー」
アズミ「ええ、そっくりですね」
あや「あ、あの…」
杏「なにかな?」
あや「ルミさんはショートヘアなんですけど…私とは髪型が…」
杏「あー」
桃「髪の長さか…」
アズミ「んー、それなら心配いらないわよ」
あや「まさか!?カットするとかじゃ…」
メグミ「そんなことしなくても大丈夫よ」
ルミ「メグミ、そっちは終わったの?」
メグミ「ええ、バッチリよ」グッ!
あゆみ(ストレートヘア)「えへへ…///」
桂利奈「あゆみ綺麗ー!!」
メグミ「あやちゃんの髪をまとめて…」クシクシ
あや「よ、よろしくお願いします」
メグミ「今回はシニヨン(お団子)にして…」ヨリヨリ
あや「うわぁ…すごい手馴れている…」
あゆみ「でしょ!でしょ!!メグミさんって凄いよね!!」
あや「あゆみ…興奮しすぎだよ」
メグミ「うふふ…最後に、ルミ」
ルミ「ホイ来た!」パチーン!
メグミ「大きめのベレー帽で隠せば…」ポフン
あや「ショートヘアーだ…」
杏「うん!!文句なしに『アルミ』ちゃんだね!!」
あや「あ、アルミぃ?」
杏「うん、『ルミ』さんの代役の『あや』ちゃんだから『アルミ』」
あや「……」
ルミ「じゃ!アルミちゃん!!あとは指鳴らしをマスターすれば完璧ね!!」パチーン!
あや「お手柔らかにお願いします…」
桃「これで、残りは一人ですね」
杏「いっそ、このままウサギちゃんから選ぼっか?」
柚子「会長、最後だからって適当にしないでください!!」
アズミ「私の代役を残りのこの中から…?」
優季「うっふ~ん」
桂利奈「あいーん」
紗希「……」
梓「あ、私は西住隊長以外はしないです」
杏「うん!!ごめんね!!ちゃんと考えよう!!」
アズミ「お願いします…」
杏「アズミさんの特徴かぁ…」
愛里寿「『エロそう』ですかね」
アズミ「隊長…そんな身も蓋もない言い方…」
梓「ウチの学校で大人びたエロさというと…」
あゆみ「ぴよたん先輩とか!エロそう!!」
杏「ぴよちゃんは、前回に手伝ってもらったからダメー」
柚子「そんなルールなんですか?」
メグミ「あと、アズミはベレー帽をしないから髪の長さも近くでないと…」
あや「ウェーブのかかった長くないヘアーで…」
優季「目がうっとりしていて…」
桂利奈「エロそうな人!!」
杏「う~ん…誰かいるかなー」
柚子「秋山さんとか…」
桃「……」
桃「あの…」
杏「ん、かーしま?」
桃「私に思い当たる人物がいるんですが…」
杏「おー、じゃ、かーしまのお眼鏡に適った人ってのを見に行こうか!!」
柚子「それじゃ、代役の山郷さんと大野さんも一緒にお願いね」
今回はここまでとなります
続きは不定期になりますが投下させてもらいます
よろしくお願いします
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