卯月「ありがとうございます!島村卯月、晴れて今日から17歳になりました!」ブイッ
凛「おめでとう。これで17歳の誕生日何度目だろうね」
卯月「その手のことを考えようとすると謎の頭痛がするんですよね!」
まゆ「あのぉ……卯月ちゃんのお誕生会ならさっき事務所でみんなでお祝いしましたよねぇ?」
みく「部屋の中ギッチギチになるぐらい大勢集まってあんなに盛大にパーティーしたにゃあ!なんでみく達また捕まってるの!?」
凛「捕まえるなんて人聞きの悪い…。ただちょっとだけ足枷と革ベルトでめっちゃギッチリ椅子に固定してるだけだよ」
みく「十分すぎるわぁ。これ多分茜ちゃんでも脱出不可能にゃ!」
まゆ「さっきのパーティーじゃあ気が済まなかったんですかぁ?「みんな、私のためにこんなに集まってくれるなんて…」ってボロボロ泣いちゃってましたよね?」
卯月「ビンゴで常務がキュウレンオー当てたぐらいの頃以前の記憶がありません!」
未央「あ、さっきまでのパーティーの時はよしのんに頼んでしまむーの普段のやんちゃオーラを封印して貰ってたんだよ」
みく「珍しくただの美少女だなぁ今日の卯月チャンは。とか思ってたら」
まゆ「普段から卯月ちゃん沈静化結界張ってくださいよぉ」
凛「ああ、私もそう思って頼んでみたんだけどさ」
未央「お腹がへるのですー、だってさ」
みく「歌舞伎揚げいくらでも御馳走するにゃ!」
卯月「さぁ、盛り上がってきたところで始めましょうか!惨劇の幕は上がりましたよ!」
まゆ「ご本人自ら惨劇とか言っちゃいましたねぇ」
みく「嗚呼…またあの悪夢の儀式が始まるんだ…今度は何?ロシアンおでん?それともロシアン寿司?」
未央「あらら、始まる前からみくにゃんのハイライト無くなっちゃった」
凛「卯月の誕生日にそんな変なことする訳ないでしょ?普通にみんなでケーキ食べようってだけだよ」
まゆ「ケーキですか?…刑機ってオチじゃあないですよね?」
未央「疑り深いなぁ。ケーキはケーキだよ。女の子ならみんな大好き甘くて蕩ける魅惑のスイーツだよ!」
卯月「まあ結局ロシアンですけどね!」
みく「ほれ見たことかぁー!!」
まゆ「お家帰してくださいー!まゆはPさんのお嫁になるまで力尽きる訳にいかないんですー!」
みく「卯月チャンの破壊衝動を鎮めるための儀式でしかないよね!?そしてみく達はただの生贄だよね!?」
まゆ「すんすん…どうしてまゆは、いつもいつもこんな簡単に騙されて捕まってしまうんでしょう…」
未央「まゆちゃんってしっかり者で抜け目無さそうに見えるけど実際「そう見えるだけ」だよねぇ」
まゆ「まゆぱんちっ!」シュッ
未央「あたっ」
卯月「じゃあ早速ケーキを持ってきてもらいましょう!島村卯月、地味に飢えてます!」
みく「パーティーであれだけ大量の食べ物があったのに」
凛「実際みちるとかな子に大半食べられてたもんね」
未央「プロデューサーが作ってくれた等身大しまむーケーキも345プロが誇る甘党ズにあっという間に貪り尽されちゃったしねぇ」
まゆ「かな子ちゃんが迷いなく頭部をもぎ取った時は胃がキュッてしましたよぉ…」
みく「里美チャンが躊躇なく脇腹に直に齧り付いたのも衝撃的だったにゃ…」
卯月「大人気でしたね!」
みく「自分の姿をしたケーキがみるみる無残な姿になっていく光景をニコニコして見てた卯月ちゃんが一番怖かったにゃ」
まゆ「あれ、本当に沈静化されていたんですよね…?」
未央「はいはーい、それじゃあケーキの前に今回のルール説明からしよっか。アシスタントさん、かもーん」パチンッ
みく「何で誕生日祝いにルールがあるのさ」
芳乃「呼ばれて飛び出てー」ピコピコ
まゆ「ああっ!予想はしてましたけどゃっぱり芳乃ちゃんです!」
凛「じゃあ芳乃。ルール説明よろしく」
芳乃「畏まりましてー」
みく「そして当たり前のようにみく達のこの状況を見ても助けてくれないにゃ!」
卯月「よくよく考えてみると芳乃ちゃんも割とアレな娘ですよね!」
芳乃「てやーっ」ビーッ
卯月「あばばばばばばばばっ」ビリビリバリビリ
芳乃「ではではー、早速ご説明させていただきますー」
凛「卯月がプスプスいってるけど起きるの待たなくていいの?」
まゆ「当たり前のようにビーム出しましたね…まぁ、もうその程度じゃ驚きませんけど」
卯月「きゅう…」
まゆ「今回もいつものロシアンスタイルですねぇ」
みく「本当に心の底から不本意だけど若干慣れてきた自分がいるにゃあ」
芳乃「各々方、お皿を選んで頂きましてー、実食となりますー」
芳乃「それを5ラウンド繰り返しますにゃー」
みく「今回も回数制限あるにゃ!しかも割と早い!そして芳乃チャンみくのアイデンティティティさらっと取らないで!」
凛「ティが多いよ、みく」
まゆ「猫キャラの芳乃ちゃん、アリかもしれませんね。よしにゃん?
