元ネタはあるフリーソフト
空に光の矢が走り、海面すれすれを飛んできたミサイル‘17式艦対艦誘導弾’に突き刺さり、すべてをただの破片に変えていった
「自衛隊ミサイル全弾撃墜しました」
「……ふぅ、これであちらはこちらのレーザーによるミサイル撃墜処理可能数が判明したはず。次は本気で来るぞ」
「しかし、残る6隻に詰まれた対艦攻撃可能なミサイル数でしたら、すべてこちらでも対処できますが?」
「あの‘アーセナルシップ’打撃護衛艦にはアメリカから譲り受けたシーランスも搭載されている……そう見た場合を考えるとな」
「ならヘリコ搭載のレーザーとレールガンも動員すれば600はいけるはずです」
「相手が6隻だけならな。イージスアショアのそれもSM-3以外にシステムを組み込んでいるとすれば、陸地からトマホークに12式地対艦誘導弾」
「艦長、ミサイルだけでなく下も気をつけないとな。『ずいほう』型潜水艦に、消息不明なコードサブマリン『707R』。これらすべてが一斉に来るなら、いかに空気に乗り動けるとはいえ対応できん」
「そうだ。本艦の敗北は決定的だ。あとは黒幕様が逃げられるように時間稼ぎするだけ。それぐらいだ。やはり参謀が指摘したように、平行世界のごたごたに介入すべきではなかったのか?」
「結局、こちらに来た意味は」
唐突にピーという連続音が響く
「ついに来たか……いや違う。ひぃふぅみぃ……水上艦の数が増えただと!?」
「馬鹿な!松型に若葉型以外この海域に近づける艦など」
「測定出ます。‘伊吹’‘鞍馬’‘ゆきかぜ’‘かみかぜ’…」
「伊吹型にゆきかぜ型が間に合ったのか。対空レーザーの出力をあげろ!やつらのレールガンは本艦の装備をしても驚異だ!」
「待ってください。まだ大型の……300m以上!?」
「300だとぅ!?そんな艦が平行世界日本のどこにいたというのだ?」
彼等は知らない。その艦こそ、彼等と同じかつての「日本」の名を受け継ぎ背負っていることを
そう「大和」の名前を
唯「ココア汁粉はおいしかったけど、決戦しるこ?あれってお茶にうどん゛入っているだけだったよね」
千枝「本来なら氷餅と葛粉が入ったのがいいんですけど、幸子さんが『フフーン。カワイイボクとしては甘くない汁粉も味わってみたいです』といってましたから…」
唯「言い出しっぺが悶絶してたけどねー☆」
千枝「では、今回はうどんを使った」
最上静香「うどんと聞いて」ズサー
春日未来「はーい。静香ちゃん、撤収するよ!」テテテ
唯「??」クビカシゲー
千枝「え、えっと、続けますね」
唯「へー、ぺらぺらしてるんだね」フリフリ
千枝「まずうどんを水にしばらく浸して戻し」
こずえ「ふぁー、たいむくろっく」ボワワ
千枝「あっという間に戻りましたので、これを一口大に切って水気を取り、油でからっと揚げます」ジュー
唯「水で戻さないとどうなるのかな☆」
千枝「一応、そのまま油で揚げて塩とカレー粉をかけたのを用意しましたが、あちらで麗奈さんが歯を痛そうにしていますよ」
唯「おっけー。間違っても食べないでおくね☆」
千枝「で、揚げたうどんにまんべんなく砂糖蜜、大学芋のタレですか?を絡めます」
千枝「また、揚げずに黄粉と砂糖をまぶすだけでも、あべかわ風のうどんのできあがりです」
唯「あ、テロップが。何々『やせうま』って地方で呼んでいる場合も。だって」
唯「ならゆいはお汁粉を入れるね」ドボドボ
千枝「あ、たしかそれは『あずきおふと』といって東北や朝鮮半島で食べられていると……えっと『提督の食卓和菓子鎮守府』にありますね」
千枝「では続いて、今度は冷たいたうどんスイーツをご紹介しますね」
かな子「何か食べられると聞いて」ワクワク
愛梨「スイーツと聞きまして」ワクワク
志保「パフェじゃないけどね」ワクワク
千枝「き、緊張しますね。えっと、さっきの小さく切ったうどんを、みかん汁を入れて溶かした寒天に入れます」
千枝「同じように生の蜜柑とうどんを甘いゼラチンで固めて冷やしますと、夏にぴったりのうどん寒天もしくはうどんプリンのできあがりです」
かな子「おいしいから二つ食べても大丈夫だよ」パクパク
唯「うどんはちょっとやわらかい方がゆいは好きだな」パクパク
千枝「いかがでしたでしょうか?千枝、まだ子供ですからこれぐらいしかできませんけど、頑張りました」ブイ
唯「千枝ちゃん、それ人のネタだよ☆」
芳乃「乾麺麭の小倉煮は上々なのでしてー。それにー、カニヤのねーびーかんぱんはー、いつもの三立のとは違いましてー」パクパク
茄子「芳乃ちゃん!それさっき撮った次回放送分の残り!」アセアセ
千枝「」
唯「」アワアワ
オツカレダカラヌギマスネ
ファー
デシテー
千枝「……」
唯「千枝ちゃん、大丈夫?やっぱりみんながいると騒がしかったかな?」
千枝「……す」
唯「す?」
千枝「す……すーっごく緊張しました。それに一気に三本撮るなんて初めてです。えっと、初めてってことはこれで千枝は大人の階段を登れましたか?」
唯「あはは、まだそこまでは早いけど、テレビ慣れするのはいいことだって☆」
千枝「はいっ!千枝、頑張りま」
唯「ストップ」
唯「たっだいまー!」
千枝「ただいま戻りました」
小梅「あ、お……おかえり」
乃々「む、むーりぃー」
まゆ「まゆはおいしくないですまゆはたべられないですまゆにとりついてもふべんなだけです」
唯「あれ?どったの?」パタパタ
千枝「皆さん、何かに怯えて」パタパタ
ぽわっ
千枝「…………えっと……小梅さん。今急に出て来たこの方は……」ガタガタ
唯「ひょっとしてまたかなー」ブルブル
小梅「うん。電車に乗ってたらついて来ちゃった」
ひぃーー!
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