みく「どうして猫キャラばっか増えるにゃあ!動物もっと他にいるでしょ!ジャンガリアンとか、ドワーフとかキャンベルとかロボロフスキーとか!」
芳乃「食べ残し、ギブアップはペナルティとなりますにゃー」
未央「大丈夫大丈夫。大袈裟に言ってるだけで命が取られる訳じゃないし。命以外は取られるけど」ハハッ
凛「ふふ、懐かしいね…。凄いときは1週間パ行しか言えなくなったもんね」
卯月「パピプペポだけで意思疎通皆無でしたもんね!プロデューサーさんとみりあちゃん以外には!」
芳乃「ではではー、説明は以上になりますにゃー」
芳乃「それでは早速ー、ケーキをお持ち致しますにゃー」ピコピコ
みく「今回はケーキかぁ…まぁ、基本甘味だから今までよりマシ…かにゃ?あと芳乃チャーン!お願いだから猫キャラはやめてぇー!勝てない!」
まゆ「みくちゃん、そんな事言うとフラグになっちゃいますよぉ…?」フッ
みく「あ、まゆチャンのハイライトも消えちゃったにゃ」
卯月「目のハイライトが消えたまゆちゃんって違和感ないですね!」
未央「いやぁ凄い光景だね。仮にも人気アイドルがこんなに揃ってるのに全員ハイライトオフなんだから」
奏「はぁい、お待ちどうさま……ってあら、スタートしてないのにもう地獄絵図?」
凛「あ、奏がアシスタントなんだ?」
卯月「ただでさえ存在がエロいのにこれまた卑猥な恰好ですね!」
奏(女医)「ふふ、プロデューサーの趣味かしら?」
まゆ「いえ、Pさんの趣味ならガーターは紫じゃなくて赤だと思いますよ?」
みく「お医者さーん。この娘おかしいです診察してくださいにゃ」
奏「残念だけど手遅れね。はい、ケーキここに置くわよ。また全員生きて会いましょう?」トテトテ
未央「はやみん、白衣似合うねぇ」
卯月「イメクラというより保険医ネタの企画モノみたいです!」
凛「それ、本人の前では絶対言っちゃ駄目だよ?」
まゆ「普通の、美味しそうなショートケーキですねぇ」
凛「うん、バターと生クリームの良い匂い」クンカクンカ
未央「いやぁ、でもどうせまた見た目や匂いじゃ判断できない仕組みになってるんだろうねぇ」
卯月「生クリームに見せかけてシェービングクリームとかでしょうか!」
凛「最低限人間の胃に消化出来て健康に影響が出ないもの、ってルールだからそこまでは酷くないと思うけど」
みく「おい、そのルールもうちょい掘り下げられなかった?緩すぎるにゃあ」
まゆ「雫ちゃんのシャツを着た藍子ちゃんぐらいゆるっゆるですねぇ」
未央「やめろぉ!あーちゃんへの悪口は許さないぞぉ!」
卯月「ミツボシのへっぽこー!」
未央「だからって私への悪口は許すって訳じゃないぞぉ!?」
凛「まぁまぁ、それじゃあケーキも運ばれてきたしちゃっちゃと選ぼうよ卯月、エロ巨乳」
卯月「はいっ!」
未央「しぶりんしぶりん、もしかしなくても今未央ちゃんの事呼んだ?」
まゆ「お胸のサイズならみくちゃんのほうがエロいと思いますよ?」
みく「ちょっ!ワザと黙ってたのに何で矛先持ってくるの!?」
卯月「抱くならみくちゃん。襲うなら未央ちゃんでしょうか!」
未央「やめろぉ!ほらほらケーキ選んで!始めるよ!」
まゆ「先手必勝。まゆの第六感がこのお皿だと言っています」スッ
凛「ほんと、見た感じ全部同じだね…じゃ、私これ」スッ
みく「んじゃコレにゃ!今回こそ不敗神話を築いてみせるにゃあ…!」スッ
未央「じゃあこっち。うーん、本当に普通のケーキだね」スッ
卯月「ノーコンティニューでクリアしてみせます!」ムンズッ
未央「はい全員取ったねー。じゃあ、せーの、で同時に食べるよー?」
凛「せぇー」
みく「のぉーっ」
パクッ
まぁ、ある意味ウチの島村さんはこのシリーズが代名詞なのかもオヤスミー
タイトルで分かると言うか、万に一つでもお前じゃなかったらどうしようとか思った。
おまおれ
雫のシャツ着た藍子ください……きらりのシャツ着た薫でも可
アニメで熊本弁を理解して以来、マルチンガル扱いですから……多分、モビルスーツ語も理解できたかと
アッガイ
コルレル
卯月が楽しそうでなにより
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